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三十代半ばで独身で家を建てようと思う心境が私にはまだわからないなと思った。
併録されてる「彼の宅急便」は好き。
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東京駅のHINT INDE BOOKで購入。
さらーっと読める本。
読み進めるうちに、ある意味ファンタジー!と思ってしまった。(おうちがある程度に裕福なひとの話なので、金銭感覚が自分と違いすぎた。)
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30代半ば・独身・賃貸暮らしの女が思い立った。
「家を建てよう」
家とは?家が人にとってどうではなく、この人には家というかたちで必要だったもの。じゃあ自分にはどんなかたちがベストなんだろう。想像するのが楽しかった。併録されてる話がなんかぐさっときた。
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30代独身女性が男をあきらめ、一戸建てを建てようとするお話。
いやいやそれは違うでしょと思いながら読みました。
でも、そうすることでしか前には進めないと思う時があるのも事実。
悩ましい。
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独身女性が家を建てるのはありか、なしか。
どんなに疲れて帰ってきてもいいように、玄関あけたら風呂の部屋…
ルパン三世に出てくるような、ベッドルームにぶらさがった紐をひっぱると180度部屋が回転…などなど非現実的なアイデアを、設計士と打ち合わせする描写が巧み。さものぞき見しているかのように、のびのびいろんな家を描いている。
これは家を建てる小説というのは建前で、本音はべつのところにある。
あっけらかんとしつつも、すこーし切ないお話。
同時収録の『彼の宅急便』は誰かと別れたことのある女性は、あーあーと共感できる。
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「建てて、いい?」は、同じ30代半ばの女性として、主人公の決断、それに対する両親を始めとする周りの反応を興味深く読みました。まず金銭的に余裕がなくて、私には、独身で自分の家を建てるという選択肢は考えられませんが、独身女性で、一軒家を建てるという選択肢もあってもいいのではないかと読んでいくうちに思いました。ただ、私の想像力が足りないからか、主人公の家の間取りを文章から上手くイメージできなかったのが、残念でした。
「彼の宅急便」。20ページのとても短い短編でしたが、正直申しますと、「建てて、いい?」よりこちらの方が私好みでした。待てどもこない元彼からの宅急便を家事をこなしながら待つ主人公。やっと届いた宅急便は意外なものだった……。お話の結末も、とほほな感じで苦笑いしてしまいそうでした。
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パラパラめくったときに、主人公が家を建てるために住宅展示場に行くくだりが愉快だったのだ。
2004年にオレも自分の家を建てたのだが、結構住宅展示場に行くのって勇気がいるもの。
後ろからハウスメーカーの人がピシッとついてくる(笑)ので、冷やかしで行くのはなかなか・・
この小説の主人公の真里は、独身なのに「おくさま」「おくさま」と接客され、私は独身と答えた時の空気が・・
そんなプッと笑えるようなシーンが目に浮かぶ。
ライフスタイルというものは十人十色。キッチンにこだわる人もいれば、お風呂にこだわる人もいる。
プランを設計士に話し、図面を引いてもらい、それができたときのワクワク感。
自分や家族がそこで生活することを想像するだけでも、何だか心が満たされる気持ちになったなあ。
一生で一番高い買い物になるだろう家の購入。オレにはもう2度目は無いだろうなあ・・・。
全体を通してはさほど面白くなかったが(笑)、昔を思い出しました。
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簡潔に言えば独身女が家を建てよう、って一念発起して頑張っちゃう話、で間違ってない、かな。。
面白かったです。
独身女性が家を建ててしまうのって想定外なんだ!!
まずそこに驚き。
この本を読んで以来、モデルルームを見かけると笑いがこみ上げてしまいます。
暗い気分の時に読むと元気になれる、そんな本でした。
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この人の書く主人公はいつも等身大という感じがするが、これは特によかったと思う。
「家」っていうのも楽しいし。
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想像上の話でも図面上の話でも、そこには家があって入っていく。想像した家と自分を見つめ直していく。気持ち良かった。家は「人」が住むもので「人」の夢。確かにそうだと感じる。惹かれながら見ないようにするのは辛かっただろうと思うが、それ以上に建てることへのワクワクがあったのかもしれない。
彼の宅急便/葛藤し続けるのが人間で、男女関係なら尚更。最後に思い出せてスッキリ出来て良かった。
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30代半ばのOLが、階段でこけて骨折して、人生を考え直します。
まず、結婚しようと思うのですが、上手く行かず、思わず口走った、「家を建てる」と言う言葉にびびっときてしまう。。。と、言うお話。。。
主人公が探す居場所探し。周りの説得、理想と現実とのギャップの穴埋めに悪戦苦闘する姿がとてもきらきらしてて。(^^)面白かったです。
ゲイだと思ってた建築士さんが実はゲイではなく、彼女さんがいて結婚するってとこ。。少し残念。。。。主人公とくっついて欲しかったのだけど。。。
でも最後はふくみを持たせて終わってるし。良かった良かった。。。
彼女の理想の家。。。。星の王子さまの家のような家。。。(これは建築士さんの影響強し)それになるべく近づけて設計していって出来た家が。。。。
ちょっと描写が大変そうだったけどなんとなくイメージできました。ひとつの土地に建てる二つの建物をくっつけた一軒家(ややこしい。。)
なんかとても素敵な家だけど現実的にあるのかな~
作者さんは建築業界にいたこともあって、実現可能な家をきっと言ってるんだとしたら。。すごい家だ。。。(住めないけど^^;)
もうひとつおまけが入ってて、短い小説、「彼の宅急便」これも。。。あははと笑える話です。分かれた彼から届いた宅急便。。その中身は。。。。ジェットコースターのような主人公の気持ちの浮き沈みが実に愉快。(失礼)本人真剣だと思うのですが、分かる分かる~複雑よね~って笑ってました。
他の方のレビューを見てると、こっちの方が面白かったとかあったけど。。。私はやっぱり建てていい?の方が良かったかな。
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初めてこの著者の本読んだ。ジャケが可愛かったから手にとってしまったのだけど、プッと笑えて面白かった。家に対する思いの説明の件はちょっと長かったけど…読後はさわやか。
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この人の本は、いい。好き。
主人公のボーっとした感じ。
読んでるこっちもボーっとできる。
時間の流れ方がマイペースだからかな?
家を建てたくなる、という本ではないです。
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作中のオバケハウスのような、日常で無意識に目にとまるようなものを、心のどこかで欲しているというのに共感できた。
家を建てることで、街を創る一員になるなどの発想が心踊る。
ロジカルに話が展開していき、ユーモアもあって面白い。
読みやすい一冊。
30才になったらもう一回読んでみたい♪
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中島さん好きなんだけど、ちょっと今回はペースが合わないこともあったような。。。
主人公の自分を見つめる感じとかは好き。
「家」ってただの箱じゃなくて、どう過ごすか、という指針みたいなものなんだろうな。特に日本人は家への執着が強い気がするけど。