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学士力の涵養や自己の能力を伸ばすためのヒントとなる
書籍類、職業選択や人生設計に必要な資料を集めています。
*このカテゴリの本はすべて中央館2階のアメニティコーナーに
配架しています。
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〔所蔵情報〕⇒ http://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/xc/search?keys=11111038302
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一般人のメッセージもズーニーさんのコメントも考えさせられる。
ペロリと読めた本でした。
個人的には、おかんの戦場がぐっときた。
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働くことにポジティブになれないものの、就活して結局働くであろう人のための本。
ちょっと読むには叱咤してもらえていい。
どんな仕事も一生懸命やれば楽しさが見えてくるというのは確かだけれど、そういう人を消耗させるだけの企業も多い。気持ちの問題で解決していい仕事とそうでない仕事が世の中にはある。
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2010年8月初版
山田ズーニー 著
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著者が「おとなの小論文教室。」で書き溜めた連載を抜粋加筆した、人が社会で働くことについて考えた一冊。
特に、これから社会に出る学生さんに読んで欲しい。働くことは楽しいことばかりじゃないし、自己実現のためだけに働ける人なんていない。「好きを仕事に!」なんて、結果論をさかのぼって偉そうに言っている大人がほとんどで、地でいく人は一握り。
それでも、社会に出て、社会とつながって生きていくことにかわりはない。そんなとき、どうやってつながるのが、自分が、自分であることを肯定できるのか。
答えはないです。が、考えるきっかけには大いになる一冊だと思います。
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就職活動生、社会人3年目くらいまでで「自分、何したいんだろ…」と考えたことがある人に読んでほしい本。「なんで働くのか?」について考えを深める誘導役になってくれます。
ズーニーさんいわく「Q.卒業後にやりたいことはありますか?」という問いに答えられない学生が増えているという。
「取り敢えず楽しく行きたい」「取り敢えずどこか就職して、結婚相手を見つけたい」「別に志なんていらない。どうせ、やりたいことなんてできないし、誰でもできる仕事をとりあっているだけでしょ。」という人が増えている。
「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」という生徒が増え、それに答えられない先生も増えている。
キーセンテンス:
「働きたくない」というあなたへ
就職活動で初めて、「みんなと一緒で」「それなりで」「なんとなく」「これまでと同じで」ではやり過ごせなくなります。自己表現を外から無理やり求められ、わけもわからずに、無自覚なまま、自分と社会をつなげなきゃならない岐路で、つながらず、「諦めよう」とするかもしれません。
「みんなと一緒に」「それなりに」「なんとなく」「これまでと同じに」で来てしまった人。
なんとなく自己表現せず、なんとなく遠慮して、あるいは、なんとなく怖くて一歩引いてしまった。なんとなく大人の言うことに従って、なんとなくみんなについていって、一歩引き、二歩引き、自分がひいていることにさえ無自覚で来てしまった人が、ある日気づいたら、日々、失っていたということもあるんじゃないだろうか?
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13 仕事はあなたと社会をつなぐへその緒である
67 自己理解、仕事理解、社会認識(お客さん、業界)
結婚相手は保護者じゃない
144私を必要とし、待ってくれる人がいるから働ける。自分の責任感もあるけど、人から必要とされていると思えたとき、責任感をはるかにこえる力を発揮できる
(義務感で楽しくない、でもそれは誰かのための義務感)
会社を通して社会とつながる?夫を通して?
まっとうな答え<自分に合った答え
学問的に正しい=誰がやってもそうなる
しかし結婚と就職は正しい答えではなく、自分に合った答え
41仕事は自分の世界を広げてくれる。自分の思い通りにならないこと、都合のわるいことも飛び込んでくる
ニートは自由じゃない、自分から社会から承認されていることが自由の前提
成長をあきらめた人は死んでいる。早く死にたい。
120 自分が目をそむけたくなることにこそ、自分を広げる何かがある
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アマゾンのレビューでは酷評もされているが、教育の現場で働いていた経験があるので、著者なりに悩める若い人たちのことを親身に考えているのが伝わってきてこころが暖かくなった。「楽しく生きたい」とは「早く死にたい」、ちょっとした知り合いである「グレーゾーン」の知人が減っているという話が心に残った。
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初めはレビューの評価で買わずにいた。
でも今は買ってよかったと思っている。
人は人。
自分は自分。
それでいいのだ。
その人と自分との差異に何を感じるかが、すごく大切なことなんだと思う。
僕はズーニーさんの本が大好きだ。
あなたに出会って、少なからずも僕は変わった。
その変化は次の変化へのアプローチ。
働きたくない訳ではないけど、働きたくないを読んでよかった。
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著者の考えのみで進んでいくのではなく、読者のメールを紹介しながら、時に言葉を引用して展開していく点が面白かった。
「働く」ということをテーマに展開されていく本書では、「人間との繋がり」や「社会に対しての自分の立ち位置(アイデンティティ)」を重視していると感じた。
社会という場で働くこと、それは自分という人間が「社会」の中でどう周囲の環境に働きかけていくか、という課題へ打ち込むこと(そして前に進んでいくこと)なんだと、当たり前のことだが、改めて気づかされた。
玉の輿、の女学生に対しては、確かに少々ズーニーさんの価値観を押し付けているようにも感じられていたが、「特に何も失っていないのに喪失感がある」という点では、理屈ではうまく説明できないが、私もそう感じた。
働くことに消極的な若者(特に未就職者)は多いのだろう。私も強くそう思う時期はあった。今もそうかもしれない。
この本以外にも、同じテーマに関する、森博嗣さんや中島義道さんなどの著作も読んできたが、結局「働き方」は自分で考えて自分で選ぶしかないのだと思う。(働かずに生きていける人はごくごく一握りであり、生きていくためには「必然的に」働いて賃金を得なければならない)
また、この本に載っていることが絶対的な正解というわけではない。エピローグにもある通り、「『自分に合った答え』を『考える』」ための一材料として、役立てたいと思う。
*ズーニーさんの意見に沿った(意地悪く言えば都合のいい)読者のメールしか紹介されていないのが少々気になった。
あまり、印象に残るところはなかったため星3
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表題の「働くとは何か」というところから人間関係にいたるまで痛いほど本質を突いている。ありがちな自己啓発書とは違い、\"答え\"は与えてはくれないけど、読者と同じ目線で共に悩み、たくさんの\"問いのヒント\"を示してくれる、そんな本。五つ星。
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ズーニーさんは、問う「働きたくない」というあなたは「自由」をどうやって手に入れる(つもりな)のだろう?自分の次なる「居場所」は、どう(やって手に入れようと)考えているのだろう?と。ズーニーさんは、語る。就職は、社会と自分と「へその緒」で結ぶ行為であり、就活は、自分の次なる「居場所」の設計図を引くような行為だ。「へその緒」からは、社会からの信頼だったり、愛情であったり、必要とされている感だったり、役立ち感だったり、情報だったり、知恵だったり、収入だけではない、生きていくための養分がたくさん注がれている、と。
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働きたくない。楽しく行きたい。
そんな発言への違和感から、働くとは?生き方、主婦、働く、についての男女の感覚と教育の違い、人間関係などについて。
ほぼ日の大人の小論文教室に連載されていたものをまとめた本です。
連載当初から読者から様々な反応があったとのことで、そんな読者からのメールや、講演参加者の発言なども織り込まれています。
私は就職にずっと苦労していて、人とつながることですら、恐怖を感じています。
だけど、働かなきゃ、という気持ちは常に持っています。
印象的だったのは、楽しくいきる≠生きることを楽しむ、という言葉。
そして、仕事をしている人にとって主な戦場が職場であるように、
専業主婦にとっては家庭が戦場である、ということ。
人とのつながりの強さによって、ホワイト、グレー、ブラックに分けて考える、ということです。
どれも、衝撃的でした。
私は生きることを楽しめていなかったし楽しもうともしていなかったかもしれない。
専業主婦であった母のことを慮ってこなかった。
わたしは子供の時から、誰かのホワイトだったときがあるか、と怖くなりました。大学入ったとき、何人かとサークル巡りしたけど、私だけ新歓の連絡なかったなぁ、とか思い出してしまいました…。
ダメダメだなぁ、と思いますが、
生きることを楽しむために、もっと自分の思いを大切することから始めようと思いました。
諦めちゃダメだ。
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著者のコラムに対する読者のコメントに著者が抜粋し話を広げる。著者だけでなく一般の人達の様々な考え方があり、共感できる内容や、気づかない視点などに触れる事ができる。「働きたくない」気持ちに理解を示しつつ、「働かない」とは何かを考えさせられる。全ての選択は自身で行う。
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働きたくないわけではない、けど留学準備を名目に実際対して働いてないしその留学準備も必死で取り組んでない。その引け目ともしかしたら答えが載っているかもしれないとの想いから手に取った本。
「おかんの戦場」のエピソードが特に見にしみて、納得感のあるものだった。
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・まっとうな答え → 学問的なもの
・絶対的な答え → 宗教
・自分に合った答え→ 自分の頭や感性で