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L 鶴亀屋繁盛記7
前巻のまつ恵かどわかしを引きずり湯治にでかける竹蔵夫婦。娘と梅太郎の探索では物足りない。かどわかし自体は良くできたからくら。
まつ恵の存在を認識した梅太郎と前の事件を悔いるまつ恵。まつ恵の変化に今度は気づく竹蔵。こっちの人間模様の方が人探しより断然面白いんだけど。
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人質として捕らわれたことから体調を崩したまつ恵。
妻を心配する竹蔵。自分の想いに気づいてしまった梅太郎。
そんな三人を見つめるきり乃。
それぞれの想いはどこへ行くのでしょう。
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和田はつ子氏の本を久しぶりに読んでみた。
この本の中ほどにも書かれている口中医桂助のシリーズも好きである。
人の心の動きをどう表現しているのか・
3話からなるのだが、、、話は、続いている。
「天神詣」若葉塾の子供と先生の秀斉が、かどわかしに遭うのだが、、、張本人は、いじめられっ子の母親おはつでは・・・・
母親の悲しみのように思われていたのに、その実態は、、、身勝手な女であるのに、裁かれないのは、、、残念である。
「慈悲和尚」、、、、自分が若き時に、盗賊であったのゆえに、仏の心を知ろうと、努力してきた清明。
身を悔い改め、修行の身へと、、、、
誰も、誹る者が、いない事に、何故か納得してしまった。
「女絵師」偽の絵師であったが、その蓮月に恋してしまった政藏は、心にもなく、嫉妬に狂い、手にかけてしまうのだが、、、、
蓮月も、幸少ない女性であったのが、心に残る。