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最初は正直んー?という感じだったが、読んでいくうちに引き込まれた。主人公だけでなくすべての登場人物の心情がきめ細やかに描かれていて、感動した。しかし、この作者。男性なのか女性なのかが謎である。
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本屋のおすすめコーナーにあって、なんで急に夫が消えたか真相が知りたくて読んでみたら・・・
最初はあまり盛り上がらず・・・チョイスミスしたか?と思ったら・・・
途中から話がつながってくのがおもしろかった
夫が消える事件を探偵が追っていくんだけど・・・
失踪にはこんなストーリーもあるんだなと思った
信じ続けるのがすごい 素敵な夫婦だなと思った
「回転木馬 のりかえたらもう会えない」確かに!
「憎しみの輪を断ち切るために法律がある」確かに!
死刑への賛否も含まれていた
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「逢いたい。もう一度彼に逢いたい」十年前に失踪した夫・貴之を捜し続ける女探偵・下澤唯。わずかな手掛かりを頼りに新潟、東京、長野と各地を巡る。そんな、ひたむきに夫を追い求める唯の前に現われる、それぞれ過去に心の傷を抱えた女性たち…。唯が十年の月日を経てもなお夫に願うこととは?希望と悲しみが交錯する、心震わす感動ミステリー。
《2010年10月10日 読了》
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たくさんの不幸な女が出てくる。そのひとりひとりに、自分と重なる部分を見つけてしまい、切なくて、苦しくて、胸がいっぱいになった。
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「観覧車」の続編。一気に読みました。貴之の疾走に関しては理不尽さも感じながら、でも、それぞれの物語や唯の想いに涙ぐんだり。あっけない最後だけど、よかったと思う。
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作者についてイマイチ知識がなかったので、ちょっと賭けな感じで購入。
そしたら、すごく面白かったし、とても深く感動した。
久しぶりに本を読んで泣きました。
愛ってすごいな、ってそしてとても強くゆるぎないものだな、って思った。
そんな愛をはぐくめるよう、目標にしたいと思った。
出てくる人物がそれぞれ苦労が多いこともあり、とても人間性が深く、厚みのある人たちが多かった。
でも最後にはやっぱり頼れるのは人の存在なんだなって所が私好みだった。
この人の本、もっと読んでみたいな、って思った。
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突如失踪した旦那を探す女の物語。
旦那にたどりつくまでさまざまな人間に出会い自問自答を繰り返す。
本当の幸せとはなんなのか
彼は一体なぜわたしを裏切ったのか
わたしは待ち続けることで報われるのか
主人公の内面の葛藤とともに徐々に解かれていく失踪の謎。
やや先の読める展開ではあるが、せつない気持ちになる。
と、同時に、誰かを思いっきり責めたいけれど責めきれない、もどかしさも残る。
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「観覧車」の続きをやっと読みました。
行方不明の夫と会えるのか?最後までドキドキしながら一気に
読み進めました。
12年かけて書かれた作品と、同じく12年の歳月を待った唯。
不安定になりながらも、辛抱強く過ごした唯の存在が、とても
切なくそして最後には・・。
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夫が失踪した、女性探偵の物語。「観覧車」の続編。
夫捜しが中心だが、前作同様「訳あり」女性のストーリーが絡む。
その絡み具合が、絶妙。主人公の目的と上手い具合に進む。
前作は、デビュー近くの連作集だったけど、今回の長編では
かなり筆力が上がっていた気がする。
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「観覧車」の続編だが、全く別のと言っていいテイスト。
切なくてやり切れない、そんな女心を切々と…。
女子が読んだほうがグッと感情移入できるのでは?
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切ない。
大好きな柴田よしきの世界の、真骨頂ではあるけど。
「待って!」雪の中を子供のように泣きながら追いかけていく唯が、本当に本当に胸に迫ってくる。
誰もが愛を求めていて。
誰もが傷を抱えている。
正直(ゴメンナサイ)
貴之を探していく過程の方が自分の中で大きくて、
最後の再会のシーンでは変に心が静まってしまいました。
長い長い喪失の時を越えて、2人はこれからどんな風に向き合っていくのか。ゆい、はどうなるのか。
ちょっと怖いけど、気になります。
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最初はやめときなよって思ったけど真相が明らかになってくうちにいつのまにか応援してた!最後も曖昧じゃなくてほっとした!よかった(*^^*)
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仕事中、ちらりと見かけた失踪した夫。
あちらこちら探して、ようやく手がかりをつかんだ夫。
なぜ彼は自分の前からいなくなったのか。
いなくなった日に起こった事件は、何か関係があるのか。
他者視点、妻視点、と交互に代わって話が進んで行きます。
人から見た妻、妻の心境。
そして妻の知らない夫の心境。
そこでそんな事をするから、自分で動けなくなったのでは…と
ものすごく思いますが、それとこれとは別問題なのは分かります。
しかし…これは、ちょっとはたき倒したくなります。
許す、許さないは横においておいて。
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観覧車の続編。観覧車を読んだときは、ただただ夫を待つ主人公が痛々しく思えたが、回転木馬では夫を探す懸命な主人公を応援したくなった。また続々と登場してくる、女性たちの切ない生き方にじんわりとした共感もあった。
記憶喪失だったという夫、その間に子どもがいて、、、。相手の女の人は余命いくばくもない、、、という流れが多少お膳立てのような気がしなくもなかった。相手の女性とそのまわりの人間は、確かに悪い人たちではなかったかもしれないが、その分たちが悪い。15年たったら返すつもりだったというのも説得力もなく、たまたま女性が死んだから帰ってこれた、、という結果論になったのが残念。ただ最後は主人公はむくわれて良かったと思う。
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私立探偵 唯。行方不明の夫「貴之」を探す。再会はどういう形で実現するのか興味深く読んでいった。短編集「観覧車」の続編らしい。