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パリのオシャレなイメージが覆されたけど、
パリって自由ね。
それぞれの主人公の生き方に励まされれ
一歩踏み出す勇気ももらえる。
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著者が出会った、パリに生きる様々な日本人の物語。
"本当に人はどう生きることもできる"という著者の言葉がとても印象的で、本当に自由なパリの風を感じられます。
読んでいるとその世界にすーっとはいっていくような感覚を久々に体験したくらい、その空気感が伝わってきます。
この著者自身もどうやって生きてきたんだろうか、と不思議に思ってしまいます。
どうしたら、こんなにも魅力ある人たちに出会い、その魅力を余すことなく書き記すことができるんだろうか、と。
http://lazy-planet.net/archives/167
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パリに住んで暮らしている人達を取材し、まとめたもの。国外に出て行く日本人は多いけれど、彼ら彼女らがどのようにして生活しているかなどを知る機会というのはあまりない。この本を読んで、色々な生き方があってもいいんだと思える。日本では何かと求められる自分像があるが、パリではそのようなものが無いと聞いて そんなところがあるフランスを羨ましく思った。
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この本を読んで「人生観が変わった」と言っていた人がいたけど、
全編読み終わって、その気持ちがわかるような気がしました。
自分の気持ちが落ち気味な時に読むと心に効きそうな感じ。
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素直に面白かった。
最初はパリでご飯を食べる話なのかと思い、飛行機での暇つぶしくらいになればいいか、というくらいの気持ちで借りた本。いい意味で裏切られた。
食べ物の本ではなく、パリでメシを食べて生きて行っている10人のお話。
みんな自分に嘘をつくことなく、思いのままに生きている。そして、その生き方の根底にあるものは、みんなシンプルなものだ。こういう生き方っていいよなぁと思わせてくれる本。
ここで紹介されている方々が魅力的なのは、その方々が本当に魅力的だからということもあるが、ライターさんのシンプルなまとめ方が自分の好みに合っていたからかな、とも思う。
何はともあれ、素直に面白いと思えた本だった。
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アメリ的なあれ?元国連職員ライターがみた、パリで暮らす日本人短編ルポ集。三ッ星レストランで働く元デザイナーの女シェフ、違法占拠された芸術ビルの画家、パリ中を歩きまわった子持ちカメラマン、パリの繁華街に漫画喫茶を開いた男、恋に生きていたはずがいつのまにか国連で働いていた女性などなど、非常にバラエティ豊か。こんなによくひとりで集めたなー、と感心してしまう。著者の川内有緒さんのことは北尾トロが編集人をつとめる『ルポ』という新雑誌の「国連ではたらいてみました」を読んで知った。彼女自身が国連で働いていた経験をもつ才女でありながら、その気取らず地道な性格がにじみ出た文章は、読んでいて気持ちがいい。パリって街の本当の全景が少しずつ見えていくような爽快感もともなって、非常に面白く読める。ただ個々のエピソードがもう少し深みのある話になっていれば最高だったなー、と思う。見出し的なインパクトはあるんだけど、内容は若干浅薄。心のなかの比較対象が米原万里だからいけないのかもしれないけど。
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題名と装幀に惹かれて、買ってみた本書。
良い意味でも悪い意味でもイメージと違った。
メシを食うという、ワードを使っているが、文章はかなり丁寧な語り口で書かれている。
パリで暮らす多種多様な日本人のパリにいる理由に迫ったルポといった印象。
一つ一つの話は面白いが、何だかなと奥の方で突っ掛かる読了感があった。
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タイトルから料理関係かと思ったら、違って、パリで生きてる=働いてメシを食ってる人たちのインタヴュー集だった。
それぞれ色々な理由でパリにいるけど、どの人も、どこか突き抜けてるところを持っている。情熱だったり、がむしゃらさだったり、ちょっと変わった特技だったり。すごく面白い。一度しかない人生、思い切ってやりたいことをとことんやるのはいいなあ、何かにチャレンジしてみようかな、という気持ちになる。
それにフランスにはやっぱりいっぺん行きたい。なんでか分かんないけど、惹かれる国なんだ。
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三つ星レストランの厨房で働く料理人、オペラ座に漫画喫茶を開いた若夫婦、パリコレで活躍するスタイリスト。その他アーティスト、カメラマン、花屋、国連職員…パリにいつのまにか住み着いた日本人10人の軌跡。時にセーヌ川のほとりで、時にワインを片手に、彼らが語る軽やかでマイペースなパリでの暮らしぶりに、思わず肩の力がふっと抜ける好著。
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新婚旅行に行く飛行機のなかで読みたいなと思って買った本。
結局行きではなく帰りに読んだけれど。
これがとても面白い。
パリという街の象徴的な話でもあり
日本人という人種の話でもあり
なにより情熱大陸のような、人の大切な部分をのぞくような内容だったから。
パリに住んでいるからといって
けっして特別な人ではない。
でもやっぱり普通の人じゃない。
そんな人たちを覗き見することができた。
パリの人はおしゃれだけど、親切ではなくて。
それを実感したばかりだからとても楽しかった。
なんで芝生にねっころがるのか
外でご飯を食べるのか
そんな謎もなんとなくわかってくる1冊でした。
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これは最高に面白かった。メシを食うというのは美食だのグルメだのの話ではなく、生きていく糧を得るの方の意味。けして有名ではないさまざまな職業の日本人がなぜパリに渡り、パリで暮らしているのかを追った傑作ノンフィクション。実際にこれに出てくるアーティストが占領したアパートに訪れたけれど、非常にアグレッシブで愉しかった。
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パリに住みたい!
パリで暮らす日本人10人の話。
元グラフィックデザイナーの料理人
漫画喫茶のオーナー夫婦
独特の話し方のスタイリスト
人柄が人気のカメラマン
三人家族と犬のいる花屋
アーティストが占拠した廃墟に乗り込んで、そこでアーティストになった女の子
線の細いテーラー
悩めるヨーヨーチャンピオン
恋する女性国連職員
騙されても前向きな針級師
ああ、これで全部だったかな。
読み終わった日に面白かったから友達に進めてあげてしまった。
パリじゃなくてもいい、
外国に住みたい!
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天気が良いなあとか、バゲットがおいしいなあとか、そういうことに幸せを感じれる人間になりたいと思った。
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女性著者らしい表現に惹かれ、珍しく購入...
パリで暮らす10人の人々のライフスタイル、生い立ちが凝縮された本...
それぞれが自分の好きなことで好きなように生きていて、
そこまでの道のりは、偶然が重なったり、努力を続けた結果出会ったり...
大変だった時期をインタビューされてる人たちはあっさり答えているみたいだけど
その当時は相当きつかったりしたのであろう...
「シンプルに生きる」
それがいかに楽で大変で人間らしいか...
本を読みながら、人の人生に触れ、
自分の周りが別空間になったような体験をした...
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パリの定食屋とか住んでみて始めて見えてくるリアルなパリでの食の本だと思い込んで喜んで読んでみたら、そっちのメシでしたか。でもひと息に読んだ。このシュッとした筆致で次は食べる話が聞きたい(この本、川内さんの話を聞いてるという感じが気持ちよかった)。
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フランス旅行直前にこの本を手に入れた僕はラッキーだった。パリの見方をがらりと変えてくれた一冊。
料理やレストランの紹介本ではなく、パリで生活して「働いて」メシを食う人々の物語。面白いのはごく普通の人々がひょんな経緯でパリに行っちゃったってこと。切望して移住した人もいれば、なんとなく住み着いた人もいる。職種や経歴も様々。恋人を追いかけていつのまにか国連職員になった女性、ヨーヨー片手にサーカスの盛んなフランスへ渡ったパフォーマー、ファッション業界から転身しマンガ喫茶オーナーになった元デザイナー、20代後半にして職業としての絵描きの道を選んだ女の子、他にも色んな職業の人が。
パリと聞いて我々日本人が持つイメージはどうだろう、「花の都」「エッフェル塔」「ルイヴィトン」等が真っ先に挙がると思う。でも実際は…
古くて新しくて、意地悪で親切で、汚くて美しい、なんて魅力的な街なんだろうか!