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組織からの奇妙な指示を受けて活動する3人の兼業テロリストの話。
途中で飽きちゃう感じ。妄想っぽいというか、ツッコミどころ満載でコントみたい。
なんだか、この人最近ハズレ多いかも。
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相変わらずの妄想論理が大爆発。ただここまでやってしまうともはやギャグと紙一重なのでは、と思うシーンが多々。串本のアレコレに関してはどうしても深読みしたくなってしまう。
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一見、意味のわからない大したことのないことの繰り返しが、政府転覆を狙う組織の目的を達する手段だという。
意味のわからないまま行動していくものの、助けを借りながら、その意味を考えていきます。
楽しめる本でした。
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完全無血テロを企てるテロリストたちの連作短編集。
1話ごとにかたられる政府を転覆させる薀蓄は、いささか飽き飽きするが、意外なラストにやられた感じ。
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テロリストを主人公にした話。
3人の内部構成員の視点で3話ずつ、計9話収録。それぞれに与えられた任務にどう対処するのか、というところから話が始まります。
設定がユニーク(テロリストといいながらも、実際の行動は「これがテロ?」と思うものであるとか、組織の構成も)で、続きはどうなるんだろうという興味が湧きます。
短篇なので読みやすいですし、ラストはこうなるのかなと思った期待を裏切られました。後味はちょっぴり悪いですが、それも含めていい作品だと思います。
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連作短編9編。なんじゃ、こりゃ??。テロ組織に所属する3人は奇天烈な任務を命じられるのですが、彼らはその意味するところを知らされていません。別の男がその意味を推理して…てなパターンがいくつか続くんですが、その推理らしき物がもう無理くり。最終話に至っては開いた口がふさがらず。あらゆる意味で中途半端。
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なんでしょう...この作品は。フザケてるのか
真面目なのか? なんとも微妙な作品ですねー。
日本政府転覆を計る謎のテロ組織。普段は
一般の市民に身を窶しその陰でテロルを
行う行動部隊3人の短編連作。
その行うテロ行為は「スーパーの売場に
レモンを置いてくる」「公演の砂場にアライグマと
プラスチック粉末を置いてくる」「ただただ
コンビニでバイトする」...etcトンでも系の
指令ばかりw。そのバカっぽい行為から
導かれる政府転覆の意図が各話のラストで
謎が解かれる。タイトルの攪乱者とは...。
さらにその3人を待つパートタイム・
テロリストとしての結末...。
最近の石持作品ってこんな感じの
ラストが多いような気が...汗。
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テロ組織の人たちが、全然テロっぽくないことをしていく話。
なんだかもう、読んでて寒かった。
テロ組織がダサすぎる。全然現実味がなくて、中二病の妄想をそのまま本にしました、という感じ。
テロ行為もいちいちこじつけ、無理やり感も否めない。
そしてラストもなにこれ?無理やり過ぎるだろ...
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何かを破壊するのではなく、日常生活の身近なもので混乱を起こす短編集。
タイトルが現代文学の有名なものから取ったのと、テロの内容が関連してて、なるほど、と思った。
結構引き込まれて読みました。短編うまいと思います。
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スーパーにレモンを置いたりするテロリストの話だから、もっと笑いがあるのかと思ったけど全然違った。結局組織のことが分からなかったのが残念。
最後がちょっと・・・びっくり。
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2010年7月18日 読了。
レモンやアライグマでテロを行うという、訳のわからない設定に惹かれて読んでしまいました。よもやレモンひとつでテロが成立するとは思うまいよ。
まぁこじつけもご都合主義もいいところだし、賛否両論あるんでしょうけど、発想としてはなかなかおもしろいと思うので、個人的には割とアタリかなぁと。
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コードネーム「久米」「輪島」の男二人、黒髪の美女で同じくコードネーム「宮古」のテロリスト三人。
彼らは一般人の仮面をかぶりながら、政府転覆をめざすテロ組織の一員である。
組織は、暴力や流血によらない方法で現政府への不信感を国民に抱かせようとしていた。
彼らに下された任務は、組織が用意したレモンをスーパーのレモン売り場に置いてきたり、
官僚の不倫旅行を追いかけるなど、一見奇妙なものであった。
任務の真の目的とは何か。
優秀な三人の遂行ぶりが引き起こす思わぬ結果とは。
テロ組織の正体は。
そして彼らの運命を翻弄していく第四の人物の正体は——本格推理とテロリズムの融合。
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レモンにアライグマ、新聞紙でテロ活動って……なんだそりゃあ。ちょっと予想もつかない、奇想天外なミステリ。
テロの目的が「国の不安を煽ること」であるならこれは効果的だし、直接的に人を傷つけるものでもない、って点では見事です。謎としては面白い。だけど。
終盤にかけての展開は、だんだん怖くなってきます。やはりテロリズムというのは賛成できるものではありません。こんな組織、本当にないだろうねえ?
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テロらしくないテロ。
何とはない不安に陥れる作戦。
最初は楽しめたのですが、最後のあれはどうなんだろう???
謎は謎のままだし。
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地方のスーパーにレモンを忍ばせてくること
丸めた新聞紙を入れた紙袋を電車の網棚に置き忘れてくること
無血テロ組織に属する3人に課せられる指令は
どれも謎めいたものばかり。
とっかかりは面白かったけれど冗長な感じで、
正直数編読んで読むのやめようかと思った。
でも中盤から面白くなってきて
最後の急展開にはビックリ。
スローボールから一気に剛速球にスイッチアップされて
まごついてるうちに終わっちゃった感じ。
【図書館・初読・8/25読了】