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雰囲気は「そして誰もいなくなった」だけど、なんとも話の展開が唐突。
文章もちょっと読みにくい。
というのは、話の内容と人間の裏側を描き出そうとする筆致がなんとも違和感を感じるから。
最後のオチはどうなるのだろう。
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電撃では結構多く作品出されてる方なのですね。初読です。
そして人気のある作家さんみたいです。
クローズドサークル+人狼ゲーム+そして誰もいなくなった...的な
シチュエーションもの。
この手の作品はどうしても、この非日常かつ無理繰りな
シチュエーションを作り出す事。そして作品中のゲーム説明を
いかに自然に(?)無理なく、かつ読者に分かり易く提示出来るかが
鍵ですよね。その上ストーリーでも引っ張っていかないといけないんだから、書く側からしたら結構ハードル高いように
思うんですよね。
割とその部分にページ分量を費やしたこの上巻。
自然さは疑問符ですが分かり易く説明しつつ、ストーリーを
ここまで上手く運んでるような気がします。
意外と面白いっすー。このまま一気に下巻へ...。
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登場人物はそこそこ(11人)いるが、
覚えづらい。
覚えていない人物が死んでも、死に方が死んでいるかどうかわかりづらい。
設定は悪くないと思うけれど、なんだか緊迫感にかけるかなぁと思いつつ下巻も購入。
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土橋さんの作品ということで読んでみましたが、 さすがのクオリティだと思います。
ただ読んでいるとテンションが下がりますね。
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芸風自体は、デビュー作「扉の外」と同じライトノベル+カイジ。とはいえ、作者の力量が格段に上がっている。設定、思考描写、結末、どれをとっても素晴らしい。
ただ、何より個人的に好評価なのはそのロジカルな左脳型の物事の考え方とそれについてのデメリットまで認識した上での描写。何故、女性は(あるいは女性型・感情型の脳の人間は)こんなにも言語能力だけ発達した非合理的な存在なのだろうと思いながら日々を生きている人には特におすすめ。自分を正当化できると同時に、その合理性が必ずしも正しいわけではないと考えるきっかけにもなるかも。
文句なしに今年に入って読んだ小説の中では今のところベスト。
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凝った設定のゲームを作り上げたとこが個性かな。
登場人物たちがそれを自然に受け入れていくにつれて、段々違和感持たなくなってしまいそうで危ない。
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内容は、タイトルから想像出来る内容です(笑)
「集団自殺の裏側…。密室に閉じ込められて、殺戮のゲームが始まりを告げる…戦慄の密室サスペンス!」
この著者のデビュー作『扉の外』も、同じようにゲームを題材として、極限のサバイバル・ゲームが繰り広げられる内容で、なかなか面白かったので今作も購入しました。
極限状態での、感情・思考表現とか読み応えあるかなと。
良心の葛藤、人間の醜いところも抉り出すのが、読んでいてとても痛いけど、でもそこがいい(笑)
そして、集団自殺の裏側をこういう話にしてしまう発想は、面白いと。
でも、魔物役に関して、ヒントになる描写が少ない気はするかも(;^_^A
読んで思い出したのは、
『極限推理コロシアム/矢野龍王』
あくまでゲームのルールに則ったフェアなものであると言う設定、部屋の設定やら、登場人物にゲームでの配役をする設定、オブジェがヒントだったり、色々と似ているなぁとも思ったりも
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人狼ゲームを基にしてると聞いて。
上下巻に分かれているが、あまり読みごたえはないかも。
推理も予測できるし、想像範囲内の展開。
ゲームの首謀者側の人間が誰ひとりとして出てこず、
主人公サイドでのみの昼夜の繰り返しになり、主となる議論者が
主人公と藍の二人なので単調な印象を受けた。
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クローズド・サークルものが好きならオススメ
米澤穂信のインシテミルと同じような状況設定ではあるものの、前者は遊び心を加えた軽い感じのノリに対して、こちらは当事者達の心理描写を主に描き少し重たい感じ
呼んでる最中、汝は人狼なりや?を思い出しました
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大学のサークルメンバーで集団自殺が起こった現場を見に行くことに。探しているうちにいつの間にかクローズドサークルに・・・
一人死に・・・二人、三人と死に・・・徐々に不安と恐怖に押し潰されていく登場人物達の心理などが非常にうまく書かれていて面白かったと思います。
昔ネットで人狼というゲームをやったことがあるんですが、それを参考にした部分もあるのかはわかりませんが、設定に似た部分があり、懐かしさも含めて楽しんで読むことができました。
人狼(村の中に村人に化けた狼が入り込み、夜の間に一人ずつ村人を食べていきます。村人は村にいる能力者の力と議論を駆使し、1日に一人、日没までに狼が化けているであろう村人を選び、処刑します。
村人に化けている狼を全滅することが出来れば村人の勝利。狼の人数より村人の数が少なくなったら狼の勝利。人狼とかWeb wolf とか言われる、言葉だけで勝負するゲームです
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今回すっごいのめりこんでしまいました。徐々に明かされるゲームのルール、仲間の中に魔物がいるのか?どんどん募るお互いへの不信感。。。
この手の小説は何冊か読んでますけど、このドキドキ感が好きです。
現時点では女子が全員怪しく思えます。。。
上巻の時点では十分な盛り上がりを見せております。
下巻でどうなりますか。。。
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以前、集団自殺があった廃墟。
その廃墟にいくことになったサークルのメンバー。
しかし、いつの間にやら、密室に閉じ込められることに。。。
そして、一方的なルールの下に殺されていくことに。。
悪くはないんだけど、心理戦というほどの緊迫感も無く、かといって、上下を引っ張るほどの意外性も無く、という感じ。
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―誰かが言った。この二つには共通点があるのではないか。
一つは時折マスメディアをにぎわす集団自殺のニュース。
そしてもう一つは人間が殺し合う娯楽ビデオが存在するという都市伝説。
出会いや遊びが目的のオカルトサークルに所属する福永祐樹は、ネットで偶然見つけた自殺サイトに興味を持ち、
集団自殺の現場となったというある廃墟にたどり着く。
だが祐樹が目覚めた時、彼を含むサークルメンバー11名は
密室に閉じ込められていた…。
戦慄の密室サスペンス、上巻。
最初はSAWみたいな感じかと思いきや、どっかで読んだマンガ「ダウト」みたいな感じ。
って言ってもこれだけじゃわかる人は少ないかな(笑
密室と言えば犯人は身内の誰かってことになるだろうけど
上巻だけじゃヒントは少ない。下巻に期待。
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≪キーワード≫
密室/連続殺人/個人対抗戦/大学生+高校生/サークル/
≪登場人物≫
≪感想≫
・密室による連続殺人事件(?)。
・無駄に明るいゲーム進行係。
・
≪蛇足≫
・小泉×主人公はアリだと思うよ。
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クローズド・サークル系のミステリで、大学サークルの面々が拉致され、
死のゲームを強要されるというもの。
徹底した論理志向の内容に、丁寧な参加者の心理描写(疑心暗鬼、関係性の変化)が
加わることで、現場にいるような息苦しさ・迫力を感じます。
設定が突飛ですが、それなりに筋の通った導入と結末が用意されており、
最初から最後まで唸らされっぱなしでした。