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経済学が良くわかっていない私からしたらちょっと難しかった。後半は郵政民営化に終始していますね。日本は政策的な経済活動ってのがとても苦手なんだなと痛感してしまいました。
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日銀の緩和姿勢と言葉だけのごまかしを指摘している。高橋はほぼ15年前から日銀の量的金融緩和の「緩和」度について批判しているのでおなじみの批判になる。
高橋の類似書の中で本著の新しさは、リーマンショック後の金融規制をEUと米国の動きなどを紹介して、日銀に監督させるが適切かをも考えている点である。金融規制とゼロ金利下での金融「緩和」政策は、リーマンショック後の大きな経済的な関心事であるなか、高橋の指摘は、面白いものになっていると思う。
金融の監督を財務省が狙っているので、おそらく金融監督も財務省があの手この手で金融監督の権限を握り、郵政の再国有化も契機にして財務省は、郵政をも手中にしようとするのではないか?ふと、本著の主題とはかなり外れるのだが、そんな気がしてきた。
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編集サイドにフリーハンドを与えられたのか、かなり専門的な各論が多くて少し手ごわいというかわかりづらい。
構成のちぐはぐさとともに、今この作者が出せばなんでも売れるという出版社の計算が少し鼻につく。
内容は、日銀悪玉論とその説明資料であり、きちんと理解できていないがかなり強力な資料に思える。
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[ 内容 ]
「日本は国家破綻する」「デフレ不況は量的緩和では回復しない」「増税しても景気は良くなる」などなど、日本経済はウソだらけ!
日本が長い不況から立ち直れない理由は、日本独自のおかしな定説にこそあった。
日本経済が復活するためには、ウソだらけの定説を見直し、もっとも効果的な経済政策を行なわなければならない。
大恐慌からリーマン・ショック、そしてギリシャ破綻まで、世界の常識に照らしながら、日本経済のウソと真実を克明に解き明かす。
[ 目次 ]
はじめに―日本経済のウソと真実を見抜け!
第1章 日本はなぜ不況なのか?―デフレ不況の経済学(日本はなぜデフレなのか?;デフレは誰の責任か?;正しいデフレ対策とはなにか?)
第2章 危機はいかに克服されるか?―危機克服の経済学(これまで、どのようなデフレがあったか?;歴史からなにを学ぶか?;いかに金融システムを安定させるか?)
第3章 これからの日本経済はどうなるか?―国家再建の経済学(日本経済はどうなっていくか?;日本はなぜ正しい金融政策を行なえないのか?;日本の未来はどうなるか?)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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日本がデフレから脱却できないのは、日銀のせい。
インフレ目標を4%に設定すれば、増税なしに借金を返せる。
民主党の政策は、郵政民営化に反するから駄目。
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日本は世界の潮流から外れており、日本の勝手な定説によって今のデフレからの脱却への失敗を招いている。
筆者はもと官僚で説得力がある語りなのだが、如何せん難しい。私は政治しか学んでいないので経済には疎い・・・ そういう人たちにもわかる平易な本であってほしかった。
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日本経済の問題点、日銀の役割と、現状の乖離をバッサリ批判。
いかにしてインフレ誘導していくか、その方法論と必要性。
正直内容が難しかった。
経済学の基礎を勉強してないので、理解するのに必死だった。
それでも、日銀における、手段の独立性と目的の独立性は別ものであって、あくまで目標は政府が定めるべき、というのは納得。
需給ギャップやリーマン・ショックへの対応結果、バランスシートの内訳など、データに基づいて議論が進んでいくのも客観的だった。
どうにもマスコミ、日銀は、インフレ=制御不能=悪、と考えてる風潮があるので、その理由とかも知りたかった。
経済学の知識をつけてから、もう一度読み直したい。
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難しくて全部を把握しきれていないのですが、著者が言いたいのは、次の4つにまとめられます。
①日銀は、国債などの購入により量的緩和を行い、バランスシートを拡大させれば、デフレから脱却できる。
②中央銀行の独立性は『手段の独立性』であって、『目標の独立性』はない。中央銀行に目標を与えるのは、政治の責任である。
③名目4%成長できれば、財政問題はかなり解決する④日銀に対して適切なインフレ率の目標を与えてあげる。
④民営化しないと郵政は破綻する。
簡単にまとめたので著者の主張を全部酌んでいるのか心配ですが……
日銀に対する批判がとにかく凄い。しかし批判するだけでなく具体策をちゃんと提示しているので説得力はあります。
経済学部出身の僕が本書を理解できないのは全くもって残念です。
浅学非才さを痛感しました。もっと真面目に経済の勉強をしていれば良かったと後悔しています。
郵政民営化については、本書では分かりづらいところもあるので、細野真宏『カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 銀行・郵貯・生命保険編』をお薦めします。これを読めば、民営化の意義が良く分かります。
かなり過激な発言、内容になっているので、本当かなぁ?と首をかしげるところもありますが、震災の影響もあって、今後は量的緩和策は避けられないと思うし、そうしないのなら日銀は要らないとも思います。よって、今後の日銀の動きには注目です。そして、十分な量的緩和を行えば、インフレになるので、増税ありきで議論が進んでいる今日の政治には辟易します。
とにかく増税反対(笑)!
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デフレと成長率との関係性などを通じてデフレからの脱却が日本経済にとって重要であると時、デフレ対策には金融政策として量的緩和を行うべきということが要点。
経済に関して全く知識を持っていないと辛いが、多少はかじっているならタメになるのではないかと思う本。
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日銀へのコンプレックス丸出しの本。「日銀は手段の独立性しかないはずなのに、目的の独立性までなぜかあって、ずるい。白川は馬鹿だからインフレを怖がっている。」みたいな感じ。
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日銀が権限持ちすぎているのが大きな問題だ、というようのはよく分かった。結論はよく分かるのだけど、裏付けの話が難しすぎる。ラジオで聞いててもそうだったのだけど、説明が直接的すぎて経済に強くない一般人が理解するのは難しいな。
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読了。日銀はデフレ経済の確信犯だ!という考え方を基準に金融政策について詳しくまとめてある。途中からちょっと難しくなり、2回読んで腹落ちした感じ。
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今、日本はGDPの7%、35兆円にのぼるGDPギャップを抱え、高失業率とデフレに苛まれている。政府・日銀の財政・金融によるマクロ経済政策は一刻の猶予もない状況下にある。ところが、日銀はと言えば保身、プライド、つまらぬ内規に拘泥し金融緩和を怠りデフレを野放しにしている。官僚も国益そっちのけで省益の追求、天下り先の確保、権益の拡充に奔走するばかり。民主党政権にいたっては官僚の暴走を止めるどころか、右往左往し日に日に言い包められているような有様。さらには、前政権で進めた郵政改革さえ後退させ揺り戻し我田引水に暗躍する亀井静香など旧来型代議士の跋扈。危機感の欠片さえも持ち合わせていない我利我利亡者らに国富、国民は食い物にされ続けている。せめて日銀だけでもまともな行動をとってくれればと願うのだが。新聞紙上の白川総裁の澄ました横顔が何とも恨めしい。
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【ソーシャルライブラリーから引っ越し中】
高橋洋一氏の第三段。彼の主張を信じるとすると、日本銀行という存在に俄然興味がわいてきた。今後、日銀に関する本を読み漁ってみる予定。
ところで、この高橋氏は特別会計の埋蔵金を暴露した人でもある。
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城山三郎「男子の本懐」
金本位制が良い制度ならば,なぜ今はどこの国でも管理通貨制度をとっているのか。
バーナンキ「大恐慌論文集」 世界大恐慌は金本位制によって発生し伝播
金本位制→経済の繁栄という幻想