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後編。
とりあえず、ハッピーエンドでよかったです。途中、ロジャーがああなってしまった時には「ぎゃー!」って思いましたけど。正直、ジェラルドよりロジャーの方が好み。
ヴィクターのような男は嫌いなので、まさかそんなことにはなるまいと思いながらもやきもきしました。あるべきところに収まってくれてよかった。
ただ、何か、イザベラがすごい老けた老女みたいなキャラデザになっていて、それが何とも言えず不満。いや、そもそも、あんまりこのイラストが好きじゃなかったので、谷さんの本でなければそこで敬遠して絶対に買わなかっただろうなぁ、というのはありますが、イザベラが好きだったので、いくら成長したからってあんな老け顔はなかろうって思うんだけど……。私的にはあれはなしです。
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すれ違い続けている間は胸が痛くなるほど切なかった。
もぉぉ!って思いながら読んでいた。
ロジャーもなぁ・・・・!!!
みんな大人になって、昔思っていたのとは全く違う未来が出てくる。
もっとゆっくりお話が進んでくれても・・・・とちょっと感じました。
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2010/05/04 読了。
花咲く丘の小さな貴婦人、最終章の後編。
寄宿学校を卒業した彼らの物語もついに完結。
実に気まずい状況で再会したエリカとジェラルド。
読者は、そこに至る過程を知ってるから「誤解と擦れ違いの産物」と言えるけれど、
当人たちはそんな相手の事情を知るはずもないから悩み苦しむ。
見ていて実にもどかしい。
その一方で、エリカの級友たちが辿った人生がこれまたびっくりで。
前編にて描かれていたドロシーも意外でしたが
堅実そのものの人生を歩むだろうイザベラが怒涛の展開に。
そんな彼女を支えよう、支えようとして空回りする「彼」も
学生時代の落ち着いた姿とはかけ離れていたし、
それよりも、何よりも、ロジャー……
物語としてはこれで完結な訳ですが、
この後の彼女らの進む道はどう考えても険しい。
でも彼女らなら苦労は絶えずとも、
きっちり進んでいけそうな、そんな希望を垣間見た気がいたしました。
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前編から引き続き。
図書館で借りて読了。
決着篇。相変わらずエリカとジェラルドが擦れ違いすぎてほんともう…。
イザベラが意外だったけど好きです。
ロマンスの話を久しぶりに読んだのでどうしたら良いのかわからない心地になりつつも、あたたかい気持ちになりました。
それから挿絵が好きです。
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さんざんな擦れ違いを経て、ようやくエリカとジェラルドが結ばれ完結。これから先も二人の苦労は絶えないのだろうけど、それでも邁進していくのでしょう。
イザベラやドロシーもしたたかに生きていくんだろうな。
ロジャーには何度も泣かされました。
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ずっと待ってたと言えなくて。
連絡もしなかったことを伝えられなくて。
沢山すれ違って傷つけて。
でも忘れられなくて離れられなくて。
自分もどこかで感じたような想いにほとんど泣きそうになりました。
いやー五冊一気に読みましたけど、こうなるのかwww
まあ一巻の時点でジェラルドとくっつくことは誰もが予想できたわけですが、ロジャーァアアアアアアアア(うるさい
ドロシーはすごく意外でしたけど、イザベラは何となく納得できました。
これからまた勉強を続けて医学の道を進む彼女の傍らにユージーンが居ればいいなと思います。
しかしこうなると、キャロルとかレベッカとかの選んだ道も少し気になりますねw贅沢かもしれませんが。
マザーグースの詩ってこんなに素敵なんですね。
シュガーとスパイス。すみれの青。縫い目のないシャツ。孔雀の羽。
ジェラルドとエリカにはこれからは本当に幸せになってほしいですね。
苦労した分、二人にはそれができると信じています。
三巻までのあの寄宿舎のわいわいした雰囲気も大好きです。
それこそ本当に青春というか。
世界の大きさも、自分の小ささも知らない、無邪気な彼ら。
林檎を摘んで自転車に乗って、他愛のないおしゃべりをして。
本当に素敵な作品でした!