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可もなく不可もなくといった感じ。
子供時代の話の合間に、親になった主人公と息子の会話があっても良いのではないかと思った。
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昭和のスタンドバイミー
夏休みの自由研究にかこつけて
不発弾を探すことになった、小学生4人組。
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古き良き時代のいたずら坊主。
誰にでもある、ちょっと自慢したい思い出。
わくわくして、輝いているのは伝わってくるけど、変に教科書的すぎて、共感したり心を動かされたりはしなかった。
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年代的にド真ん中(いや、4,5年ズレるか?)な感じが、読みやすいが、誰でも書ける内容、誰でも思いつくストーリー展開、あまりにも”ベタ”で、感動はイマイチ(そのベタさ加減もノスタルジック?!との確信犯か?)前半も、読者にあまりにも”当時”を想起させようと小ネタの応酬で、やや退屈。核心の”不発弾探し”が始まってからは、勢いで読めるから、そこまで辛抱かな。
人気作詞家による文章なので、気のきいた表現や、ハッとさせるような喩えがあるかと期待したが、文章も実に平易で、その点でも肩透かし感があった。
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一人一人の登場人物の微妙な感情を繊細に表現していて、物語のなかに吸い込まれるように一気に読めた。また臨場感溢れる描写も素晴らしかった。
団地に住んでいたり、引っ越しを経験したり、中学受験をした私自身の小学生時代を考えると、恨みなく話せる友情、近隣の人たちとの距離の近さ、絆の強さを、羨ましいと思うほど、感動した。また、少年の時代と私の親世代が近いことから、親のことを見直したり、尊敬の心も感じ、話を聞いてみたいと思った。
ちょっと本の内容から逸脱するが、羨ましい美しい人間の絆を描いている当時を今の時代と比較してどうか、と考えた。今は、昔と同じような人間関係を保つのは難しいと思うし、人間関係が希薄化しているとも言われている。しかし、メールや、ツィッター、mixi、facebookなどのネット環境が充実し、海外の人とも時差なく連絡を取ることが出来る。だからこそ、新しい友情や人間関係を築くことが出来るはずだ。一人にかける時間やお金が減るが、浅く広く、軽いタッチで関係を作っていける。それが良いとも限らないが、失ったものを憂うのではなくて、新しい価値を探せばいいのかなと思う。
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私は現代作家の作品を読むということは極めて少ない。十数年前まではそうでもなかったのだが、ここ十年は、ホントに少ない。別に何らかの思いがあったわけでもない。
あるとき、ある評論を読んでいて、ハタとその理由らしきものに思い至る。
最近の小説は、やたら長いものが多い傾向があるという。ストーリーも一つ一つの文章もそうらしい。はっきり言って、冗漫な文章が増えてきているという。いや、そんな文を書く若手作家及び作家志願者が多い傾向があるという。
その評論家さんは、その理由として、キーボードを挙げておられた。現代の作家の多くは、原稿用紙にペンで手書きで文章を書くのではなく、今、私がそうしているように、キーボードで思いを「打ち込んで」いる。
まさに私がそうだが、ブラインドタッチ(キーボードを見ずに画面を見ながら打ち込みをする)をできる人は、自分の頭に思い浮かんだ文字、言葉をほとんどそのまま打ち込むことも決して不可能ではない。
よっぽど頭のいい人ならともかく、私程度の並の能力しか持ち合わせていない人間は、頭の中にぱっと思い浮かんだ言葉が、洗練された無駄のない文章になっているなんてことは、まずはあり得ない。
冗漫な文章。
いくらその後推敲しようが、元が元なだけに、限界がある。
ということで、出来上がった文章及びその文章の集合体である小説はいきおい「冗漫」なものになりがちなのだろう。
もう一つ理由がある。おそらくは現在40歳代以上の読書家の方たちは、これまで相当な読書量をこなしてきているであろう。近代の天才、森鴎外、夏目漱石はもちろん、志賀直哉、谷崎潤一郎、三島由紀夫、川端康成等々誰でも知っている作家の作品のすべてとは言わないが、少なくとも代表作くらいは相当読み込んでいる。それ以前の、古典といわれるものも原文で読み込んでもいよう。
そんな作家の文章が意識の底に沈んでしまい「読書の質」というものができあがっている年代の読書人からすれば、今時の、冗漫な文章で積み重ねられた作品を読み込むことは、相当骨が折れる作業だ。
もちろん、今でもレベルの高い作家さんはたくさんいようが、それは、30年後くらいに、あぁ、あの時代のあの作家さんは、あの時代の中では光っていたねと言われるのを待とうと私は決めている。
そんな私が珍しく、自分から手を伸ばした、現代作家さんの作品。
今年春の中学高校入学試験の「国語」で最も引用されることが多かっそうだ。
まぁ、つまんなかっても広貴に読ませればいいやと文庫版を購入。相当な分量ではあったが、視察の移動のJRの列車内で、20分あまりで読み終える。
あれだけ中学高校入試に引用されるというのは、それだけの力のある作品なんだろう。
あえて、広貴に勧めようとは思わないが、本棚の隅っこにころがしておこう。
以上、冗漫な文章になってしまったというお手本。
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心が温まるお話。
昭和の夏の思い出って、何であんなに心がホッとするんだろう。
私も田舎で育ってみたかった…ような気もする。
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父親が小学生の息子に、自分が同世代だったころの冒険談を聞かせるわけだけど、その話自体は面白いのだけど、今どきの小学生はこんなに素直なのかなぁというのが感想でした。
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スタンド・バイ・ミー的なそんな物語。
ヒーローになりたくて不発弾を探す3人の子供たちに、都会から転向してきた同級生が加わり、その時折の問題を乗り越えていく?
時代背景が自分が生きた時代に近く、懐かしいネタを散見さえれる。
文章も読みやすいし、ノスタルジックな気分を味わいつつ爽やかな読了感。
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「夏を拾いに」森 浩美
青春小説。抜けるような空色。
昭和46年。小学生のガキンチョたちの、夏休みの鮮やかな思い出を綴る物語。
直球ド真ん中なストーリーが、悪くない。児童文学ですね。
1980年代生まれの僕らの世代には、共感できるところもあるし、もっとノスタルジックなところもあるし。
でも、大人視点の主人公(私)が自分の息子に対して思っている、「遊びかた」のジェネレーションギャップ的なものは、同様に感じますね。
かといって今、昔のようなやんちゃが出来る時代背景だと言うわけではなく…
その辺の結末のつけかたは、ちょっとありきたり過ぎたかなと。本文中でも主人公に語らせてるけどね。
作詞家、森浩美さん初の長編小説だそうです。
文章も読みやすいし、主人公含め情景の描写が上手だなあ。
かつて男子だった人なら、楽しめる一冊。☆3.5のくりあげ、(4)
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「中学生のための読解力を伸ばす魔法の本棚」
中学生のうちにぜひ読んでおきたい205冊、ブックリスト。
物語・小説ー初・中級編ー
033
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なつかしい昭和のかおり・・・
幸せな子供時代を読ませてもらいました。
日常の冒険がなかなかできない今の小学生は少し損してるかな。
全員じゃないけど・・・。
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とても懐かしさを感じる物語でした。
読んでいて楽しかったし、昔に戻りたいなーって思っちゃう本でした。
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子どもが成長する夏の物語。
そんな夏が私にあっただろうか。この物語の子どもたちのように何かを求めて、成し遂げたことはなかったな、と今思う。
子を思う父の気持ちというものも垣間見れた。
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夏!ということで手に取りました。
昭和の夏休み・・・という感じで、自分よりは年代が上だけど、いろいろなところで懐かしく思いました。
あの頃に戻りたいー。(´ー`)