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大資本の郊外型小売店が増えて、地方都市が没個性のミニ都会になっています。便利になったようでも、長い目で見ると人口流出・財政悪化しているのは、規制緩和の経済理論の誤りとしか思えません。では地方都市に何が必要かというと、伝統も活かした中心市街地のセンチメンタルなまちづくりではないかと。本書はそんなまちづくりをよく整理しており、大変参考になりました。残念なのは、その答えが景観がよい観光型都市への移行にのみ向かっていること。ひょっとするとそれが正解かもしれませんが、我らが米子市では当てはめにくいです。
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和歌山市の活性化に取り組んでる先生の本。
シャッター街とは、もちろん【ぶらくり丁】。
論理明快で読み易いし、
これから地域に取り組もうとしている学生にはとてもいい。
科学的な分析はもちろんだが、それでもやはり
地域に重要なのは記憶や感情であり「場」なんだなと再認識。
さっそく明日は足立先生にお会いしてきます。
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知っているような内容が多かった。
なので、意外性というか、新たな発見はあんまりなかった。
考えの再確認という感じが主。でも、ときどきハッとするようなところもあり。
確かに、駐車場や、マンション化してるね!
とても読みやすい内容だった。
ただ気になる点もちらほら。海外(イギリスだっけ?)と日本の商店街の違いがよく出てくるけど、文化の違いとか、何故なのか理由とか、本当に日本でそうしたら人は集まるのか?参考例とか欲しかったな!細かく見てないから見落としかも?でも、日本で駐車場化しちゃったりって、お金入ってくるからだよね?公園とかにしたら、入ってこないもんね~。個人でするのって難しそう。海外どうなってんだろ、そこらへん。
そんな感じで、可でも不可でもなく、★3。
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イギリスの街並みに学んで、歩いて買い物をすることが楽しい商店街にするため、店の中に入らなくても外から歩行者が楽しめるような工夫を商店街に施すこと。地元の人たちをいつもの顧客としてだけではなく、観光客としてもとらえて、少し「おしゃれ(街並みをきれいにする)」する考えに学ぶところがあった。