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「叱る」というのは、「感情的に」「とがめる」こと。
感情的なことばには重みがなく、それでは子どもはかわらない。
だから、叱らないシステムを作り、叱るのではなく話してきかせるようにする工夫をしましょう、と著者はいいます。
それって、しつけにとどまらず、人間関係全体に言えることかも。
なかなかできるようにならなくても、母子互いにうまくいかなくても、気楽にいこう、先は長いし…と気持ちが明るくなる一冊でした。
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多くの親は叱ることでしつけをしているつもりになっているが
子どもはその度に親への愛情が失われていく。
子どもが叱られるような生活の流れになっているなら
親が叱らなくてもいいシステムを作り出せば良い。
親が子どもに望むことは、いい子に育って欲しいこと。
叱り続けてもへこたれない子にしたいわけではない。
■しつけで大事なこと
・しつけの厳しさ
1.継続性 2.一貫性 3.身を持って示す
・問題に直面したとき
冷静になり、原因を調べ、具体的な手立てを実行する
・子育ての初心に返る
・親のストレスを子どもにぶつけない
親がストレスをためこまない
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がつーんと来ます!
叱る前に親がやることはたくさんある。
叱ることの悪影響ががつんときました。
もちろん、まったく叱らないようにはならないけど
叱るのがいい、という考えはなくなりました。
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具体的でとてもよかった。躾のポイントが明確で、子どもを肯定していて言葉がけの内容も参考になった。なにより子どもを叱らなくてすむシステムを考えることの必要性に納得、それでも出来ない事には目をつむり良い事をみるというのも納得。そうだよな、人間関係ってそうだものな、相手が自分の子供だとどうして途端にそれができなくなるんだろ…と思いました。育児って育自なんだなと考えさせられる本でした。
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2時間くらいで読めるライトなよみもの。
かなり共感でき、今やっていることに近いですね。叱るのは親の思いつきや感情なんだよね。
叱る状況を作らないように親が準備しておく、正しい!
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あれ。目次で終わらせてもいいような。
と思ったけれど、後半は子供への声かけ例が具体的に出ていて、参考になる。
*子供への愛情は言葉やスキンシップでしか伝わらない
*「叱らなくて済むシステム」を作る
→なぜ怒ることになるのかを考える
どうしたら本人ができるようになるのか考える
ルール化
*しつけの厳しさに必要なもの
「継続性」させる側もチェックを継続する
「一貫性」できないときの対応は同じトーンで
「身をもって示す」させる側も言ったことは実行する
*スモールステップで徐々にやらせる
長期にわたる根気のいるしつけ(忘れ物をなくす、漢字を丁寧に書くなど)は親の気持ちが続かず挫折がほとんど。→ステップ方法、目標を書き出す。貼り出す。
淡々と冷静にできなくても、続けさせること
「ドラゴン桜」読んだけど、親野さん記憶にないな、なんて思っていたら年齢を1日の時間に置き換える「人生時計」の人だった。
子供は自分の「もちもの」じゃない、ってずっと冷静に見守ろうとしてきたけれど、そうそうその通り、ダメな大人でした。
でも毎日させたいことを声をかけてもやらないとき、今まで怒ってきたから、ここは違う手でやってみるか、ってなるよね。
それもダメだったか。
ここで一度子供に対する自分を見直せた。
いいタイミングで出会った本だった。
褒めるということはハンカチを持ち上げるようなこと。
「ハンカチはどこをつまんで持ち上げても持ちあがる」
ほころんだ糸をつまんで持ち上げてもプッツリ切れちゃうぞ。
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実際に教師をやっていた経験からの話は説得力がある。
親は仕事より子育てを優先しろ、社会は子育てする親をサポートしてあげるべき、それが社会のため。という件は思わず引き込まれるほど切実な願いとして伝わってきた。
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元学校の先生が書いたしつけの本です。怒ったり叱ったりすると子供がどんどんそっぽ向いていくということが書いてあります。ときには目をつむり常に前向きな言葉をかけ続けることが重要だそうです。最後の章にはこんな話をするといいと言う具体例が書いてあって参考になるかもしれません。