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新藤先生、処女作。
広告が全く出ていない(2010年5月12日現在)のは幻冬舎の売り方?
公式HPには5月15日って書いてあるのに、ブクログさんは5月13日(明日!?)って書いてあったり、Amazonさんでは予約受付等もやってないし…本当に出るのかしら。
楽しみです。
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この世界観。すきです。
私の先入観なのか。
ポルノグラフィティのお気に入り音楽を聴いてる気持ちになる。
言葉紡ぐ人が同じなんだから当たり前っちゃ当たり前なんだけど。
すっきり読めます。決して小難しくありません。
そして世界にすんなり入ってしまいます。
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ポルノグラフィティ・ギタリスト
新藤晴一 処女作。
いつも晴一の歌詞には衝撃を受けていたので
ぜひとも、読みたい。
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ポルノグラフィティ新藤晴一の処女作。
自堕落に過ごしていた嘗ての少年兵たちが、泥塗れになりながらも新たな希望を見つけ、未来に向かって生きていく話。
新藤氏の歌詞の大ファンではあったが、正直な所、作詞と小説は全くの別物であり、だからこそ読む前まで不安があった。が、最初の数頁はどうにも読むのに苦労したが、途中からはスラスラと読めるように。
中盤以降の話の流れとそこから来る疾走感は、頁を捲る手のスピードも上げさせてくれた。
戦禍の残る血生臭い話の中に、名前のある登場人物は一人を除き誰も死ななかったり(しかも死んでいるのは過去の人物)、他にも色々と若干ご都合主義な展開も含まれていないでもないが、そこは御愛嬌といった所か。
最後に時の尾を掴んだヤナギ(とトモヲ)が、無事に姉を助け出せるのか――その結末までは書かずに話は終わっているが、彼らにも享受すべきだった幸せを手にする未来があると信じたい。
読んでいると所々詩的な表現があり、そういう部分の言葉の使い方の一つ一つに新藤節を感じたり。
次作にも期待するので、是非書いてほしい所。
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新藤さんという小説家が書いた、処女作。
そうやって読もう、と思いつつ、最初はポルノグラフィティの、ってのがぬけなかった。
でも、そうだなぁ、50ページぐらい読んでから。
PGのとか、関係なくなってました。
ひとりの小説家さんの、作品として。
この物語に、どっぷりとつかるんじゃなくて、そっと寄り添うような感じ。
どれどれって、のぞき見る感じ。
少年だからこその、ストレートな感情。
少女だからこその、素直な涙。
その素直さとは対照的に描かれた、大人の曲がった世界、感情。
そのふたつが、見事に書かれていて、感情移入してしまいました。
時の尾。
いいタイトルだな、って思いますね。
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彼の歌詞が好きで、小説を書いたらどのような感じになるのかずっと気になっていたけど、こんな感じなんですね
ちょろちょろ織り込められている彼らしい表現が凄く好き
まだ一巡しかしていないので、もっと深く読み込みたいと思いました
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はるいっさんの小説。
正直、期待していたわけではなかったのだけど、思っていた以上の完成度。
最後のシーンは、完全に「ハネウマライダー」のイメージでしたが(笑)
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長い内戦後の市街地。
元少年兵たちは内戦で使い捨てにされ、それでも何とか生きしのいでいる。
彼らの生きていくさま、これからの世界、新しい街との融和。
なかなか面白い話だと思う。読後感も非常にいい。
ただ、時代背景や街の風景、人物像がいまいち固定されていない感がある。
例えば少年たちの年齢。彼らは何歳で少年兵となり、何歳の時に内戦が終わり、現在何歳なのか。それが今一つ分からない。内戦からどれぐらいの期間が経過した世界なのかも、判然としない。だから街の復興レベルにも揺れが出ている。街の風景が定まらないのもそのせいだ。
元少年兵たちの生きていく姿を描きたい意欲は買うし、全体の筋書きも面白いが、そういうディテールまでこだわることで、もっと面白い作品になったのではないかなと思う。
次回作以降に期待。
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晴一さんらしい言葉の数々。
晴一ワールド全開!で
一晩で読み終わりました。
ファンの方は
歌詞とはまた違う晴一さんに
出会えるので必見ですよ☆
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最初はこの小説の存在としての意味が分からなかった。
なぜこんな設定なのか、この中で晴一が何を伝えたいのか。
器用だから詞に留まらず、小説だって書けるのだという驕り的な
役割なのかと思った。正直読み終えても分からなかった。
で、それから2週間くらいたってこうしてレビューを書こうと
振り返ってみると、なんとも絵的に振り返ることが出来る。
彼らの将来を想像する。何だ、結構気に入ってたんだなと
改心する。
是非次は頑張りどころを話の濃度に尽くして貰いたいものだが
処女作にしては出来すぎている。
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晴一さんの歌詞が好きで期待して読みました。
読みやすく、また希望あるラストですっきりと読み終われます。
逆に言えば少し物足りなさもあり…もう少し掘り下げて書いても良いんじゃないかなと。
ことば選びには随所に晴一さんらしさが見られて、面白かったです。
とにかく伝えたいことがあって、書きました!という感じの処女作。
それがひしひしと伝わってきました。
次は何をテーマに持ってくるのか楽しみ&もっと晴一節を!という感じで、次回作にも期待しています。
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なんと。自分の中で、最も文章(歌詞)の表現のうまい晴一さんが小説を。
夢に見ていたことが現実になった。
処女作だからかもしれない。ボリュームが足りない気が。もう少し掘り返してもよかったなーと思う。あともっとたくさん晴一節プリーズ。
あっさりサラっと読めるので、本に慣れていない人には良いのかもしれない。
さすが、本に触れている人なんだな、と思う。
次回作に期待します!もうどんどん書いてほしいです!
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正直、作家としてはまだまだ未熟だと思います。
ことば選びのセンスはよく、処女作にしては読みやすかったので、これからに期待。
それと、もっと晴一節を効かせてほしい。
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贔屓目に見ても面白くなかった。
途中で読むのやめてしまおうかと思うほど。
そもそもこういう題材が好みではないのも理由のひとつ。
彼の本領は限られた字数の詩という中で
凝縮され発揮されているのだと気付かされた。
小説になるとこうも冗長になってしまうとは。
でもまた本を出したら読んじゃうのでしょうけど。
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晴一さんの書く詩が好きなのでかなり期待して読みました。
意識せずともやはりカルマの坂に通じるものを感じました。世界観なり構
成なり、どうしても重ねてしまうところがあるのは仕方ないと思います。
やはり表現の仕方に終始晴一さんらしさを感じました。
話の方は、終盤にやや主人公にとって都合がいいんじゃない?と感じることがあり、終盤にもう少しページを割けばいいのでは…と思いましたがそれを含めても楽しむことが出来ました。
ラストは予定調和的に完結しません。しかし時の尾を掴めるか否かという結果が明らかにはならないことが勢いのあるラストシーンを印象づかせます。
次回作があればぜひ読んでみたいです。