紙の本
こどものころとは違った見方もできて、新鮮な気分になります
2021/08/09 23:40
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投稿者:ちえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「カエルの詩人」と言われた草野心平の詩集です。
童心に帰ることもできますが、
こどものころとは違った見方もできて、新鮮な気分になります。
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「蛙の詩人」として知られていますが、それだけではないことを気付かせてくれる1冊。
死や孤独、様々な悲哀を表現している作品が多いのですが、決して暗くない、むしろ明るくてユーモラスでもある詩を書かれた方なんだなぁと思いました。
言葉の選び方も素晴らしくて、声に出して読みたい詩が多いです。
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昔住んでいた家の前には、林が広がり、季節ごと生き物たちのオーケストラでにぎわっていた。
それから、長い月日が流れ、ここ最近はカエルや蜩の鳴き声ですら久しく聞いていない。
草野さんの詩を詠むと、あの、生き物たちが奏でる生命のリズムが無性に恋しくなる。
「ごびらっふの独白」大好きです。
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草野心平を知ったから詩がだいすきになった。
「冬眠」は問題作として話題になったが、あれを読んだことで言葉の面白さ、表現の自由に気づけた。
詩は声にだして読むのがすきだか、草野心平のは楽しく大きな声でうたいたい。
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豊かにかおる泥のにおい。
震災後ふと懐かしくなり手に取った草野心平の詩からは、福島・いわきの懐かしい風土がほのぼのと寄り添ってきてくれた。
寂しさと孤独。ひとりだが、ひとりではない。
無数の蛙の鳴き声が耳の奥にこだまする深夜、読了。
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あまり読まない詩を読んでみました。
「お探し物は図書館まで」で紹介されていて気になって購入。やっぱりまだ読み慣れないけど、とにかく精神的にクる。読者に委ねられる解釈が小説以上に多く、また歳を取ったら読みたい