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テレビ朝日系列で放送されている「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」の内容をまとめた本である。最近のニュースで話題となった10のテーマ、具体的には、国家予算、政治資金規正法、連立政権、JAL破綻、デフレ、環境問題、医療崩壊、日本の教育、マグロ、国際情勢について分かりやすく解説している。読んでいて非常にためになった、続編もあるのでぜひ読んでみたいと思う。個人的に印象に残ったのは、国際情勢に関するパートで、ドバイが急速に発展した経緯(理由)を述べていた部分である。ドバイはもともとは砂漠の国、漁民の国であった。ある日、ドバイの首長が、ドバイは地理的に世界の中心に位置するということに気づき、そこから、物流の拠点として巨大な港をつくったり、ハブ空港を作ったりして発展を遂げた。また、「世界一」というキーワードを元に海外に積極的にアピールし、世界中のマネーを集めることに成功した。そういったビジネスの発想は自分自身も参考にしていきたい。
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わかりやすい!これを読んでから、専門書を読むと頭に入りやすくなる。
・国家予算―編成プロセスから使い道まで、政権による違いを徹底検証
・政治資金規正法―「政治家とお金」の問題はなくならないのか?
・連立政権―参議院選挙で民主党はどのくらい議席を獲得できるか?
・JAL破綻―どうなってるの?日本の航空業界
・デフレ―モノが安くなるのはうれしいけれど…
・環境問題―日本は2020年までに温室効果ガスを25%削減できるのか
・医療崩壊―日本全国、お医者さんの数が足りない!
・日本の教育―高校の無償化が学力アップにつながる?
・マグロ―クロマグロがワシントン条約の規制対象になったら
・国際情勢―世界の“ホットポイント”にアプローチ
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短文感想
学校では教えてくれない。ただ用語をわけもわからず、つめこまされるだけだ。先生にはわかっているのだろうが、生徒にはわからない。学校では教えてくれない。おとなになる過程で自分で身につけろ。身につけられなかった人もたくさんいて、そういう人になりたくないと望んでも、なりそうな予感がしている。だってわかりやすい説明なんてこの世にはほとんどない。教えたがる人ばかりでも、教えるのがうまくはない。でも知りたかった。ちゃんとニュースを理解したかった。そんな純粋な向学心が満たされる喜びを知った。最高の教科書だ。
この本で学べること
国家予算・政治資金規正法・連立政権・JAL破綻・デフレ・環境問題・医療崩壊・日本の教育・マグロ・国際情勢(中米イエメン南ア ドバイ)
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1巻から5巻までのBOXを購入。
・・・ためになりましたよ。恥ずかしながら、「総理大臣」と「大統領」を明確に説明できない大人でしたから。
最初の方の巻を見ていると、池上氏が民主党に期待してたのが分かって少し面白い。
・・・あの当時はみんな、民主党に期待して、政権交代させちまったんだろうなあ。
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・JALが再建で使った手法は、通常の会社更生法を利用する一般的なものではあるが、最初に再建案を作り、関係者の了承を経た上で裁判所に会社更生を申請した。大抵の場合は、会社更生を申請し、裁判所の許可を得てから再建案を練る。今後このJALモデルが普及するかもしれない。
・紳士服の売り上げは景気のバロメーターである。
・ドバイはそんなに石油はとれない。だからこそ、巨大な港と空港を作って人々が集まるようにした。それが成功の元。
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流石に平易すぎたね。2010年の本なので民主党に政権交代して、こんなによくなるかもしれないぜ!との期待感が物悲しい。
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易しい言葉で書かれていて、とてもわかりやすかった。知っているようで知らない言葉やしくみがわかり、もっと意識的にニュースを見ないといけないと思った。政治のことは特に、選挙前しか関心を持っていないけれど、それが自分の会社員生活や、子どもへの教育やいろんなところに影響しているので、主体的に選び、意見を持てる大人でいたいと思う。
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図書館。
相変わらず分かりやすい。
そして自分がいかに何もわかってないのかも
分かりやすい。。
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2015/5/25読了。
相変わらずわかりやすい。
特にJAL破綻については全くの無知だったので、色んな本も出版されてる事だし、色々と読んでみようと思う。
来週の図書館にもこのシリーズがありますように!
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2010年発行だから、いろいろ情勢変わってると思うけど、ニュース知っとかなきゃなと思って今更読んでみた。
すごくわかりやすかった。民主党の時の文章だったけど。
メモ。
1.国家予算
・前は各省と財務省で復活折衝ていう茶番劇があった。
事業仕分けまだやってるのかな?
・社会保障30%国債22%
・毎年GDP比の2倍も国債発行てやばいね。
借金増えてくばっかり。
2.政治資金規制法
・正しく報告すれば、政治資金は受け取っていい
・献金するのは基本的には個人がするもの。
企業、労働組合からはもらっちゃだめ、政党にはオッケー。
・受け取るのは政治家個人はダメで、政治資金管理団体がやる。
3.連立政権
法律ができるまでは
・衆議院過半数→参議院過半数が賛成→可決
・衆議院過半数→参議院過半数が反対→
衆議院2/3以上が賛成→可決
2/3以上いないと法律通らないから連立政権にしてる
4.JAL破綻
空港も道路も特別会計
空港税など空港使う人達からお金もらって空港増やしてった。
1980年頃まで住み分けしてた。(護送船団方式)
・JAL国際線
・ANA国内主要線
・TDA(JAS)国内地方路線
規制緩和後、ANAはおいしいとこどり。
5.デフレ
先進国でデフレになったのは日本だけ。
溜め込む国民性だから?
6.環境問題
温室効果ガス増えてる
牛のゲップは地球から排出されるメタンガスの20%、メタンガスは二酸化炭素の20倍わるい。
二酸化炭素排出量算出し、削除目標。
日本は1990年比25%減。
中国とインドはGDP比にしてて、ずるい。
二酸化炭素排出量削減の援助をした場合も、自国の削減量としてカウントOK
7.医療危機
医師不足。医師の数は政策次第。
医学部の定員次第で増減。
8.日本の教育
高校無償化
9.マグロ
ワシントン条約でクロマグロが捕獲禁止になりかけた
結果、ワシントン条約ではない5つの国際条約機関で規制されてるからいいんじゃない。てなった。
10.国際情勢
中国は管理変動相場制
変動相場制ではないけど、レートの上がり具合はお上が管理。
人民元が第二のドルに?イランから石油買う時、人民元にしたがってる。
石油でドルが売買されてるから、ドルが基軸通貨だったけど。
アメリカも日本より中国重視になってきた。
だって、輸入も、輸出も日本は減ってるのに中国は倍以上になってるし。
アメリカ債も日本より持っちゃった。
日本と中国でアメリカの国債の半分くらい保有。
イエメンがテロを考える場合重要。
南アフリカめっちゃきてる。
マンデラがアパルトヘイトを完全撤廃。
BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)が
BRICS(↑にサウスアフリカ)になるかもね。
経済発展が著しい国の呼称。
ドバイは石油じゃなくて、ハブ空港とか世界一のいろいろでお金が集まった。