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話し方には『論理的~』と『情動的~』があって、仕事には本来『論理的~』が的するが日本人は苦手としている。特に日本の場合は仕事において『情動的~』を用いてしまってる人も多く本書は両方の特徴を教えてくれるとともに、『情動的~』の場合は内容や言葉が大事なのではなく、状況作り・場づくりがもっとも大切だということは革新的でした。
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苫米地博士が『話方』について解説。
印象に残ったのは以下3点。
・3段論法は現実的に使えないし、使ってはならない。
論理はクレーム(主張)、データ(情報)、ワラント(主張と情報をつなぐ根拠)で構成されなければならない。
・さらに自身の論理を強化するために、B(バッキング・・・ワラントが正しいと言う論拠、信ぴょう性)、Q(クォリファイア・・・クレームの相対的な強度の定性、定量性)、R(リザベーション・・・例外事項)をしっかりと構築する。
・論理的に反論するには、『必要性(そもそもクレームは必要か)』と『効果性(本当にクレームで述べた効果が得られるのか)』
今回読んだ率直な感想としては、今まで著者の本を読んだり、話を聞いたりした人間にとっては目新しい情報が何もなく物足りなさを感じた。
特に情感を大きく引き出す技術に関しては著者前著の『営業は洗脳だ』
のほうが遥かにくわしく書かれている。
総じて、ロジックのさわりを理解したい方にとっては本当にわかりやすく解説してあるので有用ではないかと思う。
付属のCDは、個人的に音源がおもしろくて好きだ。(効果の程は実際にお試しあれ)
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苫米地さんのいくつかの著書を読んでる人には、それほど目新しいことはない。CDが付いていなければ、この値段には納得できないだろう。
【ためになった箇所】
第2章-話す内容を高めるトレーニング
①自分を見つめなおして、自分の世界を知る
②その世界観を他人が聞きたいと思うレベルまで昇華される
③昇華された世界観に対する相手の臨場感を高める
④世界観を言語化して話す
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論理的会話についての詳細や、ディベートの基本、会話における空間の支配法などが書かれており、参考になる。
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論理的・感情的の使い分け
TPOを考える! 常に論理が通用するわけではない。感情で動くと判断を誤る。
論理の構成も図でわかりやすい
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話し方について、
大きく二つに分けて書かれています。
一つは論理的な話し方。
もう一つは、情動的な話し方。
エッセンスは非常に簡単で
すぐに読めてしまう本です☆
あとは、どれくらい実践していくか、です。
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フォトリーディング&高速リーディング。苫米地ファンとしてはまあまあな本。CD付きだが自腹は切りたくない。
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20100607おたふく風邪になり、時間がもったいないので、早速amazonのランキングを確認し、症状の軽いうちに本屋へ直行。この前に読んだ速読のやり方を真似て、1.目次 2.全頁レビュー 3.速読の調子で呼んでみました。3.の速読は、なかなかスピードが上がらない。意識してもだんだんスピードが戻ってる。。。頭の回転をあげるのは意識しても難しい。20100608読み終わりました。論理的な話し方として、トゥールミンロジックが紹介されていますが、個人的には、具体的にトゥールミンロジックをどのように使うのかがもう少し見てみたかった。論理的な構造は分かるが、そこから、いざ実践となると、イメージがなかなか掴めない。どの本も同じだろうが、もっと、本で読んだことを想像し、自分の中で血や肉にする思考を実施しなければと思う。※それにしても、付属のCDは、効果があるのか無いのか全く分からない。ただ、聞いているとなんとなく不快な感覚を受けるのは、脳がそういう思考になっていないから???
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仕事の話に、情動を入れてはいけない。
注意しよう。
【目次】
■序章 あなたは何のために話すのか
●「他人」への話し方と、「家族」への話し方の、二つがある
●会議の場で二つの話し方が混同されることも
●本来、「論理的話し方」だけが正しい話し方
●日本が国際社会でなめられてしまう理由
●「わびさび」の文化を西洋式システムに当てはめてはいけない
●差別を「論理」で正当化してはならない
●民主主義は情動ではなく「論理」の世界
●本当の「話し上手」になるには?
●「論理的話し方」にも弱点はある
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殆どの人が毎日、多くのことを話しています。その相手が友人であったり、家族の人であったり、仕事関係の人であるにせよ、「相手に聞いてもらえる話し方」を私も心掛ける必要があると常々思ってきました。それを、論理的話し方と、情動的話し方であるとこの本では整理しています。
共通点があるほど、親密度が高いほど、あまり気にせずに話すことができますが、会社ではそうはいきません、話し方にも方法論があるはずで、今までも多くの先輩方を見てきて気づきました。
この本は、最近になって多く読み始めた苫米地氏が書かれた本で、「人を動かす」話し方について書かれています。会社でも後輩が多く入り始めてきたこの頃、「人を動かす」技術を身につけて実践していきたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・他人、あるいは敵対する相手と話す話し方が「論理的話し方」で、家族、友人、仲間と友好関係にある相手と話す話し方が「情動的話し方」である(p17)
・コンフォート(安心感)のための会議は否定しないが、それをインフォーメーション(情報伝達)や、ディシジョン(決定)の会議と混同すべきでない(p21)
・奥ゆかしさとか、わびさびがダメなのではなく、それを西洋式システムである資本主義に持ち込んではダメ(p32)
・江戸時代以前の日本の信仰には、神との契約はない、先祖を崇拝する、仏を敬うという情動の世界(p33)
・話す目的を達成できる話し方が、言い話し方であり、それができる人が「話し上手」(p44)
・三段論法は、AならばB,BならばCのどちらかに反例があれば、破綻する(p59)
・論理の基本は、データ(D:証拠)、ワラント(W:説明)、クレーム(C:主張)である(p67)
・反論に対するために、バッキング(B:証拠、統計等)、クオリファイアー(Q:定性的表現、定量的表現)、リザベーション(R:クレームに対する例外を主張する論理)がある(p76)
・ある論題について主張されている行動をとるべきと判断されるには、必要性と有効性が必要になる(p82)
・言葉の意味とは、常に状況や文脈とともにある(p123)
・情動的話し方の場合、話す状況さえできあがっていれば、話の内容は重要でない(p129)
・臨場感空間を支配するには、「相手の視点から感覚的に相手の体の中に入って、相手が見ているもの、聞いているものなど、五感で感じているものをすべて言葉で言い表してあげる」(p144)
・デートの食事は自分が居心地の良い場所で、普段通りの注文をすると、空間の支配者になれる(p151)
・煩悩にとらわれず集中して自分を観るためには、リラックスをして、ゆっくりと逆腹式呼吸をしながら行うと効果的(p157)
・Callingとは、理念とも言うべきかなり抽象度レベルの高いもので、それより少し抽象度の低いものにCauseがある(p161)
・Cal���ingの見つけ方は、5年後や10年後の「自分」はどうありたいかを考え、紙に書くこと、その後に、自分から家族・友人・業界等に広げていく(p164)
・上司へは企画案を1つだけでなく、複数の選択肢を用意して選んでもらうべき(p173)
・抽象度をアップさせるトレーニングとして、目の前に見えるものを、一つ上の抽象度(次元)で見る、本棚の中にある本を「紙」と見る(p195)
・次のステップとして、何の関係もなさそうな二つの共通点を考えてみる(p196)
2011年12月25日作成
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基本的には書き方トレーニングと同じ、データ、ワラント、クレームを使って論理的に話す。
話したいこと、話す目的を明確にすることが大切。
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話し方には「論理的な話し方」と情動的な話し方」とお二とおりのものがある。
両者は相容れないもので、これを混同してはいけない。
それぞれの話し方のこつが述べてあるが、日本人で「論理的な話し方」ができる人はほとんどいないというのが筆者の主張。
三段論法を捨てて「データ」「ワラント」「クレーム」を柱にして話を組み立てる。
ここに焦点をしぼって自分の中に取り入れてみたいと思っている。
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論理というものを学べる一冊。
論理的な思考というものが言語化されている本は有り難い。大前研一さんの「考える技術」も自分にとってはかなり参考になっている。2人とも海外のトップカレッジで博士号をとっているので、この人たちから科学を学ばないで誰に学ぶのか?とさえ思う。
本のタイトルがもう少しシンプルならなー><
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話し方トレーニングとあるが、ディベートの考え方を学ぶ本、という感じ。求めているのとは違ったけど、勉強になった。
言ってることに首を傾げたくなる箇所もあったけど大体納得。
付属のCDが何やら怪しげだけど、本当に効果あるのかな??笑
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グローバルな社会で話すことが増えるという必要性に迫られて再読。「論理的な話し方」がメインですが、臨場感支配や使命についてもしっかり言及されていて、この辺りの理解を深めたい人にもお勧めです。
自分の話し方から、世界観まで見つめ直すきっかけになりました。