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一時間程度で読了。ウェブの現在の動きや取り組みをまとめつあるが、一つの情報に留まっているので、読み返すタイプのものではない。主人公はやはりGoogleなのかな。半年後までは、話題になりそうもない。それが、現在進行形の性。
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楽天技術研究所所長の森正弥さんの本。
この本では、主導権が大きな組織から小さな組織・個人へと移行(シフト)している姿を、ウェブの変化を通じて書かれている。
このシフトを、この本ではパワーシフトと呼ぶ。
この本から、ウェブの世界が目まぐるしく変化し、その変化が我々の生活に多大な影響を与えていることが分かった。
しかも、大きな変化ではあるが、人はその変化をすぐに吸収してしまう。
iphoneやツイッターなどがいい例だ。
この変化に流されるか、作るか、それは個人としてオリジナリティを開花させることに他ならない。
オリジナリティを開花させるために、まずは自分の目の前のことに従事し、他の人との差分を埋めることに注力するを認識した。
この本から、学んだこと
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・アラン・ケイの言葉
『未来を予測する一番の方法は自らその未来を創り出すことだ』
・iphoneのコンセプト
ipod、携帯電話、インターネット接続機器の3つを統合する新商品
・ビル・ゲイツ
『コンピュータ技術の進展の中で、ある時期の業界リーダーは次の時期のリーダーになれなかった』
・グーグルの20%ルール
執務時間の20%を、自社ビジネスに関連する研究にあてる
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現在のウェブにまつわる情報を「こちら側」「あちら側」「今後」という観点でキーワードが散りばめられています。
技術者よりも企画・営業向けの本のようです。
ただ、知らないキーワードもちらほらありました。
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近年のインターネットを取り巻く様々な事象について、なるべく平易な説明で広く浅く説明されている。
序盤に最近の様々なガジェットの説明がされてた後にネットワークの向こうのクラウドの変化、そして今後の変化と解説が進んでゆく。
最近のトレンドについて俯瞰的に見渡したいという時にこうしたまとまった本を読むのも良いと思う。
ただ、最近のものを網羅的に説明されているだけに賞味期限も短いと思う。
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端末を「こちら側」、WEBを「あちら側」と定義し、
2010年現在の両者の最新技術が紹介されている。
現状を把握するのに最適な一冊。
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修士の学生がアマゾンEC2サーバを十数台使い、10日間ほど並列処理をしてデータを作成し、高度な論文を書いてきた。
ヒラリークリントンの8年分のスケジュールをワシントン・ポストはOCRでデータを抽出する仕組みをamazon EC2を利用して構築 サーバ200台を9時間活用し、処理を完了 140ドル
バビロニアウェーブ 堀晃 東京創元社
アニメ 電脳コイル
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比較的ライトユーザー向けに今後の流れをわかりやすく書いている。
そのため、あまり突っ込んだ内容はない。
が、参考にはなる。
競合企業の役員にこういう本を書ける人が入っていることが脅威。
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コンピュータとネットの世界を彩る新しい技術について語る本。コンピュータの日常化はウェアラブルコンピュータに至るまで進み、クラウドコンピューティングを可能にした大規模分散処理技術が情報爆発を支える。技術だけではなくて人々の発信する情報がネットワーク化されてウィキペディアのような集合知が産まれ、更にはセンサー技術も伴ってグーグルアースのような巨大知が産まれる。そして溢れる情報はまるでビームのように・・・流石は楽天技術研究所長さんが書いただけのことはあり、昨今の新しい技術を俯瞰的に一望できる面白さがある。
そして巻末へ向け、筆者は副題「パワーシフトの始まり」に沿って将来ビジョンを展開していく。情報は爆発し、我々の周りに大量のデジタルデータの氾濫が起っていると筆者は言う。我が社で個人のメールサーバの容量を制限しているように、データ処理機器は高価なためデジタルデータは一定量までしか保持できない、処理できない、だから生成もしない、がこれまでは普通だった。だが大量分散処理技術が発達し、個人も大量の情報を発信するようになった。そして地球に溢れる情報を自由に抽出編集するアプリケーションも発達する、そしてオープンソースの基盤と技術を通じて誰もが自由に情報を処理し、新しいサービスを創造できるようになる。そんな小組織・個人へのパワーシフト・・・本書では、究極に民主的な未来が展望される。
でもそれってグーグルやアマゾンがいるから民主的な展開ができるんでしょう、革命の後に新しい政府ができるだけなんじゃないの、とツッコミたくもなるが、これだけの難しい内容を初心者にもスピーディーにかつ飽きさせず語ってくれた筆者に経緯を表して、本書のビジョンを胸に留めておくことにしたい。
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雑誌でお薦めを見た上、仕事関連の勉強の必要もあり、購入。急ぎ読んでます。ちょいちょい目新しく感じるものがありましたが、基本的には書名ほどの大変化に感じなかった。メッセージがあったんだったら、結構分かりにくかったって事だろうか。
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ITはコモディティ化され、競争力の源泉ではなくなるということだ。これは差別化のためにITに投資することに意味があるのか、という問題提起である。
情報は爆発している。大量に氾濫する情報をいかに処理し、いかに意味あるものを分析、抽出するかが肝要だ。多種多様な情報の中から必要な情報を的確に検索、解析するための技術が必要であり、大量なデータを効率的かつ高速に処理する基盤が求められる。
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ある程度ITの話に詳しい人にはとてもすらすら読める内容になっています。
知らない方が呼んでも、ためになることがいっぱいあるので、結構オススメの本です。
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この本は、良書でした。
若い世代、何かを仕掛けようとしてる人たちにはぜひ読んで欲しいです。
この先にどんなことが起こり得るのか、どういう方向性で時代は変遷していきそうか。
うまくまとめられてます。ちょっとワクワクすると思います。
今の市場へのアクションを今開始してたら遅い。
なるべくしてなる時代の変化が予測できるくらいに技術力が上がってきてる。
スピードはこれまでにないくらいに早い。
バッティングセンターで速い球を打つときに、ボールが出てから準備したんじゃ遅いのと同じ。
その前からどこで打つかを決めて、時代がそこに流れてきたらジャストミートさせるような、そんな感覚が必要だと思います。
そして、このパワーシフトは個々人のスタートラインをものすごく低くしてくれてる。
特別な設備がなくても、ちょっとしたアイデアと仲間がいれば形にできる環境が整いつつある。
この波は、今が最高潮じゃない。まだまだ大きな波になるし、その波が飲みこんでいく過去の常識は想像以上に広くなると思われる。
そんな時代をある程度イメージさせてくれて、準備できる時間を与えてくれる本だと思いました。
この本を読んで、やってみたいことも出てきたし、今までに自分が考えて進んできた道は、進むべき道とそんなにずれてなかったことが確信できました。
この先、何をしたらいいか少し見えなくなってきてる人へ。
デジタルデバイドは、急速にその格差を縮めることになって、そこに新しいマーケットができてくると思います。
ユビキタスは、今よりもっとユーザーフレンドリーなITを実現していくと思います。
そこに何を仕掛けるか、それまでに何を準備しておくか、少し考えておいてもいいと思いますよ。^^
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ウェブ変化とは?
→こちら側の多様化、あちら側の大規模化、知と我々自身の変化。そしてそれらによってもたらされるパワーシフトという動き
現在の巨大知やワールドビームの先にはリアルタイムウェブがある
そして今までのヒエラルキーの組織からグローバルな個人連携にシフト
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タイトルから、梅田さんの「ウェブ進化論」の後追いかと勝手に想像していたが、しっかりと書かれているものだった。
情報社会を取り巻く次の変化について考えさせられる。
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誰もが、情報にアクセスでき、あるいは、情報発信できる時代のネットワークの実情につき、簡明かつ端的に読み解いたもの。あらゆる人が発信できるということは、受け取る側の情報収集能力に限界がある以上、当然、九分九厘の発信情報は埋没し、第三者の目に触れることはない。こう考えた方が無難だろう。本書では、負の面についてはほとんど触れられておらず、情報発信のハードルが下がったという事実(メカニズムも含め)を受け止めるにとどめ、その評価については話半分で見ておいたほうがよいと思えた。