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☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
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[ 参考となる書評 ]
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友人を救出する為の冒険に出る魔女っ子のお話。
囚われている友人のもとへ向かううちに、
さまざまな論理パズルを解いていき、
主人公も目覚しい成長を遂げていきます。
物語は終始、わかりやすい進み方をしていきますが
出題されるパズルのほうは、基本的なものから
応用力を試すようなものまで沢山あり、
一定のものと緩急をつけたものがいい具合にブレンドされた
感じがして、とても読み応えがありました。
イラストも可愛らしかったです。
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「ここに三人いる。一人は必ずうそをつき・・・・・・」という類の問題が手を変え品を変え出されている。論理パズルが好きな娘に読ませたら、楽しかったらしいので、「10歳」で読めるのは確か。
大人でも頭の体操になる。
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早紀:「そうね。謎だけが素敵なのよね」
純粋に謎だけが美しい。
悪い意味ではなく、萌える、いやいや、燃える問題多数。
全部解いてやりたくなる。
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カラスモドキの流れは笑う。ストーリーは王道展開でオマケ要素。論理パズルは似たような種類の問題が多いので、色々浅く広くやりたい人向けではないが、大人が読んでもそれなりには楽しめる。
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こういうパズルは嫌いでなかったはずだが・・・
嘘を前提とする問題に頭が混乱する。
記号による抽象的文脈ではなく登場人物がでてくる具体的文脈だと,その具体性が邪魔をする。そんな問題は本人に直接聞けばいい!
答えを見てなるほどとなる問題はいいけど,そうでないのは辛いなぁ。
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論理的に考える力を育てるには、小学生から論理の問題を解く訓練をしていくことが大切。“迷いの森”の魔王がくり出す難問を解決できるか!
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いわゆる「パズル」ではなく、論理的思考を必要とする文章題がズラリ48問。
魔女の毬奈が親友の早紀を救うべく「迷いの森」に向かい、それらの問題を解いていくというストーリー仕立てになっている。
問題例を1つ。
(Q45)
3枚の扉があり、立て札には「地獄に続く扉にはウソが書いてあり、豚小屋および城に続く扉には真実が書いてある」と記されている。
それぞれの扉には次のように書いてある。
左の扉「中央の扉は地獄に続く扉ではない」
中央の扉「……」(文字が消えていて読めない)
右の扉「左の扉は豚小屋に続く扉ではない」
本書の多くの問題は、背理法を使えば答えを導けるようになっている。
たとえばこの場合は、まず左の扉が地獄であると仮定する。
すると左の扉は地獄に続く扉でありながら真実が書いてあることになるので、最初の仮定が間違っていたといえ、左の扉は豚小屋か城であることがわかる。
左の扉の記述は真実なので、中央の扉も豚小屋か城。
したがって、右の扉が地獄。
右の扉の記述はウソなので、左の扉は豚小屋で、残る中央の扉が城。
発言者が4人である問題、その発言が真実かウソかわからない問題などもあって、答えを見ずにすべての問題を解くのはかなりしんどい(「勉強熱心な中1の生徒なら、ほぼ全問正解できる」とあるが、無理だと思う)。
ストーリーとイラストはチープだが、「論理的に考える能力」を身につけるにはすごくよい。
今の僕にはこういうトレーニングが必要だな。