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新しい見方で世界を眺めることをすすめる絵本。
「きぶんしだいでそらをきいろにもできるし
うみをオレンジにもできる!」
固定観念はダメですね。
大きくなるにつれて、どんどん凝り固まってしまいますが、
子どもの描く絵のような自由な自分の世界を持っていたい!
そんな気持ちになる絵本でございます。
これを本棚においておけば、女の子にモテます。
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こちらは、読み手の感性にまっすぐに訴えてくる本と言えるのではない
でしょうか。色をテーマにした本はたくさんありますが、鮮やかな色と、
黒の線画がとてもおしゃれで、アーチストが語りかけてくることばは、単
刀直入です。「せかいはどんないろ?」という質問に、庭師や大佐や王様等
が、それぞれ「みどり」「ちゃいろ」「むらさき」などと答えます。ところ
が、アーチストにとってはそれらが全然別の色になるというのです。「自分
の好きな色になる」と!
いろいろな人にとっての色と、自分自身が考える色は違っていて当然で、
「きみの世界はきみが作る!」という、シンプルですがとても大切なメッセ
ージが、なんともおしゃれに伝わってくるすてきな絵本です。(運営 秋元澄子)
NL71号2012年4月発行
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[墨田区図書館]
絵本、として読むにはちょっと子ども達には面白くないかも。少し哲学的なテーマをベースにしているところもあるので、純粋に色を楽しめる幼児か、この「きみ」「わたし」「世界」などの自他の概念を理解出来てくる小学校中学年くらいが読むのがいいかもな。
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色んな仕事のひとに世界の色を聞きます
庭師はみどり
牛乳やさんはしろ
大佐はちゃいろ
海に潜る人はあお
などなど
でも、アーティストに聞くと全然違う
きみのせかいはどんないろ
にみえる?
大胆な絵と文字の配置がいい
読み聞かせ時間は2分半位です