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紙の本
見事なる本歌取り
2011/12/19 12:27
26人中、21人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐伯洋一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近はとても忙しく、あまり漫画に触れる機会がなかったのが、それでも数冊だけは発売を楽しみにしてしまう。本書もその一つ。なかなか面白いので、一読をおススメする。
その面白さは、多分やっぱり謎が多いことに由来するという例のやつになってしまう。エヴァンゲリオン以来、謎を謎のままに包み、読者の興味を誘う手法は広く広く定着したようにみえる。
反論しかないだろうし、私などは無論足元にも及ばないのだが、宮崎はやおの作品は本当につまらないものが多くなった。それは、明らかに94年のエヴァンゲリオンの影響を受けたと思われる、95年以後の作品の出来は、それまでとは隔世の感があると思う。たとえば、もののけ姫なんかは謎かけをしているが、何を言っているか意味不明なだけでつまらない。千と千尋とかいうのもその流れの中にあると私は思う。面白さは別にして。
つまり。それほど「謎ひっぱり」で面白さを演出するのは至難の業なのである。エヴァンゲリオンは奇跡のバランスの上に成り立っているからこそ流行ったのである。ただし、これは実際に広告代理店の友人に聞いた話だが、エヴァというのは一般人まで巻き込んだセンセーションというよりも、一般人が騒ぐほどおたくが盛り上がったというのが真相だそうだが。
この流れに巨人をあてはめると、奇跡的に成功していることがこの5巻6巻あたりでわかってきた。巨人とは、どうも哲学的なあるいは宿命的な、はたまた人類の業にかかわる産物であるように思われる。ただ人間を襲う敵生体ではないことは明白であろう。
宮崎駿や一部の作家が、最近の若手のアニメは真似ばかりと危惧しているらしいが、読者が急激に賢くなってきた現代において、ただ敵が襲ってきてこれをやっつけるという典型は、もはや通用しない。
必ずなにか付加的なテーマを添加しなければならない。ドラゴンボールやワンピースといった巨人を前に、完全な新ネタを考え、斬新さを出すのは、昔に比べて破格に難しいではないか。
この「巨人」は、そういう意味では、新しいようにみえて、特に斬新というわけではなく、本歌取りがなされている。が、それでも見事に先人を超えている。
本書を特にお勧めする理由は、まだ6巻に過ぎないということである。BK1では6巻まとめ買いができるので、これを利用するのがおススメである。これを買うと、4か月程度に一回新刊を買う楽しみができるわけで。
紙の本
大人が圧巻されるマンガ。
2014/01/27 12:08
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちさと - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメのOPがよさすぎて、内容もわからず見てはまりました。
(アニメ→原作を読むの流れ。)
巨人VS人間の構図は、目新しくありませんが、戦いのリアルさ、残酷さ、「人間が自分よりも強い生物と、どうやって生存競争をしていくか」がとてもうまく表現されていて、まったく、新しいマンガです。ぐいぐい読めます。
絵がきれいとは言えませんが、むしろ「進撃」の世界観に負けない勢いのあるタッチで、絵があってると感じる。これでなきゃ!って思わされますね。まだまだ回収されていない伏線もたくさんあるし、続きが気になります。
紙の本
噂どおりの傑作
2013/10/23 00:35
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ショコラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題作なので一気読みしてみました。
壮大で壮絶な物語でありながら、なんだかとてもリアルです。
良い意味で怖くて、すごく面白いです。
大作映画を観たような満足感でした。
紙の本
巨人が人を食べます。
2015/08/18 22:29
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ばっきー - この投稿者のレビュー一覧を見る
巨人が闊歩し人間は巨人が入れない高い塀に囲まれた世界で生活。主人公は巨人を駆逐するために戦うが・・・。絵は雑というか下手というか・・・。だがそれが恐怖を増しています。
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