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タイトルが面白かったので手に取った1冊。「どういう人がオッサンか」という特徴を捉えるという点では、「あるある!」とか「げっ! 自分もオッサン的兆候ある?」とか頷きながら読むことができた。オッサンの分析として的を得ていたと思う。
だが、読み進めるに従って僕に取ってはかなり退屈な1冊に感じられたのも事実。というのは、オッサンの傾向は、パターンとしてそこまで多くないように感じたから。実際は細分化された記述だったとしても、「これ、さっきも読んだような」というデジャブを感じたのだ。
著者が哲学者ということもあり、有名な哲学者の言葉を当てはめながらオッサンを解説して行くのだが、そんなに広がらないものを哲学に結びつけて無理矢理広げようとしている悪あがきのように見えてしまったのだ。
内容よりも、本の構成に疑問を感じる1冊でした。極端に言えば、目次だけ読めばそれでいいような気がする。
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【概要】
世の中で曖昧に定義された「オッサン」を明確に定義。
ひとつひとつの「オッサン」要素に心当たりのある人へのアドバイスがついています。
更に、巻頭には「オッサンテスト」巻末には「若者によるオッサンらしさアンケート回答一覧」があって、自分がオッサンか否かがまるわかりです。
【活かせる点】
今後は「オッサンらしさ」に遭遇しても、少しは優しい目で見られそうです(笑)
特徴的な行動→アドバイス、という構成なんで、正直「だからなんなんだ…」という気持ちにはなりますが。
「オッサン=疎まれる存在」という国民感情(?)を前提に書かれているので、「なぜオッサンではいけないのか」が明確ではないのがちょいと残念でした。
この本曰く、「オッサンは自分がオッサンだと気づかない」とあるので、読むべきリアルな「オッサン」がこの本を手に取る可能性は低そうな…?
(あっき)
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哲学者が何を言っていようとも
オッサン云々より人として
周りに邪魔臭く思われないために
自分が何をしているか振り返る
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30代後半以降の男性にお薦めする。
自分がどれくらい当てはまってるかなと期待しながら読むと、かなり面白い。
人生の負に感じていることを、真剣に言い訳しようとすればするほど、オッサンになっていくみたいです。
これを読んで感じたのは、無理に若者に合わせて、言葉を変えたり、歌を知る必要は全くない。
主は、「~なう」が苦手です・・・(- -;)
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面白い。オッサンに対して理解できなかった行動なんかを哲学的・心理学的立場から分析、データ化。だからなのか、って思うと付き合い方にも余裕が出てきそう。また「おばさん」におきかえて考えると、将来気をつけたいなって思えたり。。
周りのオッサン方にぜひ読んでもらいたい。
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[ 内容 ]
自分まだ若い。
そう思っていたのに、無意識のうちに独り言が多くなっている。
他人をじっと見てしまっている。
それはオッサン化の兆候だ。
「ああなりたくはない」と思っていたオッサンに、自分がなろうとしているのである。
が、絶望することはない。
年齢を重ねてオッサンになることは、人生で一度きりの貴重な経験なのだ。
「オッサンくささ」の原因がわかれば対処法・治療法も見えてくる。
そのために、哲学的・心理学的に分析しておくことが肝要だ。
古今東西の哲学者・思想家の説を引きながら、オッサン化の傾向と対策を考える。
[ 目次 ]
第1章 オッサンの兆候―こうなってきたら要注意
第2章 オッサンの様々な周期―気分の浮き沈みをコントロールせよ
第3章 オッサンの驚くべき法則―これを知れば自分を変えられる
第4章 オッサンのどん詰まりと憂うつ―いかにして迷路かも脱出するか
第5章 オッサンの老化現象―最近、歳をとってきたと思いはじめるとき
第6章 オッサンの明るい未来―こんな性格とはおさらばだ
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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読了。購入本。
オッサンなる人、ならない人。
もうやめて!あなたのライフはゼロよ!
ってな具合です。
オッサンになると政治・経済・歴史に興味をもつ...orz
若い人は内に興味を持ち、オッサンは外に興味をもつ。
あぁわかるわぁ、ものすごいわかるわぁ、OK受け入れるわ。
私はどちらかというと、「こうなりたい」と思うよりは、「こうなりたくない」と思う側で生息していたつもりなので、あざやかにサッっとオッサン化を躱せると思ってたんですけどねw
昔、この年になると凝り固まっちゃってそう簡単に変えられないと放言している人がいて、何言っちゃってるのかしらこの人、受け入れるべきは受け入れるしかないでしょう。とか思ってましたが、自分が“この年になると凝り固まってそう簡単に変えられない”ということを理解しているだけでもこの人はまだましなのではないか、気づかない人よりはよっぽど見込みがあったのではないかと今となっては思うわけです。
それでもそれを変えられないのであれば意味がないということにもなったりするんですけどね。
まぁそこが人それぞれの限界といいましょうか。
変えられたらいいんですけどね。変えることが難しいからオッサンということも言えたりします。
そんでもって、
こちらの本のオッサンの定義はこっちはわかるけど、これはわからん。ってな具合になる。けれど、これすべてが当てはまるからオッサンというわけではなく、オッサンにも段階あるいは種類があると仮定すると、人によってはこっちはないわ、でもこれはわかる。ってな具合になるのでしょうねぇ。そのうち両方分かってしまうのかもしれないが。
そして、十分オッサン思考にも関わらず全部ないとか言っちゃう人はいるのかもしれない。
いるだろうねぇ。
ふぅ一気に読んだ。
この本、さっくり読めるから読むなら一日で読んだほうがいいですよ。
わざわざ翌日まで引っ張ることはないです。
さっくり読んであぁぁ…と思って受け入れてしまえばいいのです。肯定してしまえばいいのです。
昔V.E.フランクルの「それでも人生にイエスと言う」という本を読んですっかり感銘を受けたので以外とすんなり受け入れますよ。
受け入れた上でさてどうするの?ってところでしょうか。
この本ダメな人にはだめでしょうね。
私は面白かったですけども。
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タイトルのままの本です。オッサンによく見られる行動の一つ一つについて考察してあり、とても楽しく読むことができます。悪ふざけではなく、大まじめに、オッサンの行動を分析していますので、オッサンも若者も(こういう表現がすでにオッサンか)読んでみてください。
この本を読めば、いつでも周りの目を気にして、しっかりとした身なりや行動をし、無理をしない自分らしい生き方をすることが大事だと分かると思います。
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読みたながら、自分に当てはまるところが多々見られショック。自分も確実に「オッサン」に近づきつつあると思いながら、ああ、電車の中にこんな「オッサン」いてうざいよなあと思った。
ケーススタディーのようなもので、事象を挙げてなぜそうなるかを述べ、その後に哲学や昔の偉人はこう言ったものだといったようなことが述べられている。
面白かったというよりも、気をつけようと思った。
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「オッサンになる兆候」とはどんなものか、そこにちょっと心理学的・哲学的な解説を加える。ちなみに「オッサン」は「オバサン」に読み替えることもできそうw。下記、抜粋…「自己アピールしすぎて嫌われる」「失った時間の大きさに愕然とする」「政治・経済などに興味が向かい、自分が見えなくなる。」「自分がオッサンであることに気付かない」「人のいうことをまず、否定する」「過去の栄光を語り始める」「体当たりしてくる」「しばし、人生に絶望する」「不健康を自慢する」「老けてきたことを力強く語る」…藪蛇ってもんですn(^-^)
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独り言が多いとか過去の栄光を語るとか、オッサンの行動思考を哲学的に解を示す。
該当項目がやたら多いので私も充分にオッサンであることを認識できた次第。
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若者のオッサンに対するイメージのアンケート結果を元に、オッサンの行動を様々なパターンに分けて哲学的な視点で考察する。各パターンに対する処方箋付き。
自分も年齢的にはオッサンであり、残念ながらこの本に書かれている行動もいくつか該当する。充分気を付けているつもりだが、無意識にやってしまっていることがあった。「あれ、それ、が多くなる」「失った時間の大きさに愕然とする」「人との付き合いが面倒」「また今度と物事を先延ばし」「瞬時に記憶喪失」等、読んでいてなるほどと思うことも多かった。オッサンにならないための処方箋もあって、多少参考にはなるが、どんなに対策してもオッサンの壁がある。(若者もいずれは直面する壁である)加齢には勝てないのだから、嫌われるオッサンにならないように、愛されるオッサンを目指すのが健全ではないかと思った。
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結構、該当する項目がありビクビクしながら読みました。,脱オッサンは、秘訣は、,・自分がオッサンであることを自覚すること,・目下の者を育て、謙虚に意見を取り入れること,・燃えるような情熱を持つこと,とあります。,,著者の専門領域である哲学の脱オッサン指南が絡められていて、やや強引でしたが楽しめました。,,図書館で借りました。