紙の本
どんなPOPを書けば売れるのか!?。
2011/02/07 23:57
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前に「書店POP術」という本が出ましたが、
その第二段です。
書店で平積みの本の上で針金でぴんこぴんこ動いている
宣伝文句を書いた小さなポスター(かな?)POP。
それに奨められて購入し、読んでみてあたりだと、
うれしくなってその本屋に通い続けてしまいます。
主に、エンタメ小説のPOPが中心なのですが、梅原さんによれば、
タイトルにあるとおり、より選んだグッドセラーの本でも
売り上げはあまり芳しくないとのこと。
どうすれば、一体本が売れるのか。
素晴らしいPOPの中から、一書店員の叫びが聞こえてくるようです。
と、本書そんなに暗い内容でもないのですが、
梅原さんが、選んだブックレクビューとしても、本書使えます。
梅原さんの好みは、荻原浩や、奥田英朗がお好みの様、、。
自分が面白いとおもった本を薦めているだけでもうれしくなりますね。
これだけ熱心な書店員を近所にもっている本読みさんは、幸せものです。
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著者が作った力作ポップが紹介されている本。
どのポップにも戦略があり、愛がある。言葉選びからデザイン決めまでに及ぶこだわりが凄く面白い。
紹介されている小説が読みたくなるので、一粒で二度おいしい本。
趣味がどこまで一致するかは不明。
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前作から4年。日本の小説を売ろうと店頭で努力し続ける著者の作品の数々。私が読んだのは、「福家警部補の挨拶」「福家警部補の再訪」「贄の夜会」「TOKAGE」「越境捜査」「クリスマス黙示録」「ストロベリーナイト」「ジウ」「ソウルケイジ」「国境事変」「告白」といったところ。読んでみたいと思ったのは、「公園で逢いましょう。」「しずかな日々」「生還者」「後悔と真実の色」「オリンピックの身代金」そして山本幸久の作品群。読書ガイドとしても楽しめます。
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ポップはいいのだけれど、ポップそのものも製作裏話もおもしろいんだけど、「このポップで200冊売った」とかどうして言えるんだろうと思います。
それはポップの力だったの? ポップだけの?
本そのものの評判や、装丁や、タイトルの良さや、要因はいろいろあるに決まっているし、著者がそのことに気づかないはずがないのに、「このポップでしかけた」とか「売った」と言い切れるのはなぜなのかと思います。
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参考になるなぁ・・・。
ってか、才能あるっていいなぁ・・・。
ドラッグストアと、書店のポップはホントに面白い。
普通に並んでるだけだと、なんとなく素通りしてしまう商品を
手に取らせる力があると思う。
そんなポップ職人になりたいもんです。
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文章が物凄く上手いんですね、この人。
ポップを一読してから、そのポップと文芸書についての著者による説明?ネタばらし?を読む。それが面白くてHOW TO が頭に入りません。所々にちゃんと書いてはあるのだけれど(笑)
ビジネス書としてもアリですが、ブックガイドにピッタリです。
載ってる本を実際に読んでみて面白くなくても、「この人、見る眼ねぇなぁ~」じゃなく、「しまった、上手くだまされた、ちっくしょー」になるのがまた・・・ずっるいなぁ(笑)くそぉ。
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著者が実際に描いたPOPを、その対象(つまりは本)と一緒に紹介した一冊。
どちらも好きな題材なのですが、取り上げられているのが本の中でも小説に限られているので、同じような文句が続き、だれてしまいました。
エクスクラメーション(!)を多用するPOPも苦手。それでも数冊は読んでみたくなったので、好きな方にはガツンと来るんでしょう。
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2018/06/18読了
一人の人が選ぶ本は、なんとなくその人が好き。。。なのだろう、という「味」がわかってくるので
梅原氏のおすすめPOPの傾向から
どんなテイストが好みなのか大体想像ついた
というのはさておき
マッキーでガリガリ書く手書きのPOP、力強いそれからは、「あっ読んでみたいぞ!」と思うものもいくつかあり、その効果をいかんなく発揮している。
POPというものが当然販促アイテムなのだが、ひとつの作品として成立している、と私は思う。
ので、こういうビジュアルBOOKとして(カタログともとれるが)読めてよい。
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本が売れない今、それを売る苦労話というのは
並大抵のものではないんだな、とつくづく感じました。
あと、意外ですが著者は図書館の方にも
講演に行っている模様。
(実は図書館も使われないと…)
やっぱり彼がすごいのはエディションによって
相手へのアプローチの仕方を変えていること。
そりゃあエディションが違えば対象も違うでしょうし
同作家の表紙そっくりなものだったら
まとめ買いも狙うでしょうし。
電子の波には押されているけど
実際に手に取る感は大きいのよね。