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いつもの昔のペニー
自分に自信が無いヒロイン×メロメロヒーロー
なんだけど、メロメロ感の出し方がもの足りないので☆は3
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ペニー ジョーダンの初期作品。
牧師館で宿を営むビッキーの所で下宿をすることになった、実業家のジェイ。強烈に惹かれ合う二人は、彼女の子供達を気遣いながらも、寒いクリスマスの時期に、温かな関係を築いていく。
酔った勢いでの苦い記憶…
表紙裏に書かれた、友人が彼の正体を話し、彼女が拒絶に入るのは、かなり後半。正体がばれた後の彼女の拒絶は、彼への憎しみよりは、自分への怯えに近く、そのことを素直に告白できるまで
初期作品の初々しさと、勢い、ペニーのその後の作品の下地を感じるが、人物の細かな心理描写のしつこさはまだ薄い。構成的に、損な部分もありだと感じる。
もちろん、悪くない作品ですヨ。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2813.html
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もの凄く面白かったです。
昨日、返却期限ぎりぎりで返せた二冊―わざわざ他の図書館から取り寄せていただいて読んだ本よりも面白かった!
ヒロインのビッキーことビクトリアは十代で妊娠し、双子の母となりました。他の男の子どもを妊娠していることを承知で受け容れてくれた年上の夫と結婚、しかし、夫は投資に失敗した末、病気で亡くなります。結婚時に彼は余命長からぬことを知っており、ビッキーに自分亡き後、まだ幼い息子のチャールズの面倒を見て欲しいと頼みました。いわば、未婚の母である彼女を引き受けたのは、それが条件でした。
ビッキーは亡き夫との約束を守り、チャールズと双子の子どもたちを育てながら、亡夫が残した家や財産を継子のために維持しようと下宿屋を営みながら必死に働いています。
そんな彼女の前に現れた一人の裕福な実業家。二人はひとめ逢ったときから激しく惹かれ合うのですが―。
実は、その実業家というのは、ビッキーが18歳の時、泥酔した状態で純潔を捧げた相手でした。彼―ジェイもまた婚約者に手ひどい裏切られ方をした夜、不幸にも二人は出逢ってしまい、ただ一度の過ちでビッキーは妊娠。しかし、二人とも互いに相手の顔すら覚えておらず、そのままで9年後に再会して再び惹かれ合うようになった―そういう展開です。
ただ、一つだけ疑問に思ったのは、当時18歳であったヒロインと9年後に再会して、ヒーローが彼女とは判らないなんてことがあるのかな、と。
例えばですが、もの凄い太っていた人が激やせしたとか、整形したとか。そういう劇的変化が外見にあれば判らないこともないですが、18歳から27歳の変化って、髪を切ったくらいで判らなくなるほど変わるものでしょうか。
ヒロインは泥酔していたというから、まあ、判らないというのはアリだとしても、それでもお互いに気づきもしないというのは何かあり得ない気がします。
そこだけが気になるところですが、後は二人がいつ互いの正体に気づくのかハラハラしながら読みすすめました。