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那由多小学校で起きた児童毒殺事件。小学6年生の男子生徒が、クラスメイトを毒殺。その後、同じ毒で服毒自殺を遂げ、動機がはっきりしないままに事件は幕を閉じた―。あれから30年。ある人物が当時の事件関係者たちを訪ね歩き始める。食い違う証言、見え隠れする思いもよらない人間関係、そして事件当日に仕組まれたある計画…。第7回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作。
《ブックデータベース より》
《2010年6月15日 読了》
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湊かなえの「告白」とか、
宮部みゆきの「Q&A」を読んでいたときと
似ている気がする。
まあ、ほとんど口語で話が進むから
読みやすい。
と、思っていたんだけど。。。
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一つの事件を巡って関係者の独白で展開…のせいで「告白」と比べられるちょっと気の毒な作品。何故か最後は非常にガールズトーク的展開になってしまって男はどうしていいかわからんと思います。それでええのかっていう。んー…大体こういう女子は現実の男はどうでもいいんですよ…
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犯人はすぐに分かってしまうけれど、そこに行くまでの証言や流れ方、そこからの展開などは読んでいて面白かったです。証言者や手紙の主が過去の話を淡々と話をしていく形なのでこれから何か起きるというドキドキは無かったですが、小説くささと人間くささは良かったです。ただ、やはりストーリーはこじつけくさかった。
しかし、塔山さんの他の小説が読んでみたいなあと思いました。
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ストーリー展開は「告白」と似ている。
舞台も学校だし、事件に関わった生徒たちそれぞれの目線で描かれているし。
文庫本で上下巻と分れているのが残念。これは1冊にまとめられると思う。本の薄さが内容まで薄くしてる感じがして・・・。
ただ嫌いな内容ではない。生徒たちの個性や気持ちもちゃんと書き分けられていて、読みやすい。
下巻に期待したいと思う。
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那由多小学校で起きた児童毒殺事件。小学6年生の男子生徒が、クラスメイトを毒殺。その後、同じ毒で服毒自殺を遂げ、動機がはっきりしないままに事件は幕を閉じた─。あれから30年。ある人物が当時の事件関係者たちを訪ね歩き始める。食い違う証言、見え隠れする思いもよらない人間関係、そして事件当日に仕組まれたある計画…。第7回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作。
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独白タイプのこれは、まるで湊かなえの「告白」だ。
そうしてまさか?の、牛乳に混入された毒!!!
でもでも、これってこのミス大賞よね?
きっと作者の意図があってこうなっているはずよね?
となればそう、こんなカンタンな話じゃおわらないのよねねね???
地震の影響で東横線がすべて各駅停車。
その余波でみなとみらいから渋谷駅までの間に、読み終わっちゃった上巻。
いやいや後半、きっとオオバケするのね?
さ、後半後半!!
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『毒殺魔の教室』ってすごいタイトルの本ですよね。30年前に小学校で起こった事件を当時の小学生の証言で振り返る。それぞれの立場で全く違う証言、感想…それを繋げあわせたくて一気に読んでしまいました。事件の真相が一応わかって終わった上巻。下巻でどんな展開があるのか楽しみ。
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「告白」の類似作品かと軽い気持ちで読み始めましたが、今のところ期待以上の展開なので下巻が楽しみです。
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面白い
作品の紹介
那由多小学校で起きた児童毒殺事件。小学6年生の男子生徒が、クラスメイトを毒殺。その後、同じ毒で服毒自殺を遂げ、動機がはっきりしないままに事件は幕を閉じた―。あれから30年。ある人物が当時の事件関係者たちを訪ね歩き始める。食い違う証言、見え隠れする思いもよらない人間関係、そして事件当日に仕組まれたある計画…。第7回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作
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基本的に読みやすい文体ですが、登場人物の性格や話し言葉か書き言葉かによって読みにくいと感じる部分もありました。
中には早く続きを言えとせっつきたくなるような語り手も。(それが作者の意図だと思いますが)
小学生がここまで策略を巡らすか?と思わず自分の子供時代と照らし合わせたりしてしまいましたが、ストーリーはどんどん読み進めたくなる面白さがあります。
下巻の展開が楽しみです。
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上巻の盛り上がり、とても良かったです。
事件のあらまし、先生と、その甥と、小説家のやりとり。
伏線たっぷりで、上巻で事件のほとんどがわかってしまったので、それが合ってるかどうか下巻を読みます。
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読んでいてとても引き込まれます。
ある一つの出来事について、証言者によりとらえ方、印象が異なり(当たり前ですが)、その積み重ねで徐々に真実のカタチが見えてくる・・・。構成もいい具合だと思います。
下巻にも期待!
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あんまり期待してなかったけど面白い。引き込まれる。
下巻でどうなるか分からんけど楽しみ。
進行の仕方が湊かなえさんの『往復書簡』、『贖罪』に似てるなと。
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おっかないタイトルですが、内容は特に怖い話でなく、ある事件がなぜ引き起こされたのかの、謎解きになります。
下巻の途中で、内容は、ほぼ解明されたのに、まだ大分ページが残っているな???っていう感じになったのですが、最後は、女性のたくましさを痛感するエピソードが。。。
全体としては、面白い作品でしたが、引っ張った割りにラストは普通という少し残念な感じです。