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久々の田口・白鳥コンビ復活
医療と司法の対立がドンドン濃くなってきている気がする
今回解決されていない内容もあるし、次回に続くんだろうな
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被害者が発見されたのはMRIの上。死因は頭部を銃で撃たれている。けれどもMRIの4m半径内に銃を持ち込むのは不可能なはずで、4mの距離から頭部を撃ち抜くのも難しい。という怪しい状況をいかに崩していくのか?という部分が面白いアイデアだなぁ、と思った。
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東城大学の田口、白鳥シリーズに限らず、筆者の一連の医療ミステリシリーズは、ひところは、ほとんどミステリから逸脱していたが、久しぶりにミステリに回帰し、白鳥の本領が同じく久しぶりにいなんなく発揮された、本当に久しぶりの快作。ただしミステリでありながらも、最近の筆者の主張でありつづけるエーアイ導入の意義が謎ときに、少々、力技でつなげられているので、純粋にはミステリとはいえない。殺人事件のあり方が、たぶんに謎解きのあり方から組み立てた感があり、少々、不自然なのだ。そんなこともおいても、白鳥という本来は狂言回しに近い異端のキャラが医療と司法の境界で、久しぶりに自由に活躍しているのが楽しい。それにしても、桜宮のお嬢が復活し、不気味な胎動をしながらも、本作では全く脇であることと、クレイマーであれほどもったいつけたシオンがあっけなく、登場するも、勝ち目のない戦いとは何かとか、世良医師のその後とか、スリジエハートセンターとエーアイとの関係とか、過去と現在と未来の時系列で登場人物が錯綜するストーリーの結末がどうなるか、広げた風呂敷を畳んでいただきたく、今後の展開を期待して待っています。
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うむ、久々の基本コンビのお話で
やりとりは楽しかったです。
けど、
田口センセは出来る男になりすぎだし。
白鳥くんも出来杉君だし。
つまらん。。
まあ、キラー・ラビットがいやらしい味出してましたけど。
殺人が堂々と起こっちゃう辺り、残念な感じですねえ。
続編に期待!
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シリーズ第5弾ぐらいかな。
なんか、別に好きでもないんだけど、出るとついつい読んでしまう・・・
今回は、殺人事件が起こったりして、目新しさもあり、サクサク読めた。
なんだかんだ言っても、やっぱり、白鳥が一番好きなんだよな。
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やっぱり、田口センセと白鳥のコンビはいいですなー
「ダメだよ田口センセ、センセまで高階先生を疑ったら。そんなことあるわけないだろ」
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購入した日 :2010/09/09
開始した日 :2010/09/09
読了した日 :2010/09/10
オモシロイ。
田口・白鳥シリーズでは
凱旋と同じぐらいの面白さ。
タイトルから
迷路館を思い出したのは
私だけではないはず。
まさに
「アリアドネの弾丸」だったな、と。
それにしても
複雑な登場人物のリンクで
過去作品に帰らないと忘れちゃう。
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田口白鳥シリーズらしい、エーアイ万歳のミステリエンタメ。
ブレイズメスのその後がやはり負け戦だった様だしその様子も少しだけ垣間見えた。「何か」に敗北した世良君がすんなりと活躍してたり。
謎解きでのオールスターぶりや斑鳩さんの狂犬ぶりはよかったけれど、某お嬢の小物臭はきつかったな。
そろそろ天馬君のその後が観たいところ。
しかし海堂作品読んでいつも思うが、ファン以外が読んで楽しめるのかな、これ。あまりにも説明がなく本編とそれほど関わりのないキャラがカメオ出演しすぎじゃないかね?
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内容(「BOOK」データベースより)
東城大学病院で再び殺人事件が!「この事件はすべてが不自然すぎる。絶対にどこかがおかしいんだ」東城大学病院に導入された新型MRIコロンブスエッグを中心に起こる事件の数々。さらには、病院長に収賄と殺人の容疑がかけられてしまう!殺人現場に残されていた弾丸には、巧妙な罠が張り巡らされていた…。不定愁訴外来の担当医師・田口公平が、駆けつけた厚生労働省のはぐれ技官・白鳥圭輔とともに完全無欠のトリックに挑む。
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チームバチスタ以来の本格ミステリーです。
狙いはほぼ見えていますが、その進行は結構面白いですね。
しかし、アリバイ崩しにICレコーダが必要なのはなさみしい。
でも、磁場を逆手に取った罠わ面白いですね。
引き続き期待します。
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久しぶりの、田口、白鳥コンビの物語。
一つ一つの謎が最後に解き明かされてくるが、最後がしっくりこない。
今回は、田口先生の活躍はほとんどなく、白鳥が解決したような感じ。
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個人的にシリーズの中で一番面白いと思いました。
最近多い批判物で、政治屋だけではなく、警察も悪として書かれていることが溜まらなく良いと思います。
本作では最後の最後まで警察は絶対悪として書かれていますが、実際も大して変わらないでしょう。
警察と戦う姿は読んでいて本当に心地よいです。
読み始めたら最後まで一気に読めました。
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「チームバチスタ」の田口•白鳥シリーズの最新版になります。「ジェネラル・ルージュの凱旋」、「イノセント・ゲリラの祝祭」とミステリ色が薄くなってきたと囁かれてきましたが、本作は久々にミステリ色全開の作品になっていて、白鳥圭輔技官の独壇場です。しかも、彼のロジカル•モンスターぶりがシリーズ中、最も発揮されているのではないかと思います。
で、舞台は勿論、東城大学医学部付属病院。鍵となるのは高分解能MRI(Magnetic Resonance Imaging, 核磁気共鳴画像法)。テーマは司法と医療の対立&対決。要は、Aiを普及させされると困る勢力との田逝けるです。そして、事件は殺人事件。話はスピーディーでスリリングかつエキサイティング。正にメディカル•エンターテインメントの真骨頂と呼ぶに相応しい作品に仕上がっていると思いました。そして、死因不明社会へのアンチテーセでもある作品と思います。とってもオススメ。
ところで、海堂尊って現役の医師で、独立行政法人放射線医学総合研究所重粒子医科学センターで病院臨床検査室病理医長でAi情報研究推進室室長らしいんだけど、さらに超面白い小説を短期間でいっぱい書けるバイタリティーとプロダクティビティには、ただただ感服するばかりです。
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本の内容
東城大学病院で再び殺人事件が!「この事件はすべてが不自然すぎる。絶対にどこかがおかしいんだ」東城大学病院に導入された新型MRIコロンブスエッグを中心に起こる事件の数々。さらには、病院長に収賄と殺人の容疑がかけられてしまう!殺人現場に残されていた弾丸には、巧妙な罠が張り巡らされていた…。不定愁訴外来の担当医師・田口公平が、駆けつけた厚生労働省のはぐれ技官・白鳥圭輔とともに完全無欠のトリックに挑む。
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海堂尊はお気に入りの作家だ。
だから、書店で見つけてすぐに手にしたのだが...
少々残念だった。
それは、これまでの医療ものの範疇から少しずれて行っている。
期待を若干裏切っているのではないかと思う。
病院で発生した犯罪ではあるが、医療自身と直接の関係は薄い。
しかも、タイトルが弾丸で、犯行の場所があそこだから、おおかたは...
それに、鍵を握ると思った登場人物が後半には...
読後感が残念な理由は私の側にもある。P.30の1行を不覚にも読み飛ばしてしまったために、ストーリーの前後関係を誤解しながらかなり読み進んでしまったのだ。