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http://gptokyo.jp/blog/article/『現代写真論』リーディング・クラブ開講のお知らせ
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「今」の写真を知るために「今」読む必要がある本。
自覚的に芸術写真を撮る人はすべからく読んでほしい。
現在の写真の流れがよくわかります。
自分がどこに属しているのかもはっきりします。
また、自分が何になろうとしているのかわからない人にもおすすめです。
世界の写真は「なんとなく」や「雰囲気」「自分の感性」
で動いていません。
ガラパゴス化した日本写真界から抜け出すためにも、是非!
アート写真の入門書としても最適。
この本で好みのコンテンポラリー写真家の名前や作風を知って
写真集や作品を購入するのも良いかと思います。
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コンテンポラリーアートのなかの写真、8つの方法
1コンセプチャルな発想のもとに写真を用いる
(パフォーマンス的要素)ーコンセプチャルアートにおける写真
2緻密に構成された絵画的な写真
(寓意的、物語的)ーフォトストーリー、フォトエッセイ
シャロン・ロックハート、フィリップ=ロルカ・ディコルシア
3中立的・客観的なデッドバン写真
(無表情・巨大さ、鮮明さ)<ベッヒャー派>ー地形写真、建築写真
アクセル・ヒュッテ、ルイス・バルツ
4日常にある事物や空間を主題とし、写真の力で変容させる
(静物、置き換え、併置、結合)ーミニマリズムの方法
ローラ・レティンスキー、ジェームズ・ウェリング、トレイシー・バラン、ピーター・フレイジャー、マンフレッド・ヴィルマン、ガブリエル・オロスコ
5家族写真のように主観的な私写真
(撮ることと生きることの結合、スナップショット)ーファッション写真への転用
6ドキュメント的、記録的な、写真の歴史の証言性
(社会、政治への批評的視点)
ポール・グレアム、セイドゥ・ケイタ
7写真の持つ複製可能性・模倣性・虚偽性に注目する
(ポストモダニズム、写真を記号とみなす)<既存写真の再提示、解釈学、写真の意味の構築>
8写真のメディウムとしての特性、物質性への着目
(過去の制作方法の再利用、ミクストメディアのなかの写真、ウェブの利用)<シェリー・レヴィーン、ジェームズ・ウォーカー>
イザ・ケンツケン、アイリーン・クインラン
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コンセプチュアル・アート(デュシャン)→非芸術的、非技術的、非作家主義的=重要なのは写真で表現される行為そのもの
ソフィ・カル
エルヴィン・ヴルム
アニカ・フォン・ハウス・ヴォルフ
デビッド・スペロ
タブロー(絵画)写真
フィリップ=ロルカ・デコルシア 頭
ジェフ・ウォール
サム・テイラー=ウッド
カタリーナ・ボス
トーマス・デマンド
ジェームズ・ケイスベア
デッドパン写真
ベッヒャー夫妻〜
アンドレアス・グルスキー
トーマス=ルフ
杉本博司
私写真
ナン=ゴールディン
荒木経惟
ラリー=クラーク
ウォルフガング・ティルマンス
ライアン・マッギンリー
歴史の瞬間の記録
マーティン・パー
再生と再編
シンディ・シャーマン
森村泰昌
ニッキー・S・リー
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現代の写真の話。
軽く分類したうえで個々の写真、作家について書かれている。
実際にみてみたい写真がいっぱいあった。
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とりあえず読み終わった。この本を読んだことが自分の写真行為や内面にどういう形で馴染んでいくのか楽しみです。
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芸術写真家を軽く分類した上で紹介してくれる。
アート写真の入門書にもいい。
写真に対する見方が広がるし、好みのコンテンポラリー作家や作風を知る機会にもなる。
日本の大御所作家、ホンマタカシ、アラーキー、杉本博司とかも客観的にあっさりと分類されてるのが新鮮だった。
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直近に至るまでの現代写真を縦断した本はこの本くらいしかないのではないでしょうか。現代写真を知るには避けれない本だと思います。
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現代において写真はその表面的な美しさや
写っているものの素晴らしさを越えて、
様々な意味が付加されたアートになっている。
それを様々な写真家の作品を通して
大系的にまためた本。
そして単純にいろんな作品が見れておもしろい。
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教科書的な説明で面白くはないが網羅性がある。ともあれ、印刷がきれいでいろんな写真を見ることができて楽しい。
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再読
日本語訳が出たばかりのときは、あちこちで推されてたので、買って読んだけども、正直、よくわからんものもいっぱいあった
でも、今読むと、もはや決して最先端ではなく、オーソドックスな内容に感じたことに驚いた
そうか、これ、15年も前の本なんだなー