投稿元:
レビューを見る
■浅見「発達障害は治りますか?」神田橋「発達障害者は発達します」す、すごすぎる。■
治りますか?って障害なんだから(病気じゃないから)治るわけないじゃん、トンデモ本か?と思ったら上記のような話でした。すごい人がすごい事言うとやっぱりすごいね。
精神論まったく無し、理屈抜き(ホントはあり)TipsとHacksでどんどん改善しよう、てな感じ。全体論から個々の事象まで、まあ何でも考えてるもんだなと思ったら、センセは「治療大好き」「治療マニア」なんだそう。なるほど。
対談でなく書き下ろしを読んでみようと思った方はこちらをどうぞ。
・精神科養生のコツ 改訂 9784753309047
投稿元:
レビューを見る
判断の難しい本でした。
神田橋さんのコメントの半分くらい(小脳が苦しいとか、常人には解釈不可能な部分以外)と、岩永さんのコメントのほとんどは参考になる視点かもしれません。
神田橋先生以外のみなさんの「談話標識」を削って、進行役が黒子に徹して、いわゆる「神田橋処方」の岩永さん的な解釈があれば、支援者向けの書籍として、ありかな?
投稿元:
レビューを見る
とにかく刺激的な本。
賛否両論あるとは思いますが,一読の価値はあるはず!
少し時間を空けて再読したいです。
投稿元:
レビューを見る
この花風社のシリーズの前に出てきた「ちゅん平さん」がまったくキャラクターが変わって(イラストの顔も変わる)出てくるのにびっくり。人は変われるものです。
投稿元:
レビューを見る
発達障害者は発達すると言うのが神田橋先生の答え。この他にもうなづける事多々ある。とは言え、見ただけでなにをすべきかが判るのは、先生だけではないのだろうか。使える所は積極的に応用させていただきます。凡人は小石を一つずつ積んで誰でも登れる石段を作るしかないのだな。
投稿元:
レビューを見る
まぁ面白かったかな。
どんなこどもでも、「発達」するってステキ。
それに、どんなこどもでも、「成長」するようプログラムされている。
しかし、おとなって、つまらんね。
おとなは、長く生きることで、「そーだったんだ」を増やすしかない。
GABAの効能を知り、走って、チョコと発芽玄米買ったりして。
ビール酵母「エビオス」も、飲みはじめたり。なんでもやっちゃう。
エビオス、なつかしい。猫のドライフードにニオイがにてるよ。
投稿元:
レビューを見る
神田橋氏曰く「私もあなたも発達障害」だそうです。
「個性と捉える」とは少し違いますが「障害と捉えるか能力と捉えるか、能力ならば使えばいいんだ」だそうです。
発達障害の知識を得る事もさることながら、天才とも評される神田橋先生の臨床を覗ける本のも本書の魅力です。
「夢ですよね。未来は。未来を思い描くことによって人は頑張れるし、耐えることもできるんです」「それを治療者はせんねぇ。なぜせんのだろう。僕はね、治療が大好きなんですよ。目の前で苦しんでいる患者さんをなんとかラクにしてあげたいという気持ちでやっているの。医者の仕事はそれでしょう」
こんなお話から始まって、目からウロコの治療論のオンパレード。
はっきり言って、読まなきゃソンです。
投稿元:
レビューを見る
「発達障害者は発達します」。
発達障害について学んでいても具体的イメージがわかなかったのですが、この言葉で特別支援教育の意義に改めて気づき、納得しました。
本書は、著名な精神科医を筆頭に、作業療法士、臨床心理士、発達障害の診断を受けその後健康に活動している人のグループ対談形式で、非常に読みやすいです。時々専門用語が出てきますが、発達障害や精神障害について少しでもかじったことのある人であればほとんど理解できると思います。
発達障害に関してだけでなく、人の発達そのものや医療、教育の在り方についての見方が変わってくるのではないでしょうか。
教員志望の人、現在教員の人には必読の書だと思います。
【福岡教育大学】ペンネーム: 粉もん研究会会員
投稿元:
レビューを見る
目の前の人を少しでもよくすること。
そのために役立つことならなんでもすればいい。
こういう純粋な利他の精神が第一なのでしょう。
そして脳の状態が見えるようになりたい。
投稿元:
レビューを見る
発達障害は発達するという本。
神田橋先生と臨床心理士、作業療法士、当事者らの対談形式。
神田橋先生は目利きで、さまざまな治療法を試みる名医である。
けれど、ロジックもエビデンスも書かれていないわけで、名医に対して盲目的になりすぎた一冊ではないでしょうか。
2013.6.30
投稿元:
レビューを見る
神田橋節炸裂ですが、それよりなにより、発達障害を生き抜こうとするご本人の言葉が語る生き方に、多くのことを学ばせていただける。医者もカウンセラーも困った時にはそばにいないから役に立たないって神田橋先生と一緒に笑っているのが、本当にそうだなーって感じて、改めて自分の仕事を考えさせられる。これも、私の治療場面でお勧めしている一冊。
投稿元:
レビューを見る
発達障害や精神疾患についての神田橋先生のご説明がとてもわかりやすく、もっともっとお話を伺いたい!と思えてくる内容でした。
「治療とは何か」のイメージが、読み進めるにつれて形作られていくような感覚がありました。
作業療法士さんのお仕事についてももっと知りたくなりました。いろんなことがわかってくると、治療や養生は楽しくなってくるのだろうなと想像しました。
もっともっと学ばなくては、と思いました。
投稿元:
レビューを見る
発達障害の人もその人なりのスピードで発達をするという表現にとても救われた。診断基準は必要だけど、基準にあてはめて診断を下すのではなく、症状をくみ取ってその人にとってその診断名が有効であるときに病名をつけるという発想にはとても驚いた。全般的に、当事者のひとがいかに成長したり発達したり適応したりして生きやすくしていくかという一貫した姿勢がみられて好感をもてた。
ただ、読みにくかった点といては、本書は複数名の対談形式で書かれていますが、本の扉にでもそれぞれの人物がどういう立場で何をしている人を書いてくれないと何がなんだかわからなくて混乱しました。また、ニキ・リンコさんなど発達障害について知識があるひとにとっては有名人なのかもしれませんが、まったく門外漢のひとにとっては知らない人なので脚注など説明がほしいと思いました。
投稿元:
レビューを見る
治りますか、というよりは発達しますかの答えか。
怒りは、自己抑制に問題がある場合とフラッシュバックとある。フラッシュバックのコントロールが有効。閾値に関してはバッチフラワーのチェリープラム。言葉の暴力を開放する方法は何だろう。定期的に。引きこもるシェルを心理的に作る。克服より活用。
わがままを、わがとままに分ける。本質から出ているものか。それは本当に自分の本心なのか。本質であればそれを社会の中でどう生かしていくか。
賦活されるか、バイパスができるか。いずれにしてもできるようになる。運動であったり感覚統合であったり。
トランキライザーは試み自体を減らすのであまり薦めない。
投稿元:
レビューを見る
名医の本をやっと読むことができた。興味深い情報が山盛り、先生の言葉が暖かくて元気が出る。
・自立の確実な方法は知識を身につけること
・話を聞いてあげるのに一番いい人は自分
・自己実現している人は、のびのびなるし、寛容になる
・保育園の頃の自分を思い出して、その中で今使えるものを探す