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思いっきりファンタジーです。
代々女系家族の魔布家。
結祈は、ある日をきっかけに、自分に特殊な能力があることを知らされます。
「なぜ、私?」
運動も苦手、人と話すのも下手、喧嘩なんて見るのもいや、血だって怖いし…。
そんな結祈が、ある戦いに巻き込まれていきます。結祈に求められる使命とは…。
周りから、「シスコン」とまで言われる弟・香楽は、亡き父の代わりのように、双子の姉を守ってきました。姉のことならなんでも分かっていると思っていたのに、何故か秘密を持ち始めた彼女に不安を覚えます。まさに、思春期を迎える娘を持つ父です。
結祈に課せられる戦い…。女系家族に何故弟・香楽が生まれたか…。これから先が気になります。
文庫だったので、簡単に買ってしまいましたが、こういうシリーズ本は、まとめて読んだ方がいいですね!
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テイスト的には№6に近いのでしょうか?闘う女の子のお話。まだ、序章も終わっていない印象。今後に期待。
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あさのあつこさんの書かれる女の子、大好きです。もちろん、少年たちの輝かんばかりの青春像も好きなんですが、女の子も大好き。読んでいて、同性ということもあるのか、共感したり、尊敬したり、驚かされたり……。そういったことが多いんです。
この話でもそうでした。主人公の結祈に心を動かされるシーンがいくつもあって…。
もうひとり好きな子。結祈の双子の弟、香楽。結祈を守ろうとする姿が何ともカッコいい騎士に見えてしまいます。そんな彼が結祈に関して思い悩むシーンは、やっぱり、一人の男の子なんだなあ…と思いました。
ただ、ストーリーにはまだまだ分からないところがあるので、次巻に期待です。
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活発な人気者の双子の弟・香楽とは違って、結祈は地味な女の子。ある夜、悪夢に目を覚ました結祈は、禍々しい赤いオーロラのようなものを見る。けれど次の日母と弟に聞いても、気付かなかったと言う。不安に思う結祈にそのオーロラの話を持ち出したのは、101歳になる曾祖母のカナエだった――。
あさのさんの新シリーズです。表紙がワカマツさんだったので衝動買い。
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2005年にジャイブのカラフル文庫から発行されたものの改題・会ひつ修正文庫版です。全3巻予定の第1巻。ちなみにカラフル文庫からは2巻までしか刊行されていない模様。
表紙がちょっとびっくりするぐらいスタイリッシュになってますね。『インディゴの夜』の人。結構好き。
引っ込み思案の優しい女の子がある日闘いの運命に巻き込まれていくお話。優しすぎると本当に戦うのが辛そうで…しかもまだ子供なのに。…こういう話こそ漫画化になればいいのに。
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私にとって、あさのあつこさんといえば、NO.6なんです。
バッテリーも、ほたる館物語も、ガールズ・ブルーも福音の少年、ランナーも、
読んだものは全部好きですが、でも一番はNO.6です。
不思議な世界と生きていくことを描かせると、あさのあつこさんは本当にすごいと思います。
この光と闇の旅人シリーズも、そうでした。
普通に暮らしていればありえない状況で、
『闇の蔵人』と命をかけて戦わなければならない少女たちの物語。
これは、面白いです。
なによりあさのあつこさんの言葉選びがとても綺麗。
ここをそういう言い回しにするのか!と何度もため息つかされました。
少年少女漫画によくありがちそうなお話ですが、
ストーリー云々よりもこの世界観がとても好きです。
続きも楽しみです。
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二卵性双生児のユキと香楽。白猫のゆきちゃんと一緒に、闇の蔵人と闘うことに、、ありきたりな展開で今ひとつ。
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テンポよく読み進められますが、登場人物に個性が見られず、展開にもあまり引き付けられませんでした。このジャンルで重要だと思っている、自分の意思で何かを変えようとするといった行動にもあまり説得力がなく、手放しで面白いとは思えなかったです。
これからの展開に期待、でしょうか。
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おれが守るから。
香楽の声にならない言葉が、聞こえる。痛いほど、聞こえる。
結祈は口を固く閉じた。
香楽が結祈を守ろうとするのなら、結祈も香楽を守らなければならない。弟を危険に引き込むことはできない。絶対に、できない。
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結祈は、ちょっと引っ込み思案の中学一年生。東湖市屈指の旧家である魔布の家に、陽気な性格で校内の注目を集める双子の弟・香楽と、母、曾祖母らと暮らしている。ある夜、禍々しいオーロラを目にしたことをきっかけに、邪悪な「闇の蔵人」たちとの闘いに巻き込まれ、猫のおゆきとともに立ち向かおうとするが・・・。蜘蛛御前の子供を殺してしまった結祈は、復讐されそうになる。何か感づいている香楽にすら秘密を守ろうとする結祈だったが・・・。
「時空ハンターYUKI」の改訂版と言っていいのかな。装丁は変わってますが話の筋は同じです。前作を既読だったので、あーこんな話だったなーと軽く読めましたが、結局続きが気になるという・・・(笑)光のものと闇のものの交わり云々のカナエおばあちゃんの話は現代人の生き様につながるものがあると思うし、深いなと感じます。蜘蛛御前の悲しみを分かってしまえるほど優しい結祈が、この先闘っていけるのか。女系家族のはずなのに生まれてきた弟、香楽くんに何か秘密がありそうだと私は睨むのですが今後の展開に期待です。
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低学年向けアニメっぽい感じ。
手放しで人に薦められるかっていうと微妙だけど、私は好きかな。ちゃんと最後まで読みたいと思う。
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“「どうした?昨夜、何かあったわけ?」
「カグも気がつかなかった?」
「何を?」
結祈は、頭を振った。母も弟も気がついていない。二人の部屋は結祈の部屋と同じ方向に窓がある。あの赤い光に染まったはずだ。なのに……だとしたら、やっぱり夢?
「どうした?」
「ううん、いい。何か変な夢を見てたの」
そう夢を見ていたんだ。怖い夢を見て目が覚めた後も、やはり夢だったのだ。夢に何重にも取り巻かれていたんだ。”
「時空ハンターYUKI」の加筆修正だったとは。
ちと驚き。
今度はちゃんと終わるかな。
“「ユキ!ちゃんと話すんだ」
香楽の目も口調も、真剣だった。
「何がなんだか、おれにはさっぱりわかんないことだらけだ。だけどな、おまえが危ないってことは、すげえ危険な目にあってるってことだけは、わかる。だから、話せよ。ほんとうのこと、教えてくれよ」
おれが守るから。
香楽の声にならない言葉が、聞こえる。痛いほど、聞こえる。
結祈は口を固く閉じた。
香楽が結祈を守ろうとするのなら、結祈も香楽を守らなければならない。弟を危険に引き込むことはできない。絶対に、できない。
結祈は胸をはった。
「カグには関係ない。でしゃばらないで」
香楽の両目が大きく見開かれた。あごの線が固く引きしめられる。
「関係ないって……」
「そうよ。これは、わたしの問題だから。カグにはなんの関係もないの。放っておいて」”
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あさのあつこさんも大好きだし,ワカマツカオリさんも大好きなので…この組み合わせは私にとって最強過ぎました♪とにかく発見したときは嬉しいかったです。一人一人の一生懸命さが伝わってきて,好きです。次のお話しも表紙も楽しみです!
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あさのあつこさんの新作がでた!
と思って喜んで買って読み始めたのですが、
「なんか読んだことあるぞ?」と本の後ろの方を見たら、
【本書は、2005年1月にジェイブよりカラフル文庫として刊行された
『時空ハンターYUKI 1』を改題し、加筆・修正のうえ、文庫化したものです。】
と書いてありました…。読んでました(o_ _)o ~~~ †
ちょっとショックが大きくて、途中で読むの中断してます。
(といっても先まで読んでて内容知っているのですが)
表紙もタイトルもこっちのがカッコイイので、一瞬こっちで
買い揃えようかなとか思ったりもしましたが、現在保留中です。
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結祈は、ちょっと引っ込み思案の中学一年生。東湖市屈指の旧家である魔布の家に、陽気な性格で校内の注目を集める双子の弟・香楽と、母、曾祖母らと暮らしている。ある夜、禍々しいオーロラを目にしたことをきっかけに、邪悪な「闇の蔵人」たちとの闘いに巻き込まれ…。「少年少女のきらめき」「SF的な奥行き」「時代小説的な広がり」といったあさの作品の魅力が詰まった新シリーズ、第一弾(「BOOK」データベースより)
引っ込み思案な主人公が、ある日突然使命に目覚め、特殊な能力を駆使して闇に生きる敵と対峙する・・・という設定がベタすぎる。
この先の話の展開も読めそうだなぁ。
でもあさのさんの文章が面白いから多分最後まで読むと思う(全3巻らしいので、それほど長くもないですし)。
主人公を取り巻く脇役陣にも謎がまだまだ残っていそうなので、次巻辺りでその話も出てくるかな。