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なんか話がバラバラでうまくつながっていないなあって感じた。
解説読んだら偶然を重ねたご都合主義とのこと。
なるほどそのせいかも。
キャラクターも感情移入できるのが主役二人だけであとは???って感じ
このテロリストに脅かされている世界が今の震災で原発の恐怖を感じている日本と重なった。
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アメリカの大統領が拉致監禁され、テロリストにミサイルで狙われている。そんな日本の状況の中で、偶然屋上で出会った4人の男女で、唐突に結成された「屋上部」が、非日常な事件をマイペースに解決していく話。
ちょっとご都合主義なとこもあるけど、テンポよく、転がっていくストーリーは割と好み。国重とアカネのあーもうくっついちゃえよ、みたいな距離感も含め、少年マンガっぽいのりのさくっと読める話でした。
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屋上部サイコー。上での複線もうまく回収してた。ミステリーとしては良作なのかな。もうちょっとこういうジャンルの本を読んでみようと思うきっかけになった本。
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第7回 「このミス」大賞受賞作品。
選考では賛否が真っ二つに割れたそうです。
そして僕は「否」派です。
小説の虚構性とは何か、という点にも絡んでくるかと思いますが、
設定構成力に多大なる難ありだと思います。
手前勝手な偶然によって巻き起こる物語は、五千歩譲ってOKだとしても、
それを補って余りある何かが足りない。てか、ない。
途中途中、「?」って思うところがあってもいいと思うんです。虚構ですから。
ただ、読者に「?」って抱かせたなら、それはどこかで確実に
「おぉ」という物語で回収しないといけないと思うんです。
その「おぉ」がない。偶然を偶然のままで置き去りにしている。
ただし。
私がこの本を手に取った時の「もう、なんでもいいから、気分転換したい。
仕事も忙しくて、気分転換にと思ってページを繰ると余計に凹む重松清はちょっと休みたい」
というニーズには驚くほど満たしてくれました(笑)。
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登場人物の魅力と、複雑に絡み合った「偶然」が解かれていくのが面白い。
登場人物の国重が「偶然」が多いことを口にするくらい、若干強引な進め方がなされている場面もある。
でも、それは登場人物たちのキャラの濃さでカバーされている。
本書は、一気読み推奨。
そうしないと内容を忘れる恐れアリ。
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という訳で、漸く頁は進むようになったけど、色んな話が混ざり合って、やっぱり、最後は見事に?繋がる訳ね…。多くの偶然に支えられてかなり都合の良い予定通りの展開で、クライマックスの緊迫感とか謎解きのスッキリ感は薄い。主人公の4人はキャラ立ちもそれぞれに、結構いい感じだっただけに、ちょいと残念ね。
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「屋上部」を結成し、いろんな事件に巻き込まれていく高校生男女4人のメンバーたち。そんなこんなで、えーと。とりあえづ、「屋上ミサイル」とゆうのは「屋上“に”ミサイル」だと思ってたのですが、ゆうなれば「屋上“と”ミサイル」ってことだったのですね。・・・・・なんとゆうか、登場少年少女モロモロたちの会話のテンポは良いような気がしたのですが、その良さをイマイチ生かし切れていない文章だなぁと思いました。まあ、ストーリー上のご都合主義的「偶然の強引な寄せ集め」はありますが。それはそれでアリではないのかな、と。ま、なんとゆうか、これから精進してがんばりなさいよ〜、と。作家の道は甘くないぞよ。むはは。(↑ すんごい上から目線)
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上巻同様に凄く面白かったです。
解説の「この文章が楽しめるならこの小説は楽しめるだろう」には凄く納得しました。
現に、その会話文を楽しめなかった母はこの小説を楽しめませんでした。
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テロリストによるミサイル攻撃があるかもしれない異常時に、主人公と仲間が、屋上部を立ち上げ、殺し屋の攻撃を回避しつつ、知り合いを救助する話。いまいちだった。
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屋上を守る戦いと世界を守る戦い。決着はいかに!
確かに解説にあるとおり、ご都合主義的なところは否めいない。が、作者の狙ったご都合主義に乗っかって物語を楽しむのもありなんじゃないだろうか。
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おもしろいっちゃおもしろいんだけど…
無理矢理感が強かったかなーと。
「これがこう絡むよー!!どうよ!!」ってのがちょっと鼻についたかな。
もーちょい!!
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読んで良かった。終局、バタバタしていてとても面白かった。でも、終盤までの
展開に面白みを抱けたからだと思う。屋上部。
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面白かったけど、最後の複線のまとめ方がちょっと雑に感じた。
これだと劣化版伊坂って感じ。
でも他の本も面白そうだったから、いくつか読んでみたい。
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※上巻のレビューと同じ内容です。
アメリカの大統領がテロ組織に拘束され、核ミサイルが発射されようとしている中、私立高校のデザイン科に通う辻尾アカネは、課題の絵を描くために登った屋上で3人の男子生徒と出会う。そしてなぜか"屋上部"の一員にされてしまう。
どうせ面倒ごとや災難が起きるわけでもないし、と気軽に部員になったものの、怪談調査にはじまり、通り魔、ストーカー、絵画詐欺と次々と事件に巻き込まれていく。
全体を通してノリはライトノベルに近い。このミス大賞受賞作ってことで気合を入れて読んじゃうと拍子抜けするかも。が、キャラ立ちにそれを補うだけの力がある。
確かにミステリーとしては、事件があまりにもご都合主義的に起きるし、そもそも推理も何もなく事件の方で勝手に解決してしまう。科白回しもダメなひとはダメかも。
その分科白回しが鼻につかない人ならば楽しく読めるはず。謎や伏線を楽しむというよりはキャラと科白を楽しむ作品。
基本的にキャラ萌えは嫌いなんだけど、ミステリーという概念をここまで潔く放棄してしまっているものは逆に好感が持てる。
ただその面で言えば、最後のオチはもっとぶっ飛んだ結末でもよかったように思う。本当に歌を聴いて投降しちゃうとかにして、根拠や理由付けは匂わす程度の方がよかったんじゃないだろうか。
ともあれ読後感のすっきりした良作。夏のちょっと前くらいに読むとよさそうですね。
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このミス大賞受賞作。
ミステリーって言っていいものか...という点で
意見が割れたっていうのは頷けます。
一般的に言われるミステリーとは違うけれど、
非日常という意味ではいいのかな。
屋上って自分にとってはそれだけで
ワクワクするような要素だったし、
サクサク読めました。
登場人物一人ひとりが魅力的なのもいい。
平原くんが特に素敵。