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戦略は直観に従う ウィリアム・ダガン
第一章:ヒラメキと第一感
戦略的直観=思考。≠単なる直観(=感情)、≠即断(=専門的直観)
進歩とは飛躍ではなくパラダイム転換
発見は理論より先にある
科学的方法←→実験的方法。科学者はまず、検証すべき仮説そのものを究明するところからはじめなければならない。
組み合わせ
第二章:地球史に残る科学革命
第三章:右脳と左脳
知的記憶の論理は、分析と直観を思考の構成要素として包括的に扱う
第四章:戦略的直観vs専門的直観
二十年以上の経験を持つベテラン消防士は、常にひとつの選択肢しか考えていない
選択し列挙、比較検討、という分析モデルは不適当だった
Hサイモン:パターン認識。ショートカット
専門的直観の始まりは、幼少期に遡る。
知的記憶と睡眠・遊びの関係
専門家では、目標達成と行動計画の策定は同時に起こる
脳の引き出しに既にしまわれている情報が創造的に結びつくことで、ヒラメキが生まれる(リューベックとアムステルダムの二つの研究、On making the right choice: the deliberation-without-notice)
第五章:ナポレオンのヨーロッパ制服
ナポレオンのクーデュイ。レギエット砦奪取の戦略は、幾日もかけて、他の下級士官たちに相談しつつ作られた。→「こうした先人による83の軍事作戦こそが、私の兵法大全だ」
歴史の先例、平常心、ひらめき、そして意志の力によってクーデュイが生まれる
戦略的直観は世界中のあらゆる人の経験を活かす
←→ジョミニの戦略的計画論
脳の引き出しに非常に多くの先例を蓄えておくこと
第六章:仏陀の戦い
ナポレオン、孫子、宮本武蔵、老子
状況に従うことを選択した
戦略的直観は、外部からのインスピレーションを内部に取り込む術である
戦略家が自らではどうすることも出来ない世界、つまりカルマから抽象的な目標は生まれた
第七章:ビル・ゲイツとグーグルが命運をかけたもの
このひらめきは、二人がそれ以前には考えもしなかったソフトウェア会社の設立という目標変更をも伴っていた
アルテアの登場以前、ゲイツとアレンはソフトウェアでなくハードウェアを販売する目的で、トラフォデータを設立した
ああ!俺たち抜きで始まっている!
Google「二人はただじっと座ったまま「よし、次世代の検索エンジンを創り上げよう」と言っていたわけではなかった.興味をひかれる問題を解決しようと努力していて、それを続ける中で、ふと気づくと素敵なアイディアに遭遇していたんだ」
Not「ここで開発されていないから」。どこからでも選びとる!
第八章:社会的企業の実践経営
ビジョンが元々からあるわけではない。ユヌス:自分には、銀行を始めるつもりなど全くなかった
予想外の出来事に心を開いていた
What-Works表:誰かがどこかでよりアイデアを持っている
実行手段を探せ、���志をいだけ、懸命に努力せよ、その繰り返しだ。
第九章:アフリカ彫刻と食事をするピカソ
創造性を高めるのは想像力ではなく発見力
オズボーンのブレスト
欲しいのは多くのアイデアではなく、本当に有効な一つのアイデアなのだ
逆ブレスト:アイデアを持ち寄り、参加者はアイデアを評価する代わりに、アイデアが浮かんだときに結びつけた要素がなんだったのかも含めて.できるだけ分かりやすく説明するよう求める。そして会議は終わり、様々なアイデアを一人一人が熟考する。議論は個人的な電話やメールなどで非公式に続けられる。
ブレストと称して多くのチームで逆ブレストが行われている。
エドワーズによる絵画教室。写真と画用紙に十字を入れ、上下を逆にして描く。
第十章:戦略的直観は教えられるのか
従来のパラダイムだと、目標変更を決めたときには大きな挫折感を覚える
第十一章:ケネディのアポロ計画
訳者あとがき:
「目標ありきでなく、まずは小さな労力で効果の大きい機会を探し、その中から目星をつけてゴール設定すべきだ」「日和見主義的な経営が柔軟性をもたらす」「ゼロからの思考はありえない」「偉人は皆盗み上手」「ブレストではなく、逆ブレスト」「人の脳はすべてモザイク型」
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第1章 ひらめきと第一感
―戦略的直観とは何か
第2章 地球史に残る科学革命
―コペルニクス、ニュートンと直観的ひらめき
第3章 右脳と左脳
―脳科学が解き明かす知的記憶の働き
第4章 戦略的直観vs.専門的直観
―消防士とチェス対局者の脳内
第5章 ナポレオンのヨーロッパ征服
―古典軍事論におけるひらめき
第6章 仏陀の闘い
―初心に帰る道
第7章 ビル・ゲイツとグーグルが命運を懸けたもの
―ビジネスにおける戦略的イノベーション
第8章 社会的企業の実践経営
―アメリカ社会運動とグラミン銀行の現場から
第9章 アフリカ彫刻と食事をするピカソ
―創造性は盗めるのか
第10章 戦略的直観は教えられるのか
―デューイの教育論
第11章 ケネディのアポロ計画
―環境が進化をもたらす
.戦略的直観とは何か
戦略的直観は、漠然とした予感や本能的な直観のような「単なる直観」とは一線を画す。単なる直観とは感情の一形態であり、思一思考ではなく感覚である。戦略的直観はその正反対の概念で、感覚ではなく思考なのだ。明確で傑出した思考をもたらす突然のひらめきが、人々の脳裏にある霧を晴らす。ひらめきを得た瞬間、感情的に高揚しつつも、思考自体は冷静沈着である。ついに自分が進むべき道が明確となり、気持ちが高ぶってくるだろう。
実際にはナポレオンは、幾日もかけてレギエットの砦奪取の戦略を練り、他の下級士官たちに相談している。成功に終わったナポレオンの戦略を練るにあたり、ナポレオンが参照した情報源が何であったのか、後世の戦史研究家が解き明かしている。等高線地図、軽カノン砲、アメリカ独立戦争、そしてジャンヌ・ダルクである。
われわれはこの問題を掘り下げて、ジョミニとクラウゼヴィッツの相違点をニつの言葉で集約した。すなわち、「目標」と「決め手」の違いである。ジョミニ側の見解によれば、勝因は、目標地点において相手よりも自分の勢力が優っていることにある。一方、クラウゼヴィッツによると、勝因は決め手となる地点で相手よりも自分の勢力が優っていることにある。ジョミニの戦略的計画では、最初に目標地点を定めて、その後そこに到達するように計画する。一方、クラウゼヴィッツの戦略的直観では、頭の中で結びついた青写真の一部として決め手となる地点が浮き彫りになる。あらかじめ目標地点がわかったうえで物事を始めるということはない。
MITSとの契約は、戦略的直観の働きを示す好例といえるだろう。ゲイツとアレンは、他者が発明したアルテア、8080チップ、BASIC、そしてPDP-8の四点を組み合わせたのだ。二人の平常心がひらめきを生み、新たな組合せを導き出したのである。このひらめきは、二人がそれ以前には考えもしなかったソフトウェア会社の設立という目標変更をも伴った。少し前までゲイツは休暇をシ���トルで過ごすために帰郷の準備をし、アレンはボストンのハネウェルで勤務していたが、次の瞬間には二人は新たな方向に舵を切っていた。
■5.ゼロックスのパロアルト研究所を訪問したジョブズに起きたこと
このとき、ひらめきがジョブズに語りかけた。ジョブズは「目がくらんだ」。彼には他の二つものは「目に入りさえもしなかった」。そして10分も経たぬ間に、「確信した」。ゼロックスのGUIは、マウスを使ってカーソルを動かすものだった。GUIは、ジョブズの頭の中でアップルの小型コンピュータと結びついた。ゼロックスのコンピュータは、冷蔵庫ほどの大きさがあり、ゼロックスには小型コンピュータを作る意向はなかった。そこでジョブズは、自らGUIを使った小型コンピュータの製作に乗り出したのである。
この結果生まれたのが、初めてGUIを搭載したパソコン、マッキントッシュ(MAC)である。
■6.グラミン銀行設立もユヌスの直感的戦略の賜物
グラミン銀行創業の経緯を詳細に見ると、ユヌスが最初からビジョンを持ち、実行計画を策定したのではないことがわかる。ユヌスは、過去の事例からグラミン銀行の設立というビジョンを得て、当初の計画を大幅に変更した。ジョルバ村をラティフィーとともにまわってソフィア・べガムに出会ったとき、ユヌスには素晴らしい平常心があった。彼は、クラウゼヴィッツの教えどおりに、予想外の出来事に心を開いていた。ユヌスは緑の革命を研究する経済学者としてジョルバ村にやって来たが、帰る頃には貧困者に対する資金提供者に一転したのである。
■7.ピカソのキュビズム誕生
ピカソはひらめきを得た。このタイミングからすると、どの要素を結びつけたかがわかる。マティスの『生きる喜び』とアフリカ彫刻である。この結果、ピカソにとって突破口となった傑作、『アヴィニョンの娘たち』が生まれたのである。ピカソの絵には、マティスの新スタイルと共通する重要な要素、すなわち、歪んだ形、非現実的な色彩、そして陰影や遠近法のない平面的な描写が存在する。また、べージュとえび茶色という同様の色調を用いており、女性のポーズも似通っている。それにもかかわらず、この二つの作品は全く異なるものに見える。アフリカ彫刻に影響を受けたピカソの絵はデコボコして角張った描写になっており、マテイスの描く柔らかい曲線とは好対照をなしていたのである。
創造的な組合せはいつ起こるかわからない。知的記憶は毎日、寝ているときでも、一日24時間働いている。いつこうした組合せを思いつくかは、誰にもわからない。こうしたことを日常的に経験しているにもかかわらず、チームで創造的なアイディアを出すために、上司は次の水曜日の午後三時から午後五時まで、会議の予定を入れたりする。当然ながらこうした方法ではイノべーションは生まれない。(中略)
ブレインストーミングを否定する代わりに、戦略的直感により近い方法を試すこともできる。例えば、「逆」ブレインストーミングを行ってはどうか。毎週会議を予定し、テーマを制限せずに、過去一週間で思いついたアイディアを持ち寄る。従来のブレインストーミングでは、「来週水曜日の三時にテーマXに関してブレインストーミングを行います」というように、特定時間内に特定の問題を解決することを強要していた。これとは対照的に、逆ブレインストーミングでは、思いついた時間やテーマを限定せずにアイディアを持ち寄らせるのである。
私も読み始めた直後は、てっきりこの話かと思っていましたが、ちょっと違っていました。
例えば、この『第1感』で論じられているのは「専門的直感」と言われるもの。
要は、「パターン認識」によって処理スピードを上げる、「瞬間的な思考」の一形態に他なりません。
◆一方、「戦略的直感」は、直感的ひらめきは一瞬で起こるものの、その瞬間が到来するまでには、時には何週間もかかります。
上記ポイントでは挙げていませんが、本書によれば、仏陀が悟りをひらくまでには6年かかったそう。
ですからむしろ、「戦略的直感」が起きる前に、「専門的直感」によって即断する危険を避ける必要があるとのこと。
そこで未知の世界で戦略的直感を十分機能させるためには、専門的直感のスイッチを意図的にオフにすることが求められる。古い点同士のつながりを断って、新しい点同士が結びついていくようにしなければならないのだ。
本書では様々な事例を通して、この「戦略的直感」について掘り下げています。
◆また、一般的に私たちが考える「戦略」とは、上記ポイント3の「ジョミニの戦略的計画」であることが多いよう。
まず、「目標地点を決定」し、そこに達するための「計画を練る」。
何ら違和感はありませんし、世界中でビジネスその他のあらゆる組織において、一般的に採用されています。
ただし、本書に登場するような事例は、その枠を超えたからこそ、成功したと言えるかと。
少なくとも「ひらめき」の前後で、方針は大きく変わっていることがほとんどです。
◆本書には、この「戦略的直感」を身につけるための有益なアドバイスを含んでいる事例が多々。
特に、「アイデアを盗んでいる他者の影響を受けている」ケースが多いのが特徴的でした。
また、一見、元から意図していたように見えても、詳細を調べると、偶発的であったり。
私個人としては、「人生行き当たりばったり」といいますか、あまり目標を立てないタイプなので、本書の考え方は結構しっくりきました。←違うw
現代の閉塞感を打開できるのは、本書の考え方だと思われ!
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「自分を信じ、明確な目標を設定し、懸命に努力すれば、どんなことでも成し遂げることが可能だ」
あなたはそんなふうに考えるタイプでしょうか?
自分にとって、本書は様々な示唆に富んでいました。
戦略的直観の厳選は、専門的知識だけではあり得ず、過去の先例(歴史)や平常心、ひらめき、意志の力から生まれるもの。
なんとなく頷くべきものが、そこにはあります。
自分は目標を決めて進めていけば、目標に到達できるといいな、と思っていても状況は常に変化し、機会も日々異なってきます。
頭でっかちに目標設定する限界を突きつけられたような、そんな感想でした。
結果的には、今の自分に感じている欠点や足りない部分をうまく気づかせてくれた良書です。
戦略、という単語に臆せず、発想とはどのように生まれてくるのか、という視点で読んでいくと楽しめると思います。
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これまでの常識を完全に覆され、新たな座右の書になりそうだ。
知識や経験のみによってもたらされる専門的直観では、刻々と変化する環境下では対応仕切れない。
ナポレオン、仏陀、コペルニクス、宮本武蔵…偉人に共通していた資質としての戦略的直観力というのは非常に奥が深く、説得力ある切り口だと思います。
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■戦略
①進歩とは飛躍ではなくパラダイム転換。
②私は決して自分の思い通りに動いたことはなく、、常に状況に左右されてきた。予想される未来の状況にあわせて、自分の方針を変換した。(ナポレオン)
③創造性とは、まさに物事を結びつけることである。
④実行手段を探せ。大志を抱け。懸命に努力せよ。その繰り返しだ。
⑤教育は去りゆく過去ではなく、人類が経験したことのない未来をテーマとしている。
⑥機会に備え、機会を見極め、機会に基づいて行動すれば、多くの事柄を成し遂げることが可能だ。
⑦目標ありきではなく、まずは小さな労力で効果の大きい機会を探し、その中から目星をつけてゴール設定するべきだ。
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創造性は盗めるのか、というのは興味ある問いです。
“ピカソはひらめきを得た。マティスの「生きる喜び」とアフリカ彫刻である。
この結果、ピカソにとって突破口となった傑作、「アビニョンの娘たち」が
生まれたのである。“
ひらめきによって、過去の断片的な要素を新たな役立つ方法で結びつけることで、創造的な組合せは生み出される、ということですね。
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レビューはブログにて
http://ameblo.jp/w92-3/entry-10745201193.html
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「直感に従う」ってのは、戦略立案の先の話なのか、後の話なのか。気になるので、本棚に登録してみた。書店で見てみて買うかどうか考えます。
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なかなか気合いの入った一冊。
戦略策定の
目標を決め、現状とのギャップを埋める
というプロセスを真っ向から否定。
現状から見える目標には、イノベーションのような劇的なものはない、とし
戦略的直観が導くものにこそ、イノベーションのシーズがあるといった内容。
その部分は
「 曲がり角を曲がって、そこから成功した戦略(戦略的直観から導かれた戦略)は
成功したあとからは入り口に見えるが、
今までの道(通常の戦略策定)からすると、先の見えない道に見える 」
といった本書内の表現に集約される。
その戦略的直観の例として、
天動説→地動説のパラダイムシフト
脳科学のパラダイムシフト
MS→Googleのパラダイムシフト
などを例に挙げ解説。
戦略的直観(いわゆる閃き)は
既存のものを組み合わせて作り上げられ、
その際にはゼロベース思考で
(なので、知識・ケースなどの知識の引き出しは多めに)
という主張で、そこは当然かとも思うが 笑。
通常の思考も、少なからず閃きがあるという説明はなるほど、といったところ。
多岐にわたる事例から、筆者の主張を紡ぎだす内容の濃さはなかなか。
完全なビジネス書ではないが、なるほどなーと思わせる内容。
最初がキツイが、途中から一気に面白くなりました。
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・誰か、がどこかで、より良いアイディアを持っている当社の経営上の前提である。そして、その良いアイディアを持っている人を探し、そこから学び迅速に実行に移す事こそが、当社の経営の原動力。
・目標ありきではなく、まず小さな労力で効果の大きい機会を探し、その中から目星をつけてゴールを設定すべきだ
・日和見主義的な経営が柔軟性をもたらす
・ゼロからの思想はありえない
・偉人は皆盗み上手
・ブレンストーミングれはなく、「逆」ブレンストーミング
・右脳・左脳のような二分はなく、人の脳はすべてモザイク型
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物事の進歩は新たな思考の飛躍ではなく、これまでの発見・発明の理論を選択・融合させ論理として昇華させることによってなされる。それがひらめきであり直観である。知識をどのように生み出すかという源泉について経営学であらたに試みた一冊。
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自分のテーマになっている、流れの中に身を委ね感覚で把握することと近い印象をもてたのはよかった。行雲流水。ただ、それ以外についてはそんなに面白くなかったなぁ、という印象。
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戦略的直観と単なる直感は違う。大山康晴も同じような事を言っていた。曰く、カンとヤマカンは違う。その「カン」の源泉を、クラウセヴィッツやシュンペーターなどの説、孫氏など東洋の思想も引用して解説している。また理屈を科学的に説明したりもしているので、アヤシイもんじゃないんだよ、と納得する。
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ブレーンストーミングは、一つのテーマに対して複数のアイデアを求めるが、一つのヒラメキが出るようにアイデアのネタを出し続ける「逆」ブレーンストーミングは、アイデア出しには必要だ。
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クロス分析後のCSFからリスク分析・優先順位付をしても、打ち手を選択するのは最後は「直感」であるということを理解できた。以前からクラウゼヴィッツの戦争論をビジネスにどう生かすかを模索していたが、ジョミニとの違いを分かりやすく展開しもやもやを整理してくれたのがこの本でした。
フレームワークを駆使しても意外とKKDの親父の結論と近い?そんなことが過去何度かありましたが、勘を裏打ちし抜け漏れを防止するために分析をすればいいんやな!と納得できました。
7月に入院することになり、その間に何か読む本はないかと探していた時に、たまたま目に止まっただけで読んだのですが価値がありました。