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ひと昔前の様なクラシカルなれど…とても真っ直ぐな女性目線の短編集。恋に結婚に仕事に学業に苦悩・躍動する各ヒロイン。大事な人との別れなどフッと立ち止まった時、思い返したり重ねたりするのは、母娘関係を筆頭に身近に携わる人達に支えられているという感。各話、必ずキーワードを散りばめた表現に出会え、グッと掴んで離さない…時間を置いて理解、信頼できたり、ホロッとさせられる展開も良かった。母親、故郷、旅情がたっぷり味わえる♪
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全て女性目線の短編7本。
『長良川』が一番好き。お互いに思い合う夫婦。思いやりのある娘。
ちょっと泣けます。
『斉唱』は何だか自分の未来を見るような感じがした。
今の小さい手のかかる子育てを楽しまないと普段の行いを反省。
『沈下橋』はいわずもがな、あの事件を思い出します。
これがなかったら、星が一つ増えてたかな。
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心温まる7つの短編集。地方の描写がとてもキレイだった。ラストの沈下橋は、芸能界を騒がせたあの事件と酷似してた。
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地方が舞台の短編集。土地の方言で物語が展開する。筋より言葉のキャッチボールがリアルに感じる。僕も知らない方言を話す人とのやりとり。こういう作品もっと欲しい。
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★★1/2かなあ。。。
初期の頃の短編集。
この人はよく短期間でここから
「楽園のカンヴァス」まで書けたもんだな。
作家ってやっぱり成長するのね。
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女性たちのとある日常を切り取った、短編集。
劇的でもあり、平穏でもあり、なのでしょうか。
生きていくってことは、様々な事が起きるもの、
個人的には“旅は寄り道”というのが、いいなぁ、、と。
“旅のことを、母は、人生の寄り道、と喩えてみた。”
こんな風に考えられたら、生きていくのにもハリが出るかな。
と、いろいろな岐路を見つめながら、考えています。
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各地に住む女性の人生において、人とのつながり模様を書いた、7篇からなる短編集。タイトルの作品が一番良かった٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
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表題作がとてつもなくよかった。
今まで読んだマハさんで1番好き。
他のお話も心に残る話ばっかり。
一気に読んでしまった。
やっぱりマハさんの小説好きだなぁ。
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誰かを何かを失った女性たちを描いた短編集。
失って初めてそのかけがえのなさに気づいたり
失いたくなくて縋っていたものが案外ちっぽけなものだったり。
心残りや喪失感はそれぞれですが、彼女たちはみな少し強くなって
そして少しやさしくなって前を向こうとしていtます。
どの話も情景が目に浮かぶようで、詩的な情緒がありました。
ツバキやバラの花、
白神山地や四万十川の沈下橋、
佐渡島のトキや長良川の花火。
旅行にいきたいなーって気持ちになりますね。
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大事なものをなくした女性の短編集。
タイトルの「星がひとつほしいとの祈り」ほか、どの話にも心がしっとりする。
各地の風景を想像しながら読んでみるとまた楽しい。
長良川は故郷の河。情景が目に浮かぶようだった。
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女性の節目に立ち会う短編7編。
題名となっている「星がひとつ欲しいとの祈り」の空気感が一番好き。
原田マハは、読み手の想像に任せるさじ加減がすごく良い!
次は長編が読みたいな。
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ほろり。ほろり。と泣けました。美容院で読んでいて、あれれ、ヤバイかもと思っていたらツツ―ッと涙がこぼれてしまい美容師さんが慌ててティッシュを持って来てくれました。こんなアクシデントも、この本の記憶にプラスされるのかな。
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さらっと読ませてキラリ瞬く、上手だなぁ。[長良川]こんな夫婦いいな。[沈下橋]人気歌手と継母だったひととの情にもほろり。
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先に長編レベルで好きになっていたので
(そちらを基準にしていたため)
こちらの短編はちょっと物足りなかった。
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表題作が一番好きでした!!時間をタイムスリップするような感じ。いつの間にか主人公が今を生きているような感覚。久々に味わったなぁ。『斉唱』もジンワリと暖かい気持ちに包まれていきます。原田マハさん、やっぱりいいなぁと再確認した本でした!!