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(1)トレードオフ (あちら立てれば、こちら立たず)
(2)不確実性(未知への態度は、人それぞれ)
(3)共同性(みんなのものは、誰のものでもない)
初めからさまざまな民族の人たちがいがみ合う存在ではない。「政治」という力学の中に民族が取りこまれた時、そして例えば政府の政策などで、特定の民族を優遇するようなことが行われると、ある民族の人々を強い憎しみの感情とともに「他社」「あいつ」と認識し、そこから対立が始まる。
科学リテラシーとは、
(1) 科学にはまだ答えが出せない状況もあることを知った上で科学によって答えが出せていることの概況を理解していること
(2)科学的知見はつくられつつあり、科学は常に「作動中」であることを理解していること
受身でなく自ら選択する力とは、
(3)科学にまだ答えが出せない状況で、社会的に決めなくてはならない状況にあるときに、判断を人任せにしないで、自ら選択肢を選び取り、判断する力のこと
現実の科学
作動中に知識
つくられつつつある、書き変わる
答えの出ないものもある
根拠となる科学的知見がまだ得られていないことがある
根拠となる科学的知見が得られていない状況で意思決定が求められる
それに反して、人々が持つ科学のイメージ
事後の知識
厳密で常に正しい客観性を持った知識
いつでも「確実で厳密な答え」
確実で厳密な科学的知見に基づいて意思決定しないといけない
確実で厳密な科学的知見がでるまで原因特定・意思決定しない
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大学での授業の高校生向けに向けて書いているが、大人でも楽しめる。
社会学、自然科学など幅広く網羅されている。
勉強すること、知識の世界に興味をひかれるといいね。
東大なんてたんなる官僚養成機関だから、私立の大学ももっとこういうのをやってみるとよい。そして出版するとよい。
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http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-003327-5.html ,
http://high-school.c.u-tokyo.ac.jp/index.html