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女性アレルギー克服のため、美千緒は女の子のふりをして、全寮制の女子校・第一白泉学園に入学することになります。そこで彼は、ウテナ率いるガールズ・バンド「POWER FANTASTIC」のメンバーである、芦屋川理彩、六甲椎名、ウェンディ・モンド・厄神の3人に出会います。美千緒の正体がウテナの愚弟「みっちー」であることを知っている3人を説得し、彼女たちにも協力してもらいながら、美千緒は女性アレルギー克服のためにつらい(というかうらやまけしからん)修業をこなしていきます。美千緒に恋心を寄せる可夢偉も、彼への想いを押し殺しつつ、健気にも美千緒のために協力します。彼女たちは学園祭で、美千緒の師匠を務める大豪院晶(だいごういん・あきら)が率いる生徒会のバンドとの勝負に挑みます。
一方、美千緒が去った御影家では、ウテナが岡本三十郎にプロポーズをするという大波乱が起こっていました。ウテナが美千緒に想いを寄せていることを知っているななみは、2人の結婚に大反対するものの、ウテナの決意は揺るがないまま、2人の挙式の日が近づいてきます。
そしていよいよ結婚式の当日、ウテナと三十郎の結婚式に美千緒が駆け付け、ウテナを賭けて三十郎に勝負を挑みます。2人は学園のグラウンドに移動して、野球で勝負をすることになります。
新しく登場したガールズ・バンドの3人は可愛いのですがが、ストーリーは何でこんなことになってしまったのか、理解に苦しみます。プリンスについての薀蓄が披露されたにも関わらず、けっきょくバンド対決がおこなわれないのも、肩すかしの感があります。