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紙の本
一篇の詩がもたらすもの
2010/12/21 18:55
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Tomoyo - この投稿者のレビュー一覧を見る
一編の詩、一つのことば、一筋の涙。
人の生はそれぞれ固有で、歴史上初めての事業である「生きる」を、各々が推し進めていることに気づいている人は一体どれくらいいるのだろう。人生を美学化するのなら、例えば一幅の絵画、一編の詩歌、一つの音楽が記憶に刻まれ情景や人々とともに思い出されるのだろう。
著者の心の支えとなり、かけがえのない思い出となった詩歌たちが、わたしたちの一番奥深く、もっとも汚れのない場所へと直接的に語りかけてくる。貝殻の付着物のように日々の些事が膠着しつつも、一つ一つの殻のなかには決して触れられぬ魂魄があると、そう信ずることのできる著作である。
一編でも、一つでも、一筋でもよいから、この手に掴むことができるのなら、深く静かな眠りが訪れるだろう。
紙の本
心安らぎ、魂躍る
2011/05/11 19:38
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:パール - この投稿者のレビュー一覧を見る
先日読んだ「生くる」に感動し、続いてこの本も手に取った。
今までジャンル問わず、色々な本を読みあさってきたが、このような詩論は今までに無かったのではなかろうか。
著者の思い出の詩と共に、現代を生き抜くために大切な事柄が、盛り沢山で、読んだ後は何とも清々しく、心がクリアになってゆく。絡まっていた糸がスルスルとほどけていくようだ。
あの毒舌な北野武が、YOMYOMで「実におもしろかったなぁ」と大絶賛していたのがわかる。
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