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【本の内容】
「家、欲しいな」思わず呟いた自分の言葉に驚く三十代半ば、独身、アパート暮らしの長田真里。
結婚相手を見つけるのでもなく仕事に成功するのでもなく、ひとりで心地よく暮らせる家を建てるのって、ありですか?
従妹の友紀子や両親を始め世間の壁を越えることで見えてくる風景。
「彼の宅急便」を併録。
[ 目次 ]
[ POP ]
独りでいる時間の長さが、もはや哲学になっている主人公。
30代半ばの女性が家を建てることを決心すると、両親や親戚など身近な人々が、どれ程反応するものなのかを、目の前で起こっていることのように楽しんだ。
気の弱そうな主人公が、強烈なキャラクターの面々に囲まれながらも、意志を貫こうとする姿にはらはらし、やがて、心が均されていく。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
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