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ミストシリーズ第2部第2巻。
益々謎が増えていくばかり、第1巻は大人しすぎたが、この巻も展開は予想外の展開を向かえるも、あくまで学者王エレンドが主なストーリーなのでアクションは控えめです。
さて、最終巻ではエレンドが淡々と謎を暴いていくのか、ヴィンが謎ごと全てを粉砕してくれるのか、楽しみです。
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エレンドがまさに王の資質を試されんとする巻です。愚直なまでに理想を追い求める姿はヴィンが心惹かれた時のままだけれども、ゼインが投げ掛けてくる言葉と、ヴィンたちを取り巻く複雑で危機的状況がヴィンの心を大きく揺らして・・・果たしてこの先どのような決断をヴィンが下すのか気になります。また<深き闇>や<支配王>の謎についても少しずつではあるけれど姿が見え始めて、ますます続きが気になる!
http://ameblo.jp/rasimaru/entry-10517236235.html
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2010年8月18日読了。
ちょっと息が切れてきたかも。
謎を引っ張りすぎなのか、エレンドがいい人過ぎていやになってきたのかわからないけど…。
それでも読み進めることで、楽しくなることを期待して。
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謎だらけ。<霧の落とし子>ゼインは何者?カンドラは誰になりすましている?政治は混迷、都は相変わらずピンチ。
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新生児がいるのに1日で読了...先が気になって置けない本でした。最初の3巻を読んでいないのですが、これまでのあらすじで話に入っていけました。少しえぐい表現もあるので★5にはしませんが、ファンタジー好きに一押し。
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おもしろい。
ミストボーンの時、正直2巻は平板な印象をうけたのだが、今回は違う。
危機、また危機の連続で緊張感をうまくたもっており、たるみを感じさせない。
分冊最終巻である3巻も楽しみでならない。
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今回も良かった( ´ ∀ ` )このシリーズに登場するキャラは一人ひとりが濃いですね。この巻では、いつもに増していろんな人の視点で語られているので、改めてそう思いました。
ルサデルはとんでもないことになってます。こっちまで支配王は倒さなかった方が良かったじゃないかって思うほど、ピンチ、更にピンチみたいな感じ。
ヴィンとエレンドのすれ違いも、もどかしい
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三国志よろしく3つの勢力のにらみ合い状態に加えて、第4の勢力登場。更に、王位を追われるエレンド。深き闇についてもまだわかっていない。手に入れた力は、11番目の金属だけ。この混沌とした状況で、最終巻に突入するわけですが、また一気にまとめていくんですかね。次の巻に期待です。
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異能力バトルが影を潜めて陰謀渦巻く政争編に。ブリーズその他脇キャラの内面描写が深くていいな。あとやっぱりオレ・スールとの一進一退な関係が読んでてドキドキ。これがツンデレ従者萌えってやつか……。
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本書は、一言でいえばエレンド無双かな。
いや、無双ができるほど、エレンドに力があるわけではないけど。
むしろ、まだまだひよっこで、まさにこれからの人物ではあるのだけど。
それでも、本書はエレンド無双の本だった、と思う。
ブランドン・サンダースンは、心の機微を描くのが上手いなあと思う。
世の中には、ノンフィクションよりもノンフィクションらしいフィクションがある。
一方で、フィクションよりフィクションらしいノンフィクションもある。
本書のようなファンタジィは、確実に「リアル」ではない。
けれどそれは、作品の舞台が「フィクション」であるだけ、だと思う。
本書で出てくる人物たちは、素晴らしく「ノンフィクション」。
その超人的な能力は「フィクション」であるとしても。
小説を読む、という行為は、「自分ではない誰か」を体験すること。
良い小説である条件は、その「誰か」に血肉が備わっているかどうかに懸かっている。
優れた小説の読了後には、ある独特の虚脱感がある。
それは、読中に憑いていた「誰か」が抜けたゆえの虚脱なのだろうなと思う。
本書の登場人物たちは、これ以上無いくらいに「ノンフィクション」だと思う。
小さなエピソードの積み重ねで、少しずつ、でも確実に、血肉が備わっていっている。
揺らぐヴィン。変わるエレンド。
この次の展開も、目が離せない。
冒頭で、本書はエレンド無双だと書いた。
もう一つの見所は、ヴィンとオレ=スールの関係性だと思う。
本シリーズのテーマは幾つかあるように思う。
そして、その核となっているのは、おそらく「信頼」だと思う。
様々な「信頼」のヴァリエーションを、サンダースンは描いていく。
あと、1巻目の感想で、ヴィンはへスターに似ている、と書いた。
でも、似てはいるけれど、本書を読んで、ヴィンはへスターとは違うな、と思った。
ヴィンの方が、まだ「良い子」だ。
へスターは、どこまで行っても「へスター」だった。
ヴィンは、回を重ねるごとに、どんどん変わっていっている。
けれど、ぶっきらぼうで率直なところは変わらない。
二人とも違っていて、それでも、二人とも魅力的。
ブランドン・サンダースン、すごいな。