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おっしゃれーな都会の高校生のお話。
結局話の中心に据えられているのは恋愛。
ませているように見えても、所詮は子供なのだ。
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わたしはそこはかとなく悲しい。
初めて読んだのは恐らくハードカバーのものが出版されたすぐ後だとおもう。一度読んで、栞のキャラクターは私の中にすとんと落ちた。
普段はコンタクトをして、髪もきちんと結った絵に書いたような委員長体質。たとえば行楽の観光にも資料を持っていくような。
それが休日になるとメガネを掛け、櫛を通すのもそこそこに、時にはスウェットにジャージという格好で知らない街をただ歩く。
そこにいる「わたし」は「わたし」であって「わたし」ではない。
月を失った喪失感を埋めるように、休日の度にトーキョーを歩くのだ。
トーキョーは狭いようでとてつもなく広い。
読んでいて、その場に一緒にいるような気分になれる。
どこからか夏を含んだ生ぬるい風が吹いてきて、なんだか甘酸っぱい気持ちになる。
図書館の児童書コーナーにあった本だが、忘れられずについに文庫版を買ってしまった(笑)
大人でも十分楽しめる物語ではないだろうか
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変装して知らない町の駅で降りて写真を撮る。週末の、ひそかな楽しみ。
相変わらず大変よみやすい。
青春ものは読んでてこっぱずかしいなあ。楽しいけど(笑)
わがままな高校生たちにいらっとしないで読める、雰囲気の良さ。
「──目白で降りて!」
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一気に読んでしまいました。
そして泣いてしまった。
私もふらふら探検してみよっかな。
再読しました。
若いっていいなぁーと思いました。
そしてなんかこのクラスが羨ましい!
人のことを思い、動くモリさんが自分に向き合えて、良かったなと。
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久しぶりにいい小説を見つけました。
★5つどころじゃなく6つくらいつけたい…。
最初はそれほど期待していなかったけど、読み始めたらこれは自分の趣味に合うと確信し購入を即決しました;
こういう恋愛小説は大好きです。
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別人に変装して、ダーツにあたった山の手線の駅で降りてみる。これが休日の栞の密かな趣味。そこで出会ったかつての同級生、耕也となぜか縁がきれなくて……。素直になれない二人をジャズ喫茶のバンドマン、一児の母、辛口の秀才、甘えん坊の美少女(すべて高校生!)が支える。
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主人公たちと年齢が近いこともあり、すっと世界の中に入って行けた。様々な少年少女たちが、それぞれの青春を送る様に、どこか羨ましささえ感じる。いつか栞のように、自由気ままに東京探索をしてみたい。
個人的にはジャズ喫茶のバンドマンと一児の母が好き。
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別人になって、山手線の駅でおりた街の写真を撮るのは是非ともやってみたい。
やはり恋愛小説は苦手。おそらく自分は実直であることも苦手だ。しかし、どこからともなく感じる孤独というものに酷く共感した。
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とても好きな本です。
変化のない毎日が嫌になったときなどに
よくこの本を読みます。
主人公モリの委員長気質や考えがとても共感できました。
あと、この本がきっかけでジャズが好きになりました。
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こんなに泣いたのは、久しぶり。
終盤からどんどん涙が滲んできて気がついたら止まらなかった。
モリが耕也に惹かれていって、いつの間にか頭の中いっぱいになっていたのがなぜだかすごく自分とシンクロ。
読み終わって自分もまだすきなんだ、って気付いてしまったり。
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高校生の恋愛を描いた作品。
ぶっちゃければ、可もなく不可もなくといった感じの恋愛小説。
しかしながら、端にも棒にもかからないというのは、時に特長足りうる。
目立った癖もないので、「小説に慣れてなくて、どれを読んだらいいのやら?」って人にはとりあえずオススメする。
ほんのり面白く、ほんのり疑問を感じる。
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「私はそこはかとなく悲しい」という冒頭の一文に、一気に物語の中へと引きこまれました。主人公の森下栞が感じる淡い喪失感という「そこはかとない悲しさ」は、誰もが奥底にもっているものだと思います。その感情を栞がどのように埋めていくのか。一人旅に逃げていた栞は初恋にどのように向かいあうのか。鮮やかに色づく景色に映る、栞の心情が印象的な一作です。
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高校生の片思い的青春小説。
ストレートでシンプルなお話。物語の3人の女の子、栞、亜子、美波は性格はばらばらなのに上手くピースがあっているようなやりとりをしている。
素直になりたいと思えてくる。
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主人公は16歳の女子高校生。級長にも選ばれるようなキャラなのだが、実は一人で都内の駅をダーツの旅よろしく気ままに選び散歩をしながら写真を撮るのが趣味という繊細には見えないが実はよく考えている女の子が巡り会う人間模様がなかなか面白い。留年している生徒が教室には二人いて、彼らのキャラの設定がいけていて心温まるエピソードが紡がれていく。青春小説で軽く読めるが、思わず涙を誘う場面もあり期待以上に楽しめた。
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一般的に児童書の扱いらしい。
「勃ってる」だ「したい」だと
ちょっと性的に書かれている部分もあって、
児童書と呼ぶには違和感がある。
個人的にはあまり聞き慣れなていないのだけれど、
これがヤング・アダルトというジャンルなのかな。
物語は女子高校生の切ない恋模様。
相手の男が微妙にダメな奴なのだが、それが若さを感じて良い。
主人公の気持ちを短い文章で、丁寧に表しているので好感が持てた。
感覚だけで恋をする。
若さの特権かな、と大人になってから嫉妬する(笑)