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くだらないこともここまでやったらすばらしい
まさに脱力系の極みです。
たまにはさくらももこを読まないとね。
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■なぜ 焼きそばなのか
「・・・植田さん、思い切ってTBSを辞めて、バリでヤキソバ屋でも
開いた方が幸せかもね」とさくらももこがつぶやいたから。
■なぜ うえださんなのか
「植田さんのどうにもならない人生の呪縛を捨ててヤキソバ屋を
開いた方が幸せになれると、男子の会で意見が一致したから」
■なぜ バリなのか
「バリだと50万円もあればヤキソバ屋の店をだせるから」
■そもそも 男子の会って何
「小学校の男子レベルのくだらない話を延々喋る会」
そんな会のメンバーに望まなくとも指名され、さくらももこから
男子の会のバッジを配られた男たちの運命は?いかに
そして、無事焼きそばやの開店となるのか?
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グチっぽい内容もあって、笑えるかどうかの微妙な感じが多かった。
さくらももこの本は好きなので、ちょっと残念。。
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こんなにもももこワールドに惹き込まれ、癒されるなんて!!
あたしだって、もっともっと日々を面白くできる気がする。
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ちょっと空き時間ができたとき、電車などの移動時間、お風呂に入りながらなど・・・、リラックスタイムにぴったりな、基本ゆる~い空気の流れるさくら先生のエッセイですが、「焼きそば うえだ」はゆるすぎます。ダルダルです。(笑)
読んでいて寝そうになるぐらい。なので★2つにしました。
関係ない話ですが俳優の玉木宏も、さくらももこのエッセイが好きで愛読しているそうです。
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たまにある下ネタさえなければ、もっといろんな世代に紹介できるのに・・惜しい!!けど、わたしはとっても好き。なんというか、「大人買い」と似たところがあって、財力さえあれば、あと人脈さえあれば、思い付きも実現するんだなーと思い、資本主義の構造さえ垣間見えた。本当に思い付きで「あの人の経済状況が心配だから、焼きそばやでもやればいいのに」というおせっかいのもとにそれが実現しちゃうという話なんだけど、やっぱ実現するにはいろいろしなきゃいけないことや面倒なこともあったりして、でも完全に趣味としてやってて・・。・・本当にファンタジーですな。
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「さくら日和」「またたび」と、これを読んで心に決めました…。
もうさくらももこのエッセイで、仲間内で遊びほうけるだけの作品は今後読むまい…。
ちびまる子ちゃんの漫画やさくらももこのエッセイは、『毒気』が共感だったり笑いを誘うんだけど、このエッセイに書かれてる毒気の数々はあまり好感も持てませんでした。
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いつも通りゆるくて面白いけど、だんだん毒が多くなってるきがする。悪口のような毒って、同意できないと読み進める気になれない。
でもやっぱり基本的には面白い。
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うーん、うーん…?あんまりかな…
悪口のようになってきてるような気がするし、上から目線な気がするから。
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単行本を手放していたので、ついつい文庫を買ってしまいました。
くだらない思い付きを実行してしまうバカバカしさ。
今回はバリで焼きそば屋をやる、というところよりも、植田さんのカバンが空港で出てこなくて、さくらさんが「捨てろ、と言う」とか言ってるところとか、ホテルのレストランで1人ぼっちで食事をしている少年の背景の想像とか、そういうところが楽しめました。
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前、古本屋で単行本を見かけて、そのときは気になったけど買わなかった。文庫を見つけて、つい買ってしまった。
私は、食べ物では、焼きそばが一番好きだ。だから、つい、買ってしまったんだと思う。他の食べ物だったら、たぶん、この本を買わなかった。
さくらももこのエッセイを手に取るのはかなりひさしぶり。そういえば、私が初めて読んだエッセイっていう文体は、さくらももこのような気がする。
つらっと読めた。つらっと読めすぎたので、星は3つで。
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相変わらずの「くだらないこと」を全力でやりきるってことは、本当にくだらないんだけど、壮大で感動さえあるんだなーと思わせる一冊だった。
昇進しそうにない会社からとても遠く、狭い上にローンが残っている家に住む上に、男としての場で立たないという、どうしようもない植田さんが幸せになるためには、バリでヤキソバ屋をやるしかない!と半ば強引に計画を進めていく「男子の会」一行。
しっかり笑いながらさらりと読めた一冊。
くだらないことを一度は全力でやってみたいものだなあ、と。
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大人になって時間とお金に余裕があったら、私もやってみたいと思った。くだらないことを一緒にできる仲間というのはかなり貴重だとしみじみと感じた。
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吉本隆明とガルシア・マルケスの間の箸休めに。
そう、さくらももこの本ってのは実に素晴らしい箸休めだ。読書と読書の間に限らず、生活と生活の間にくるっと向きを変えて、高原で寝そべって空を眺めてぼんやりするような。頭を使わず。
本書は、どうでもいいことをだらだら話す男子の会のメンバーうえださんが、何かとあまりにかわいそう、あまりに救いようがないなんてわけで、ちょっとバリに焼きそば屋でも開いてプレゼントしようじゃないか、っていう話だ。
実際のところ、うえださんってのは、そんなかわいそうな人でもないはずなんだが、さくらももこを筆頭にする男子の会のメンバーたちは延々とうえださんをかわいそうだと仕立て上げてしまう。
実に軽妙なさくらももこ独特の語り口こそがキモだ。
男子の会のメンバーが面白いひとたちってのもあるが、さくらももこが書くからこそ面白い。
エッセーの名手。
正に素晴らしき箸休め。
良い箸休めってのはとても大事だな、としみじみ思わされる。気持ち良い一品。
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会社の後輩が、「おもしろいからどうぞ」と貸してくれた本。
さくらももこ作品は、アニメ『ちびまる子ちゃん』くらいしか触れたことがなかったのだが、本作もそのアニメと同じくらい下世話でシュールな感じだ。
自分たちの仲間である「植田くん」があまりにもうだつが上がらないサラリーマンだから、「バリで焼きそば屋でもやりなよ」と、お節介ながら無理矢理バリに店舗を出すまでを書いた作品。
テンポがよくおもしろい一冊だ。