紙の本
良い本です
2024/01/29 11:26
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
少年少女向けの短編集です。怪獣ゴミイのしゅうげきは、夢の島と江東区のお話かな。三丁目が戦争ですは、視覚に訴えるところの多い小説でした。
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前に「時をかける少女」を読んで、筒井さんのジュブナイルを読破したいな~とぼんやり思っていました。
おあつらえ向き!
「三丁目が戦争です」にゾクッときた。
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息子の学校の読み聞かせ用。まずは「地球はおおさわぎ」、時間があれば「うちゅうをどんどんどこまでも」も。
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“ぼくや、キムちゃんのような、おくびょうな子が、ここへくることができたのは、ほんとに、しあわせでした。ゆうきのある子と、ともだちになれて、ぼくたちもきっと、強い子になることができるでしょう。
だからきみたちも、はいっちゃいけない、と書いてあるところへは、どんどん、はいっていったほうがいいよ。”[P.48]
「かいじゅうゴミイの しゅうげき」
「うちゅうを どんどん どこまでも」
「地球は おおさわぎ」
「赤ちゃんかいぶつ ベビラ!」
「三丁目が戦争です」
ちょっと薄ら寒い。
“みんな、すっかりこまってしまいました。そこへ、さっきの、白えい隊の隊長さんが、またやってきました。
「いいことがあります。こうしましょう」
みんな、よろこんで、さけびました。
「そうだ、そうしよう、そうしよう」
隊長さんは、あきれて、いいました。
「まだ、なんにも、いってません」
「ああ、そうでした。なんですか?」”[P.94]
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子供向けなのであっという間に読み終わってしまった!オチがすごい予想外だし内容もぶっ飛んでいた…すごかった…特に最後の三丁目の戦争の話のラストはこんなのありなのか…でも確かに鋭い…って思いました。
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小学校中学年程度を対象としたショートストーリー集
ゴミの島から生まれた怪獣ゴミイ、東京で大暴れ!『かいじゅうゴミイのしゅうげき』
博物館の宇宙船に勝手に乗ったら、宇宙の果の危険地帯のそのまた先に行っちゃって!?オチはさておき作者からのメッセージが「だから君たちも、入っちゃいけないと書いてあるところにはどんどん入っていったほうがいいよ」って小学生相手に(笑)『うちゅうを どんどん どこまでも』
地球上の人形や石像に命が与えられて、みんなあっちこっち動き回ってもう大変!『地球はおおさわぎ』
巨大になってしまった赤ちゃんが大暴れ!『赤ちゃんかいぶつ ベビラ!』
最初は男の子と女の子の揉め事だったのが、団地の子と住宅街の子の喧嘩になり、親が出てきて、ついに戦争勃発。空気銃の戦いからダイナマイトが出てきて、大人も子供も手足頭が吹っ飛びゴロゴロゴロ。そうです。まったく悲惨で惨たらしい話です。戦争が始まってしまえばもうどうしようもないのです。戦争を起こさないほうが本当はいいのですが。やっぱり筒井康隆だった。ゴロゴロ描写はかなりエグいっすよ(*_*)。『三丁目が戦争です』
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「奇想天外、痛快無比、快刀乱麻、波瀾万丈−。卓抜なイマジネーションで時代を超える、筒井康隆のライトノベル傑作選」
収録作品:
かいじゅうゴミイのしゅうげき
うちゅうをどんどんどこまでも
地球はおおさわぎ
赤ちゃんかいぶつベビラ!
三丁目が戦争です