投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
人物描写がイマイチだけど、犯してしまった罪の重さと、
人生を変えてしまった周囲の人々への思いをずっしりと感じとれる。下巻はやや説明に走り過ぎて、内容が重いというより、漫画としての読みやすさ・軽快さが欠けていたように思う。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
長ぇ…。
もう中巻以降は50ページずつ飛ばし読みしましたけどね(笑)
1コマで済む描写を何ページに渡って描くんだ?
そして話自体も全然進まない。
自首する?死んじゃう?を繰り返すだけ。
ていうかそれが全て。
ちょっと出ただけの脇役キャラの人生を振り返りだしたので何かの伏線かな?と思いきやそれっきり。
意味なくただ描いただけかよ!
ストーリーというより作者が自己陶酔しながら筆を進めてる感じでした。
よくこんな連載続いたな。
1巻のページ数が多いから、普通のサイズなら7、8巻分はあるよ。
主人公がクズすぎてめんどくさすぎる。
相方も全肯定キャラだったのにめんどくさがり出す始末…。ただの泥沼。
お金が湧いてくる設定ずるいなーと思ってたら財布を捨てだしたので、「おっいいね」と思ったらすぐお兄さん呼んで解決しちゃうし。
実は頭が良いギャルも別に何の活躍もしなかった・・・。
無駄に登場人物同士に繋がりがあるのですが、特に話上重要ではない。
ほんとなんなの。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
痛い、重い、救いが無い上巻。
最後、「殺させた女」が走る1ページが、どろどろした空気のなかで際立って美しく爽快で、
それが周りを魅了したのだということが腑に落ちます。
一気に全3巻読みきりましたが、再び読むには気力が要ります。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
衝撃的。レズビアンだとか殺人だとかは単なる小道具とか状況なのでその点ではなくて、主人公ふたりの心の通わせかた、通ったと思ったら拒絶したり、惚れていたはずなのに心底見損なったり、という心の動きをここまで書き上げられる人がいるんだ…ということに。
肉筆、ということばがぴったりな作者の画力やタッチもすごい。
ここまで絵に惹かれたのは、立松和平の絵本『海のいのち』以来。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
重い。痛い。
本書で扱われるテーマはシビア。けっして報われない絶望的な恋、同性愛、そして殺人。
私が好きなら夫を殺してという懇願を受けてそれを実行した女と、それを教唆した女の出口の見えない逃避行。生身の感情を剥き出す表情にがつんと胸を打たれる。好きな人を守りたいと願うのは誰もが抱く普遍的な感情だが、その見返りを求めてしまうのもまた人の哀しさ。
逃避行を続けるヒロインたちが出会う人々が背負った人生やドラマにも感情移入。特に印象に残ったのは誤って子供を死なせてしまった母親の話。
最後まで母親であった彼女の哀しくも強い決意に涙が零れました。
と本編はシリアスで読んでるとどっと疲れるんですが、第10話はホームドラマ風の心温まる話。
「よその男とつくった孫よりオレとかーちゃんでつくったお前のほうが可愛いからよ!」
この台詞に出会えただけでああ、得したなあと思えました。
総括するとあれです、尽くす女ってなんて愛しくて哀しい生き物……ってかんじです。二人の行く末が気になります。
それにしてもこれを22歳が描いたなんて凄いなあ……凄い才能だ。