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時の流れや人との関わり、そんなものを、大自然や日常の何気ない様子をなんとも言えない描写で綴られているこの本から学ぶことができた。
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児童書。
字も大きくわかりやすい内容でさらさらと読める作品。
夏休みにちょっと不思議な体験をするってテーマが子供らしくて好きです。
上下巻に分かれていますが、分ける必要はなかったような…。あと最後は想像通りの展開で若干盛り上がりにかける感じでした。
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私がこの物語を知ったきっかけは映画からでした。
独特なタッチで描かれたアニメーションと、古き良き日本の夏の風景が、主人公の数奇な夏休みとともに表現されており、とても感動しました。
そしてこのストーリーが小説から映画化されたものだと知り、本屋に駆け込み、さっそく購入。表紙の絵がとても奇麗で、特に単行本の表紙は素晴らしいです。文庫本は上下巻に分かれていましたが、私は文庫本が好きなので、そちらを購入しました。
物語は夏休み中、現代っ子の小学6年生のユウタが、亡くなった父との思い出の地であるダムを訪れるが、災難に見舞われ、気を失ってしまう。やがて目が覚めると、そこはタイムスリップした1970年代の村だった。そこでサエコ、ケンゾーらと出会い、一ヶ月間の夏休みを過ごすことに。様々な楽しい思い出が作られていくなか、やがてユウタは待ち受ける切ない運命を知ることになる。
児童書ということだけあって、簡単な文章で構成されており、普段ほとんど小説を読まない私でも苦労なくスラスラと読めました。夏の照りつける太陽、ジリジリとした暑さ、蝉の鳴き声。読んでいた時期は冬でしたが、汗が出てきそうなくらい鮮明に想像できました。
そして何と言ってもこのストーリーがとても切なく、泣けます。
タイトルでもあるように、蛍にも関係しています。最後はハッピーエンドで、読後感も気持ちのいいものになっています。
児童書ですが、大人でも十分に楽しめます。むしろ大人の方に読んで頂きたい。
誰もが経験した、あのかけがえのない大切な夏休みを思い出させてくれる最高の本です。
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2014-39
タイムスリップもの。
ノスタルジックな昔の夏の風景と少年たちの夏休み。
読みやすい本です。
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タイムスリップしたユウタとさえ子、その時代の少年ケンゾー、その3人を見ていると何というか込み上げてくるものがあります。
毎年、夏の季節になると読み返してます。そして、自然愛護の募金をしたいなあと思います。
読書をあまりしないって人や小学生、大人の方にオススメの本です!
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また川口雅幸。先日からくり夢時計を読んだばかり。タイムスリップということも同じ。父親を亡くしたユウタがタイムスリップしてどう成長して行くのかが楽しみ。」
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大好きな父を、理不尽な事故で亡くしてしまった少年ユウタ。
2人の思い出の山奥のダムへ、また来年という約束を守るため、1人で出かけるが。。。
突然の豪雨で転倒したゆうたが目を覚ました
時、そこはダムが出来る前の同じ場所だった。。。
子供の頃、実家の裏山にある神社は、タイムスリップ出来そうな不思議な空間だと思っていた私にとって、最高に懐かしいお話。。。
昔子供だった大人だからこそ楽しめるファンタジー。
下巻へ続く。
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素敵な情景が思い浮かぶような作品。自然って大切だなあと思えるだけでなく、人と人との暖かい繋がりも感じることができる
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夏っぽい作品を読みたくて。
父親を事故で亡くしてしまった小6の男の子。
父親との思い出の場所へ一人で行くのですが、そこで彼も事故にあいタイムスリップしてしまう。
何ともワクワクするテーマなのですが、少し子供っぽい気もします。
読んでいて田舎の風景が目に浮かぶ様で
自分が過ごした夏休みの思い出を懐かしみながら読みました。
下巻へ続きます。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB03261384
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児童文学だけあって読みやすい。それで話し言葉もあえて今風にしてあるのだろうけど、昭和の子達はもう少し昭和っぽくしゃべらせた方が、一昔前にタイムトリップしてきたというリアリティがあるのになあ…。「ムカツク」って言葉とかさ。
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ひょんなことから時空をとび、過去のダムに沈む直前の村でひと夏を過ごすことになります。
最後の夏を意識する村の子どもたちのせつなさはとてもやるせないです。
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平成っ子が、生死を彷徨うような状況から昭和の田舎へタイムスリップするのだが、神様らしき爺様がちょくちょく現れて、ユウタやさえ子に楽屋裏をバラしては消えていく。こんなに内実を打明けてしまって良いのか? 読者としても、終盤で教えてほしいような複雑な気持ちだ。小六の少年目線で綴られる構成のだが、明らかに大人が手伝ったでしょうという小学生の夏休みの日記のような、とでも言えば良いのか何とも名状しがたい印象が残った。
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児童書も、文庫本だと、大人も外で読みやすいーw
ダム計画で村がなくなる。昔はよく聞いたなと。
上下巻です。
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キミたちと過ごしたあの夏休みを忘れない……
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昔読んだ時凄く感動した記憶があり、久しぶりに読みたくなった。昔に戻る系好きだなぁ。主人公が小学生なので、子どもでも読みやすい作品かもしれない。
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小さいながらに背負った運命と選択、父を亡くしてポッカリ空いたところに新たな出会いがあって主人公を支えていき、下巻でどうなるのだろうとどんどん読み進めた。