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ネットおかまとネットおなべ、性別を越えた恋愛もの。設定も面白いし、締める部分は締まり、ストーリーがキレイに収まっていて面白かった。ドラマ仕立て。
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自分がmixiやTwitterのようなネット社会に足を踏み入れたのは今年の春くらいから。
システムエンジニアなんて仕事をやってるものだから興味はあったものの、昔から理系人間で、読書感想文なんか夏休の最後の最後。本もろくに読まず解説文を適当にコピーして終わらせていたくらいだから、SNSなんてなかなか手をつけられなかった。
でも、始めてみるとハマった!!
この本は、そんなSNSで知り合った人がメールでやり取りする間に共感して恋に落ちるまでの話。それだけだと普通だけど、ネット上では男女が逆転してたってところがミソ。
確かに、男が女と偽ってサクラやってるなんて話は聞くけど、性別を偽ってコミュニケーションすることにどれだけ意味があるんだろうと思う。
まぁ、軽い恋愛小説としては良いんじゃないかな!?
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誰もが振り向くような自慢の恋人・美月をエリート医師・篠塚に奪われてしまった省吾。
あることから篠塚が彼女を殺してしまうと「知った」彼は、全てをなげうって奔走する。
そんな省吾の「執着」に、周囲の人間はあきれ、次第に離れていってしまうのだが・・・。
やがて、事態は思いも寄らない方向へ転じていく。
痛々しいほど真っ直ぐな気持ちだからこそ、つかむことのできた「真実」とは。
初めての作家さん。あちこちで書名を目にしたので気になって読んでみました。
伏線がけっこうあからさまなのが気になりつつ、でも一番目に付いたのは省吾のイタさ。
青春モノ、といえるのかもしれませんが、美月のためとはいえストーカーまがいなことまでしでかしてしまう省吾には嫌悪感しか持てず。
そのためラストの爽やかさが妙に白々しかったりして。
構成は巧いなぁと唸らされました。
あちこち引っ張っておいて、ここの伏線に戻ってくるか!という。
青春パートが邪魔に感じてしまうくらいの構造の巧みさ。
読了後、表紙を眺めてしみじみしてしまいました。
ですが、省吾があまりにイタくて・・・。プラスマイナスゼロといった感じでした。
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恋愛したい気分になるために後輩にかりたのだが。。。
それぞれの人生は割と面白い。
だけど二人が出会うところになるとなんとも微妙。
考え方にはアグリーだし、言いたいこともわかるけど、いかんせん魅力が伝わり切らないストーリー。
男、女、個体差、恋愛、人間愛、、、言いたいことは大いにわたしの考えと合致するものの、小説としての洗練が欠ける。
石田衣良は読んだ事がなかった。何か苦手そうで。
そして、予想通り。苦手。
ドラマにしてみたら面白いかもしれない。
かるーい。
ドラマ向きな小説家なんだねきっと。
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久しぶりの恋愛小説。
久しぶりの石田衣良。
何気なく、ネット上で異性を装っていた男女が
意気投合する物語。
登場人物のエッジの利かせ方はさすが石田衣良。
おかげで頭を使わずにすらっと読める(ほめてないか)。
目の付けどころがシャープだっただけに、
もう少し深いところまで行ってほしかったが、
単なる男女問題に収れんしてしまったのは残念だった。
そういう深刻さに陥らない辺りもさすが石田衣良(ほめてないか)。
ていうかテレビ出過ぎだぞ、石田衣良(関係ないか)。
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ネット上だと普段言えそうにないことも言えてしまう、というのはとてもよく分かる。
人との会話は、すぐにその場で流れて行ってしまうけれど、文字は違う。そこに永遠に残って、その重みを教えてくれる。わたしもそれで何度も救われたし、性別なんて関係なく、相手の人柄が好きになった事だってある。
それはきっとおかしいことではない。ネット上では誰もが平等なのだ。
それぞれの登場人物の設定がかなりしっかりしていて、なかなか良かった。また時間があれば読み返したい。
10/10/25
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ネット上で本当の自分の性別じゃない方としてメールのやりとりを続ける2人。ネット上ではとてもうまくいっているいい関係だがあとからオフラインで会うことになり・・・。
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SNSって使ったことないけど、この本読んで使ってみたくなった。
現実とは違う、ネットの世界で性別を偽り、本当の自分を表現できる。
心から通じあえる人とであい、ここをが通わせていく。
素敵だな。
しかし実際にあってみると、本当に自分の心から求めていたものを見失って、世間体などを気にして素直になれなくなってしまう。
本当に通じあえる人を見つけるには、自分の気持ちに素直になることが大切だなと思った。
仕事から帰ってきて、パソコンの画面にしがみつく姿。
なんだか、うらやましい。
余談であるが
蕎麦を食べているシーンが印象的で、無性に蕎麦が食べたくなった。
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ネット上でお互いに性別を偽って出会って
惹かれあっていくストーリー。
自分もネットでの出会い(恋愛抜きでね)を経験したことがあるから共感できる部分も多かったなぁ。
ただ実際に二人が会う場面の展開はもうちょっとゆっくり見たかったかも。なんかあそこまでひっぱって、会って、まさかの彼女登場!!がちょぴっと残念。
そして最後までキリコこと秀紀の顔がアタシの中で確立されなかった。。。イケメンで想像していいのか、ビミョーな感じなのか。
そのほかの登場人物はなんとなくイメージできたけど、読み終わった今も彼の顔だけぼんやりー。
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けっこう軽い文章で、スラスラっと読めました。
現実的な設定な分、フツーこんな人いないでしょって思っちゃうところもあって、厳しい目で見ちゃいます。
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イマイチかと。
お互いがモテ過ぎて、リアリティが薄い。いつものIWGPのような、石田節が無くて残念。
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<あらすじ>
千晶と秀紀。お互い全く別の会社で働いており、(特に秀紀は)社内でも恋愛をしていたりと充実した日常を送っている一方、お互いネットでは深い人間関係を築いていた。しかしお互い性別を逆にして、ネット上では付き合っていたので、実際に会うことになった時に2人して焦る。
そして実際会ったときに千晶はショックを受けてしまい、付き合いは途絶えたものの、周りに説得され、また秀紀が千晶のことを好きになり、最後にはゴールインする。
<レビュー>
恋愛小説の中でも、ネット上で性別を変えて付き合うという点が
今まで読んだことのない新しい内容のように感じた。内容は前半は互いの日常生活を書いているので淡々とした内容だと思いつつ、後半(2人がオフラインであったあと)は、ストーリーの変化が早く、読み応えがあった。なのでレビューは4点と5点の間くらい。
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私はネカマじゃないけど、似たようなことを最近経験して、似たようなことを思っていたので結構共感しながら読むことができた。
でも今そのことで少々悩んでいるのでこの作品のメイン二人がうまくいったのはちょっとうらやましい。
こういうフィクションはうまくいくのが定石だけど、リアルはやっぱしむつかしいです。
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ネットで知り合った性別を偽る二人のお話。
あり得ないけど、絶対にないとは言い切れないお話。
展開は読めるというか、素直なお話。
でも、だからこそ面白い。
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秀樹がキリコで千晶がアキヒト。
最近に有りがちなネット上から始まる恋。
読み進めていく感じでは、
結局お互いにおナベとおカマだってことがバレて
けどハッピーエンド…ってなことで終わるんだろうと
思いきや、その期待を裏切り千晶が切もの美人に対して
もっさりとした頼りない秀樹。こりゃうまくいかずに
終わっちゃう?!と思ったらもっさり秀樹が告白した〜!
何かその不慣れな感じがまるで中学生みたいで
ピュアな感じでいいなぁって。恋したいなぁ〜。