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土佐の國、高知県のデザイナー、梅原真さんの半生を描く書。豊かさとは、自分のモノサシを持つこと。押しつけられた価値観ではなく、自分のモノサシを持つこと。それが、幸せに生きることと説く。とても人間味ある、魅力的な人物であることがよくわかる。
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骨太なデザイナーの骨太な仕事。高知県を中心に地方の第1次産業の再生に関わる仕事を手がけ、そのほとんどを成功に導いてきた。クライアント自身が気づいていない(時には欠点とさえ感じている)地元、素材、商品などの強みを発見し、消費者のコミュニケーションスイッチを入れるデザインでヒット商品を続出させる。
・かつをのタタキ
・砂浜美術館
・四万十とおわ
・馬路村
・アイスクリン
・隠岐島さざえカレー
・ヤンバル観光ポスター
・・・etc
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土佐高知出身のデザイナー梅原さんについて日経BP記者の目から書いた本。梅原さんは地方ならではの自然環境や名物といった「資産」のよいところを自らのセンスとデザインで引き出し、ビジネス化することで、活性化に成功してきた。
具体的にはカツオの藁焼き、アイスクリン、砂浜美術館などなど。
これらの成功の根底にあるのは、”自らのモノサシ”という。
地方の都会化ではなく、地方にすでにあるものに着目し、メッセージを作ることで「名物」にし、独自の価値にしていくという手法。
この本の一番のポイントは、あとがきに書かれた、
”だが、それ以上に、あの人の考え方は不安定な時代を生きる私たちに勇気を与える。”という一文に象徴されていると思う。
梅原さんは地方を愛し、地方の自然環境を守りたいと強く思うがゆえに自らの考え方・判断基準が定まることで余計なモノを見つけ出している。
この「地方を愛する」というベースが定まっているからこそ、判断がぶれない。
さて、自分の生き様のベースをどこにするか?それがイシューだと思う。
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日経ビジネスの記者、篠原匡さんが紹介する、梅原真さん。
“一次産業×デザイン=経済力”
こういう生き方、働き方、がしたいと思っていた。
そうなれるよう、日々修行。
“○○×デザイン(orたなさや)=経済力”
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自分のアイデンティティを大事にして相手とコミュニケーションを取り、商売する。これって最近のマーケティングでも重視されてきていることだけど、この人は(多分)自分でたどり着いた。自力で考え抜くと同じ所に到達するのかなぁ。
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・梅原さん面白すぎる
・自分のモノサシ(価値観・世界観)
・グローバルな時代だからこそ、ローカルに価値がでる
・どこの誰なら仕事をする、どこの誰ならしない。っていうつまらない。by和香さん
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自分独自のモノサシを持ちそれを貫き通したら単なる独りよがり.
梅原真さんが周囲から賛同を得て評価されているとしたら自分のモノサシを「柔軟に」使っているということではなかろうか.
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日経BP記者の描いた梅原真評論を梅原氏の事例、インタビューなどを通して描いた一冊。内容的には梅原氏が著した本には負ける。
冒頭いきなり「豊かさとは、自分のモノサシを持つこと。押し付けられた価値観でなく、自分のモノサシを持つこと。それが、幸せに生きることやと思う」
ぐさっと・・きた。
会社でも家でも、いろんな価値観が氾濫してる時代。
自分にあったものを選び、通すこと、自分に自信を持つこと、つまり自分の価値観を持つことは大切。それがゆらぐと、人に評価された幸せしか追えなくなってしまうから、ということだ思う。
私の場合は、多分昔に比べたら多少は進歩かな。
でもまだまだ。ちゃんと芯のきっちり定まった人になりたい。鋭意努力中。
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四万十で研修を受けてから約1年後に読んだ。
四万十で過ごした時を懐かしく思うと同時に梅原さんの哲学が土地に根付いていたんだなと改めて実感。
自分のモノサシを持つこと、そしてそれを生かす武器を持つことだな。
一次産業を守ろうとして、デモを起こすことに対して梅原さんはダサいという感覚を持っている。
デモの変わりにデザインで風景を残そうとしている。
この人に鍛えられてみたいと思った。
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土佐の反骨デザイナー 梅原真さんの仕事の流儀を書いた一冊。最初に梅原さんを知ったのはNHKのプロフェッショナル仕事の流儀でした。それで「梅原真」でネット検索したら本書に辿り着きました。
本書にはいくつかキーワードが出てきます。
・「ー」と「ー」をかければ「+」になる
・コミュニケーションのスイッチ
・土地の遺伝子
・外に向けたベクトルを内に向けよ
・「ローカル」「ローテク」「ローインパクト」
・じょうごで絞った最後の一滴を描け
・おまんのモノサシで生きよ
面白かったです。一気に読んでしまいました。
僕も梅原さんみたいなデザイナーになりたいです。
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土佐の反骨デザイナー・梅原真の流儀 ―
http://www.nikkeibook.com/book_detail/31621/
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梅原さんの事をしりたいと思ったらこれ読んだらいいとおもった。2010年に読んでたら東京戻ってこずに弟子入りしてたかも知れない。怖そうだけどできることなら一緒に仕事してみたい。
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豊かさとは、自分のモノサシを持つこと。
本質をグサッとつく凄いおっさんの話。
ひとつの優勢な価値観が進展してグローバル化が進んだが故に、時代が彼の光を当てたい部分に価値を見出し始めたということか。
ずっと前から、ぶれずに真正面から向き合ってきた姿勢憧れます。
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高知を活性化したデザイナー梅原氏のことを書いた本。
明日やるのと違う、今すぐやる。
-に-をかければ+になる。
土佐の蒲焼たたき
砂浜美術館
アイスクリン
男の石鹸
さざえカレー
84プロジェクト
などに関わってきた
他のものさしではなく自分のものさしを持ち
自分にしかない価値を提供することが大事。
グローバル化の中対極であるローカルカルチャーが中心になる。
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自分がマクロなPolicy Makerに向いているのか、
ミクロなボトムアップのFacilitaterに向いているのか、
悩んでいるところ。
Policy Makeについては、敗戦の感もあり、
究極的にはボトムアップが必要であるのだが、
果たして、自分はそれを求められているのか、
向いているのか。
自問自答するために、手に取った本。
結論として、僕は自分の道を突き詰めていけば、
彼と手を組める日が来る気がした。
ということは、僕は異なる立場のプロデューサーになるのではないかと思う。