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泣きました。電車の中で涙をこらえることができませんでした。これ、映像で見たらもっとたまらんやろうなぁ。タイトルは「おにいちゃんがハナのために作ったハナビ」だと思ってたんですけど、こういうオチがあったとは…。うれしいサプライズでした。
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映画のレビューなので原作未読です。
映画は泣けました。ここまで感動したのは久しぶりだった。本当にすばらしい作品です。
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16歳の華が入院生活を終え自宅に戻ると、19歳の兄・太郎は「引きこもり」になっていた。兄を立ち直らせるため、華は無理矢理に新聞配達のアルバイトを始めさせる。太郎は心を開き始めるが、華の病は再発し帰らぬ人に。華が語った、新潟県小千谷市の花火大会「片貝まつり」への“思い”を胸に、太郎は花火作りを始める。実話を基にした感動作を、「東京バンドワゴン」シリーズで注目を集める著者が完全にノベライズ。
小さい頃から病弱だった華が療養先から自宅に戻ると、兄・太郎は引きこもりになっていた。「すべては、わたしのせい?」。責任を感じ、兄を立ち直らせようとする華。その前向きな姿に励まされた太郎はついにアルバイトを始める。だが、華の病が再発して…。実話から生まれた感動作。
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映画の小説化。難病ものとわかっているのに、やっぱり泣かされてしまう。どこまでも前向きで明るい妹・華に、情けない兄・太郎。そして華や太郎の(元)クラスメイトたち。人の善意を素直に描いた優しい作品。
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やばい。すごいよかった。号泣…。映画のノベライズなので、映画を見てみたくなった。お兄ちゃん…がんばったね、いやそれ以上にハナちゃんが素晴らしい。11.1読了。
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聞いたことのあるタイトルだなぁと思ったら、映画の文庫化だったんですね、なるほど。
実話が元らしいですが、メインの「ハナ」ちゃんの心情があまり
語られていないので、ちょっとスカスカな感じです…。
彼女の日記とかが題材ではなく、
亡くなった後に家族の話を元にして作られたのでしょうか。
その辺が文庫からはわからなかったので(あとがきにもなかったので)、
よくわからないですが。
ちょっと物足りない感じはします。
でも、子供がふたりいて、片方が病気だからもう片方はすべてを我慢しなくちゃいけないって状況・しかも親はそのもうひとりのケアをきちんしないっていうのは、やっぱり元気な方の子にとってはかなりのストレスだよな、と思いました。「もう一人は病気で苦しんでいるんだから、自分は我慢しなくちゃ」と思ったって、やっぱりそのしわ寄せはどこかにきますよね。大人だってそうだと思います。
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うっかり飲んだ帰りに電車で読んで失敗
わかりやすく、すなおに泣けてしまう
いろんな人の気持ちを感じられ入り込みやすい
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これは脚本家・西田征史の映画原作を小路さんがノベライズしたもの。2010年9月に公開された映画とは若干違いがあるとのこと。小児ぜんそくにかかった中一の娘・華(ハナ)の転地療養を兼ねて、縁があって家族が引っ越した先は、花火大会で有名な新潟県方小千谷市の方貝町。人口5千人ほどの小さな町だけれど、20万人が集まり2万発の奉納花火が打ち上げられる『方貝まつり』で有名なところだ。中三だった兄の太郎も地元の中学に転校したものの、あまりなじめないまま卒業し、新潟の高校へ進学した。空気が良かったせいで、ハナのぜんそくが治ったと思った矢先、今度は新たな病魔・白血病が彼女を襲う。一方、兄・太郎は高校を卒業した後、ひきこもりに、、、方貝の花火まつりに合わせたベタな展開で、お涙ちょうだいのストーリーと分かっているのにどんどん読んでしまえるのはどうしてだろう。最後の仕掛けにはやられた気分。
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前半は軽い感じ。後半は素直に泣けるな~映画も見たくなった。
2011.10.26
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実話を基にした感動作ということだが・・・。兄妹それぞれの心情と行動がステレオタイプなので、ストーリーに深みがない。
小路作品ならではの何かが欲しかった。残念作。
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もう泣きました(T_T)。
出来すぎって気がするけど、実話をもとに書かれてるみたいで、、良い話だ~
私の中で、「おにいちゃん」はオリエンタルラジオのあっちゃんだわ
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小千谷の田園風景を思い出しながら読む。
映画はもっと画面でみせられるんだろうけど、小千谷な空気がイマイチ感じられなかったのが残念。
異様に元気なハナちゃんと、それに引っ張られながら自分の居場所を探してる太郎くん。
「登場人物が死んだのが悲しくて泣くのは感動じゃない。」って、小学生の頃に庄司陽子の漫画を読んで決めたけど。
太郎くんの前向きになっていく姿にも涙。
「これからも『お兄ちゃん』って呼んでよ。ずっとハナの兄貴でいたいから」
本当にみんなこんなにイイ人?なんて思ってしまうけど。
一人称でもあまり掘り下げない距離の取り方が絶妙な感じ。
いくらでもジメジメウジウジできそうなだけに。
爽やかな読後。
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実話に基づく、物語。
分かっちゃいるが、泣かずにはいられない。
白血病。
とある家族の、兄弟の、小さな町の物語。小さな町だからこその、繋がりが素晴らしい。都内では、今日日、近所との繋がりなんて、ほぼ皆無に等しいしね。
ラスト20〜30ページは泣きっぱなしでした。
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古本屋で見かけ、なんか聞いたような題名だなと思いながら購入したのですが、映画の題名でした。
読み終えて改めて表紙を見ると、企画原案・西田征史 、著者・小路幸也となっています。そうか、映画のノベラリゼーションなのか。というか、実話に基づく話のようなので、同じ題材で映画と小説を作ったようなものなのか。映画を見ていないので、判断付きませんが。
何れにせよ、感動的な話でした。病気の妹の可愛さ、健気さ、そして(予定通りとはいえ)最後の章の感動。久しぶりに電車の中で涙腺が緩むのをこらえてました。
ただし、思いっきり"ベタ"でも有りますが。まあ、白血病の妹とひきこもりの兄の話ですからね。
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新幹線の中で泣いてしまった。短いレールを走り抜けた妹。一緒に手を繋いで走っていたはずなのにどこでポイントが切り換わったのだろう。行き止まりの線路に入ってしまった妹。少し迂回した兄。暗闇の中に線路が延びて居るはずなのに先が見えない... そんな暗闇に赤い花火とオレンジの花火が打ち上がる。届けよ想い。照らせよ未来。君の思い出と共に進む線路を照らせ。