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久しぶりに本読んだ。
面白くなくはない。
けれど、面白いかと言われると答えに困るような。
登場人物には惹かれる小説ですね。
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時間がある時に、書店でちょっと気になったので衝動買いした一冊。
ざっくり説明すると、幼馴染の三人と「天才」と呼ばれる少年の四人が自警団を結成して、町の自発的な清掃活動などを通して様々な人と出会い、交流していく話です。
あらすじを読んだ印象では、不条理に対して真っ向から立ち向かっていく青臭い青春物語だと思っていました。けれど、冒頭から登場するのは「青年」から一歩足を踏み出した冴えない男ばかり。おまけに物語も出だしは静かな入りで、今回は衝動買いが裏目に出たかと思いました。
けれど、一話一話読み進めていくうちにそれぞれのキャラクターの思わぬ一面だったり、何気ない性格がジグソーパズルを埋めていくように少しずつ少しずつ補完されてきて、鮮やかに色づいていきました。中盤以降はかなり引き込まれ、あれよあれよと読み終わってしまいました。
どこかの雑誌に連載していたらしい構成でしたが、短編連作の見本となるような一冊です。著者と読者との間に暗黙の了解があって、最低限の説明を除けば、後はストーリーに没頭できる。なかなかの良書でした。
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登場人物が個性的で、それが集まって、何かをする。
そういう小説読むと、石田さんの本だなぁとも思います。読みやすかった
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【なんとか長い時間を耐え抜いたものには、かならずそのにおいが染みつくのだ。】
4人の若者があるきっかけで地元(上野)をほんの少しよくしていこうという志のもといろいろ事件を解決していく。
上野のガーディアンの話。IWGPに似ている。
池袋よりも上野の方が知っているのでイメージが良くわく。
自分の将来に悩んでいる若者、、これって若さだよなーとしみじみ。
なかなかおもしろい。シリーズ化しても良いのでは。
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大好きなアメ横に集う三人の幼馴染み「アポロ、ヤクショ、サモハン」と施設で育った新入り「天才」とのはなし。
4年前、アメ横でひとりの少年が殺害されるという事件が起こる。
その犯人は未だ捕まっておらず、少年の父は毎日のようにアメ横に来て犯人を探していた。
アポロはアメ横で生きていく意味を考えていた時、少年の父と出逢う。
「自分たちにも何かできないか?」
そこから、ガーディアンズの活動が始まり、様々な事情を抱えた沢山の人たちと出逢い、4人も成長していく。
さっぱり、あっさり読むことが出来て面白かった。
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最近の若者の・・・。この作者さんの得意としているジャンルでしょうな。
約一年の流れですが、文才があるのはうらやましい。あまりにリアルすぎて違う作品のときに、吐き気してしてしまいましたが。
若者の少し違う現実。私は、そう思います。
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何とも言えないですが、14の大人版…?
と思ってしまうくらい空気感が似ているような…
石田さんは子供の描写がお上手なだけに
子供版ありきで大人版を書くというのは
いささかきびしいような気がしました
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上野版IWGPとゆー感じだけど、あまりおもしろくなかったな。主人公のキャラがそこまでたっているように感じなかったからと、どうしても重ねて比べて読んでしまうからかな。微妙。
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はっきりいってIWGPのアメ横版ってところです。
『天才』が良い味を出しており、話自体は面白い話なのですが、IWGPの印象が強すぎて、この作品はかすんでしまっているようなかんじです。
池袋のかんじとアメ横のかんじの違いが良く出ていて、今までのテクニックでそれなりに読ませるのですが、新鮮な驚きが、残念ながら得られませんでした。
天下の石田衣良も、そろそろ底が見えたのかな?と思われるような作品です。
こんなモンじゃないだろう!
もっと読ませてくれ!!!
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IWGPの上野アメ横版みたいな感じ。
こちらはチームでアメ横の問題に対処する若者たちを描く。
確かに、昼と真夜中では全くアメ横の雰囲気は全く違う。
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石田さんのはこういった青春ものというのが大好きで読み始めた。作品体系はIWGPとか4TEENに似ているけれど、人生の何かを求めていた四人がすこしでも町を良くするために地味に地道に、得になるわけでもないことをやっていくことは、誰にだってやろうと思えば何かできる、ということを思わせた。
自分たちができない以上のことはしない、自分たちが出来ることをする。
誰かのためにやっていけるってのは素敵なことだと思う。
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上野の街を守るガーディアン!
遭遇する数々の事件を解決していくストーリー♪
短編で読みやすいです
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1104 上野サイコーって言いそう!まさに上野版IWGPって感じ。こっちの作品の方がソフトな内容かな。続き出るかなぁ。
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物静かで主張の少ないのに一目置かれている主人公の人物像がいまいち浮かばず、あまりのめり込めなかった。地方出身者が差別されているとかもあまり現実味がない。ストーリー自体は退屈しないが、いつも石田衣良を読んで感じるわくわく感があまりなく残念。
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期待以上に良い。
食堂でハムカツが食べたくなってきた。
作品の紹介
上野・アメ横。冴えない青春を送る四人が、街を守るために立ち上がった!失踪した相棒を捜すダンサー、引きこもりのイケメン、嫌がらせに悩むヤクザ、商店街を脅かす“ハイカラ窃盗団”...。メインストリートの守護天使たちが遭遇する数々の事件と、その活躍を描く痛快青春ミステリー。