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購入した日:2010/5/13
読了した日:2010/5/13
磐音が帰ってきた。
前回の上下巻に及ぶ家基暗殺からの一連の顛末。
光明が見えない中で、どうやって物語が進むのか、興味津津だった。
本の全体的なトーンも暗い感じ。
なんとなく、淀んでいる。
まさに磐音にとって暗中模索な1巻だった。
暗中模索は今後も続きそうな感じがする。
そして新たに現れた田沼一派の強敵。
次回展開が楽しみだ。
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前巻で政争に敗れ、最大のピンチが訪れた磐音。田沼一派の追撃をかわして、おこんと二人逃避行することに。江戸を離れてしまうのだけれど、妊娠期に旅するなんて今でも大変なのにおこん大丈夫か~?とか思ってしまう。霧子と弥助が影のように寄り添ってくれて、磐音たちの行く末を見守ってくれる。追撃を何とかかわしてさあこれからどこに行くかな…ってところなんだけど、全体的にはそんなに山がなくて残念な一巻。もしかして、利次郎さんがいる土佐に入っちゃうのかな~。
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シリーズ第33作。
磐音とおこんは田沼意次の追っ手から逃れるため、名を変えて江戸を出る。
著者のシリーズものをいくつか読んでいるのだが、最初はスカッとした読後感にスイスイ読めていたのに、最近はどれも暗い話になっていって、どうもぱっとしない。陰謀はいいから、爽快な剣劇が読みたい!
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衝撃の前巻から、待ちに待った新刊。
まだまだパーッと明るい展開にはならず、切ない。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
田沼政治はこれから全盛期だし、どうなっていくのだろう……
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出だしから暗いっ!!
弥助と霧子の存在が何とか話に明るさをもたらしてくれている。
ちょとマンネリ気味だったので話の展開が変わったのはイイのだが、敵の雹田平の小物感が強すぎるwww
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居眠り磐音シリーズの最新刊です。
前回、田沼意次の陰謀から、時期将軍の家基の暗殺を防げずに、その上義父母が自害に追い込まれ、道場も閉鎖され、磐音とおこん夫妻は、今津屋の別荘に隠れ住むことに。
でもそこにも、田沼意次の刺客がいつ来るか分からない状況に、磐音とおこんは、西に向けて旅立つことになる。
名前を変えての二人旅。
田沼意次のやりたい放題の独占政治に、怒りを持つ庶民や武家たちが、二人を何かと手助けしてくれて、追っ手と戦いながらも、旅を続けている状況。
おこんのお腹には、二人の赤ちゃんも宿っているんです。
正義のある方が、どうして逃げ回らなければいけないのか…
正義を持たない者が権力を握った時の恐ろしさに、庶民は立ちすくむばかりなのでしょうか。
この先どうなっていくのか、早く続きが読みたい~
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テレビ化されているのを知っていると,主人公二人が旅に出ているのに,手紙を渡すというシチュエーションを作って,キャストに出演機会を与えるという無理矢理さを感じちゃう。居眠り磐音シリーズ33!~田村の謀略で道場を潰され養父母を死に追い込まれた磐音・おこん夫婦には子が宿るが,身は今津屋の寮にいつまでも置いて置く訳にはいかない。周囲の人々に類が及ぶからだ。世話になった人々への文を弥助に託し,船で江戸を出立し,小田原で大久保家から偽手形を手に入れ箱根を越えたが,田村の刺客が江戸から放たれたのを知り,陰のように護りに従った霧子を見破って供に加え,討っ手に小姓組が加わったことを知ると,田村家の刺客との分断を弥助と霧子に依頼する。佐々木家の菩提寺が刈谷にあるのを察知され,雹田平に先回りされるが,少数であったため,これを返り討ちにし,旅は流浪のものとなる~というわけで,系図屋が異人で,青龍刀を振りかざす大して強くない弁髪の刺客を登場させたり,子役にまで登場機会を与えたり,思い出話で死んだ人物まで登場させたり,無理が過ぎる。ストーリーは簡単で,単純化するために忍者が活躍するという更なる無理を・・・イカン!
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老中田沼意次の陰謀によって、家基も義父も亡くし、すっかり隠棲させられてしまった磐音に、なおも刺客が忍び寄る。今は我慢、いつか再興の願いを密かに抱きつつ、佐々木家の先祖の墓所を訪なう旅が始まった。
前巻でシリーズ終了していたとしても不自然でなかった流れの中で、どんな続編が始まるのか?と、いくぶん不安を抱きながら読み始めましたが、今回の物語の舞台が自分の職場の界隈の地名(刈谷とか知立)が何度も出てきたので、妙に安心して読んでしまいました。
(2010/6/18)
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第三十三弾
急展開の前巻より新展開か、これまでの登場人物に別れを告げ、新たな旅立ちか?
おこんに子供が宿り、弥吉と霧子を供にどこに行きつくのか
相変わらず読みやすい
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どん底の状況からの再生の場面。最初は読んでて、悲しくなって
しまったけど、それでもいろんなことは進んでいくので、とりあえず
前をむけば良いのだと。
起こっている事実は一つなのだけれど、それをどう受け取るかは
自分しだいということをこのごろよく感じる。
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磐音シリーズの中で特別な一冊になると思います。
新しい磐音の序章です。
今後がますます楽しみになってきました。
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今作は全然、痛快ではなく心が痛む話です。
この先どうなるのか??
暗い世の中に暗い話は今一つですね・・・
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大きな転換点を迎えた居眠り磐音の新シリーズ第一弾。
旅に出た磐音とおこんに二人のお供が付き添い物語を盛り上げます。これからまた面白くなりそうです。
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33
後始末が泣ける。江戸を抜けるまで憂いが何波もやってくる感じ。最後に刈谷の佐々木家先祖の墓に義父母の遺髪を埋葬。
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前巻を読んでから日が浅かったせいか、前半は読んでいるうちに泣けて泣けて仕方がなかったです。
負けたと言いたくないけれど、世の中は確実に田沼政治一色になり、それまで親しかった人々ですら息をひそめて黙って磐音夫妻が江戸を去るのを見守らなければならないとは。
未だはっきりしない近習の人々の処遇が気になります。
でも、妊娠初期のおこんさんを連れての逃避行…かなり無謀ではあります。