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2010/8/13 Amazonより届く。
2017/6/13〜6/16
7年ものの積読本。図らずも、昨日告示になった兵庫知事選挙に立候補した勝谷さんの短編小説集。私小説的なものからフィクションまで、いずれも独特のセンチメンタリズムが溢れる小説。ベタではあるが、「連絡船のうどん」がマイベストか。解説は水道橋博士であるが、最後に梨花の正体に驚いた、と多少営業的な書き方かもしれないが、本のタイトルと梨花という名前から、予想はつくでしょう。
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どの作品も読ませる内容で、最近はやりのタレントが書いた小説とは一線を画すものであることは間違いない。文章で今まで生きてこられた著者なのだから、それも当然の話だけれど。
浅田次郎が書きそうな短篇集だけれど、浅田次郎の短篇はあんなにもわかりやすいお涙ちょうだい的な話でもやはりぐっとくるものがあるのに、この作品集にはそれがない。何が違うのかよくわからないけれど、気になったのは文章が説明過多になっている部分と、これという描写がないこと。凡人には逆立ちしても書けないなあというような一行があれば話なんか面白くなくても心は動くもの。そういうのがなかった。
でもまあやはり秀才。読んでて面白かったし、何でもできちゃうんだなと感心した次第。
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8つの短編小説かと思って読みだした途端、「あれっ?自叙伝?」みたいな感じで自分の経験した事が3話ほど、、、。
他の4つの話は、実際にあった出来事とかをモチーフに書かれてるから読みやすかったかな。
残りの1つは、、、。
コメントなしで(笑)
個人的には、4つの話だけで良かったかな、、、。
☆ママ。
☆連絡船のうどん
☆彼岸まで。
☆U13(アンダーサーティーン)
☆ナニワ金鉄道
☆耽美
☆遠い墜落
☆平壌で朝食を。