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書いていることは至極当然。ただ行うは難し。
最後は「have fun!」でまとめるところがなんとも外資らしい。
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「プロジェクトファシリテーション」の本が刺激的なLiveだとしたら、こちらは譜面のよう。暗譜が出来ても、いい演奏ができる訳じゃない。いい演奏・納得のいく演奏をするには長い時間がかかることもある…楽譜をさっき整理していたので感想と重ねて。
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今度のプロジェクトは
余裕を持って成功させたい!
と思っていつも始めるのですが
他の仕事に影響されて、結局は
ギリギリのスケジュールで
バタバタと終演を迎える。
なぜか、毎回このような経験をします。
やり方を変えない限り
いつまでも変わりません。
わかってはいるんですが。。。
本日ご紹介する本は、
プロジェクトの成功確率を上げるための
取り組みや考え方を12のカテゴリに
体系立てて説明したものです。
ポイントは
「ファシリテーション」
です。
ファシリテーションとは
会議などで議事がスムーズに進むように
進行する役目ようなイメージがありますが、
もっと広い意味では
「人々の活動が容易にできるよう支援し、
うまくことが運ぶように舵取りする」
となります。
もちろん、プロジェクトにとって
「ファシリテーション」だけが重要と
いうわけではありませんが、
特定の人だけがその役割をするのではなく
メンバー全員がこのような意識で取り組むことは
プロジェクトを成功させるための
大きなポイントです。
「ゴールを決める」
ものごとを始める前に、「どうなったら成功か」
を決めて置かなければ、終わったとき、
成功したのか、失敗したのか判断できません。
プロジェクトに関わる人が、特に考えなくても、
共通のゴールイメージを持っていることが大切です。
「セッションプラン」
セッションとはマイルストーンのことです。
マイルストーンは、プロジェクトの中での
特別なチェックポイントのことです。
先にセッションの予定を決めてしまって、
後はそこから遅れないように、
一つひとつのセッションを必死にこなしていく。
型にはまった発表会や会議などは、
”非効率である”というイメージがありますが、
とにかく、決められたチェック項目を
決められた日に行うことは重要です。
「20分ルール」
”20分考えて先に進まなかったらだれかに相談すべし”
問題は一人で解決するものではありません。
一人で解決しようとして、
それに時間をかけることはある意味”罪”です。
自分で解決できない問題は、
解決できる人を探しだし、相談しましょう。
そのようなスキルの方が重要です。
本書は、我々の日常業務にも
役に立つ内容がたくさん書かれています。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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ゴールを決める=プロジェクトに関わる人が、特に考えなくても、ゴールのイメージを持てることが大切
アジェンダ=セッションゴール���成に向かって、どのような順序で、何を討議するかを計画したもの
先にセッションの予定を決めてしまって、後はそこから遅れないように、一つひとつのセッションを必死に成功させていく
特定の誰かががんばるのではなく、プロジェクト全体を巻き込んで、「課題を解決していく仕組み」を作る
チェックポイント=短い時間で行う、振り返りのミーティング「フィードバックは相手を思って贈るプレゼント」
FM=要件定義から曖昧さを排除する(やることとやらないことが明確)(そう決めた理由が書いてある)
「20分ルール」=20分考えて先に進まなかったらだれかに相談すべし
責任=独力で達成することではなく、周りの人を巻き込んで達成すること
プロジェクトを通して、自分たちやお客様が成長していく過程を楽しむ
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◆目次◆
1プロジェクト・ゴールとCSF(主要成功要因)
2ノーミング・セッション
3グラウンド・ルール
4セッション・ゴールとアジェンダ
5セッション・プラン
6課題管理
7チェックポイント
8「80・20」
9ファンクショナリティ・マトリクス(FM)
10イエローフラッグ
11タイムアウト・ルール
12 Have Fun!
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◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/2ea0378ccb6b83dd.png
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プロジェクト運営でのポイントが整理しれた良い本と思う。
コンサルタントの基本としておすすめ。
自分が感じ、学んだことが間違っていないことを再確認した
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プロジェクトをやる人にとって、大切な話がコンパクトに纏められている。僕にとっては、改めて確認できる内容だった。
・会議(セッション)は目的を明確に。離れる内容なら、いったん課題として挙げておき、別の機会に議論する。
・80:20の法則・・・20%の時間で80%の成果が出せるなら、それは、少ない労力で成果を出せ、早く成果を得られ、手戻りを防ぐというメリットが有る。
・グラウンドルール・・PJメンバで共有しておくべき、基本的なルール。僕の関わったPJでは、ルールまでいかないが、PJのビジョン、目標をホワイトボードに書いていたことはあった。
・チェックポイント・・・僕の関わったPJでは、朝礼をやっていた。確かに、顔を合わせて挨拶するだけでも、一体感が高まることに役立つし、周りの状況もわかってよかった。
・20分ルール・・・5分考えてできそうにない場合、10分で確認スべきことを整理して、5分で聞くべき人を決める。もう少し考えてもいいと思うけど、早く確認して前に進むことは大切だという点はその通りです。気軽に聞ける人が身近にいるといいですね。
・イエローフラッグ・・・遅れなどPJにとって悪い報告は早くする。言いやすい環境、とても大切です。。。
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ITコンサル会社のケンブリッジ社=CTPの知恵をいくつかピックアップした書籍。内容は非常にわかりやすく、具体的にまとめられている。
CTPの強みは価値観、仕事の進め方といった文化が各メンバーに徹底して共有されているという点なのだろう。そのため、この全てをやろうとしても、それは会社ごとの文化が違うので、難しいかもしれない。だが、可能な事はいくつもあるので、そこから実行するのがいいかもしれない。
<目次>
1.プロジェクト・ゴールとCSF(成功要因)
どうなったら成功なのかの定義
2.ノーミング・セッション
機能するチームに組み立てるために最初に行うミーティング
3.グラウンドルール
プロジェクトでのメンバー振る舞いを決める
4.セッションゴールとアジェンダ
ミーティングでのゴールとアジェンダを決める
悪い例:~~について検討する
良い例:~~の懸念事項を洗いだす
5.セッションプラン
いつ、どのような内容のセッションを誰に参加してもらって実施するかを計画する
6.課題管理
プロジェクトでの課題解決の仕組みを作り、スピーディにさばく。
問題(現象)、課題、TODO、クローズの4ステップ
7.チェックポイント
短い時間で行う振り返りのミーティング。
ミーティングの最後にゴールの達成有無と良かった点、悪かった点の確認。チームでの進捗確認、課題共有(検討は別の場で行う)
8.80:20
80%の効果を目標にする。20%の時間で80%の効果が期待できるケースもある
9.ファンクションマトリクス
やらないことまで定義する。やること・やらないことを決めるプロセスを明確にして、合意の経緯を明確にする。みんなが納得する内容にする
10.イエローフラッグ
良くない知らせをいかに早く報告するか・させるか。自分が理解できていない点を理解する。自分のタスクを考えた範囲の視点から自分のタスクを考える
11.タイムアウト・ルール
会議や仕事の停滞時に行うブレイクアウト
12.Have Fun
仕事を楽しむ
その他
・ファシリテーションとはプロセスのデザインを行う事
(会議だけでなくプロジェクトのプロセス)
・顧客のキーマン(決定権を持つ人、役員クラス)を巻き込む
・新しいプロジェクトチームを組む際には、自分の役割、何を学んでいくか、不安に思う点が何かを宣言する
・ある種の能力は身に着けるのに数年かかる。
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ここに載っている内容をまとめて加筆したもの。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090714/333857/
最近、新大阪市長の橋本さんもマネジメントと口にするようになり、某小説の影響でドラッカーが流行ったり。その類の本ですが、イエローフラッグに部分わかりやすくてよかった。
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当たり前のことが書かれているんだけど、何故か実践できていない。
その結果、プロジェクトが上手くいっていないことを気づかせる一冊です。
事前の段取りの大切さや目的の明確化はわかっているのに実行できない時にこの本は、それを実践するためのノウハウが書かれていて、凄く参考になりました。
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字で読むより映像で見たい内容。または、座学ではなく実践で身につけるべきこと。
読んでいるときは「いいことが書かれているなぁ」と思っていたのに、読み終わった後、あまり心に残っていなかった、という不思議な本。
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こんなプロジェクトにしたい。
こんな会議にしたい。
ケンブリッジのコンサルタントになりたい!
権限が欲しい。
権力が欲しい。
権限や権力は、人を振り向かせる大きな要素だから。
しかし権限があると諫言や意見は来なくなる。
バランスが大切。
ってぜんぜんブックレビューになってないですね(笑)
内容は、徹底できれば超効果ありそうです。
ただ、内容はプロジェクトの進捗管理というより、個々のファシリテート(効果的な整理)法 かな。
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以下の「ケンブリッジ・ファシリテーション研究所」をベースにした本。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090714/333811/
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『プロジェクト・ファシリテーション』と併せて読むことで、ケンブリッジ式ファシリテーションの体系がよく理解できると思います。コンセプトも理解しやすくキャッチーな感じなので取り入れてみたい。
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プロジェクトを進めるときひつようなことを網羅的に、順序ただしく、具体的を交えて解説している。
とてもおもしろかった。
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セッション(会議)のやり方次第でプロジェクトは成功する、というお題でも良いかも。それでは本が売れなくなりそうですが。
ケンブリッジは英国の大学のイメージがありますが、このケンブリッジは米国と日本に法人があるコンサルタント会社、ケンブリッジテクノロジーパートナーズのこと。
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ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ様より献本御礼。
ある企業で実践しているシステム開発プロジェクトの
進め方を書した一冊。
著者の経験を踏まえて書かれているため、
Tipsも交えており、実践的な一冊。