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シリーズ7巻目は、カノンのお妃選びです。
ノトを愛するのを諦めるんをやめたカノン、でも王として妃は選ばないといけない・・・。
うーん、もやもやします。
カノンの妃選びの話が、いつのまにやら、隣国アイオト王国の王女暗殺というきなくさい話がからんで来たところで、新たな登場人物3人登場。カノンの妹マリィとその友人ノーラ、あと、4巻で出てきてた、リリィ曰くのぽっちゃりさん、ミルンです。
特にミルン。痩せたらかっこよくなったってたまにありますが、これほどとは・・・変わりすぎでは?あんまり変わりすぎて、リリィ様に、ぽっちゃりさん=目の前のミルンとは認識されず、ちょっとかわいそうですが、ミルンも美青年になった自分を「みすぼらしい」って思ってるところが、リリィ様を好きなミルンらしくて笑ってしまいました。
マリィもなんだか犬の様子がおかしいなって思ってたら、あの裏切り者とされている人だったとは。ずっと敵では?と思ってましたよ。
ノーラもなんだか怪しいって思ってたら、やっぱり探していたアリオト王国の王女でしたけど、まさか、最後にあんな展開になるなんて。まあ、お互いの利害が一致し、納得した上での婚約でしょうが、それを聞いたときのノトの涙がーーーー。
初めてお互いに気持ちを伝え、普通ならここからラブラブモードになるはずのに、気持ちは伝え、キスもしたのに、そのあとこれが最後っていうのは、めっちゃせつないーー。
この巻、最後がせつなすぎです。