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あまたあるビジネス書の中から、流行りものより古典になりつつある書籍をビジネス上の教科書としていかに星野リゾートの経営に活かしてきたかということを丁寧に説明した良書。とくに印象的だったのはエンパワーメントの項。原書には我慢が必要なときがくるとあり、実際にその場面が来てもちゃんと我慢をし、うまく現場の社員をエンパワーメントしていった。愚直に原書に従うことの重要性を経験をもって立証している。
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星野リゾート社長によるビジネス書。
ふりかかる様々な経営課題を解決するために、
ビジネス書のエッセンスを愚直に実行し続け、
見事に結果を出していく。
この本から学べることは、
良いビジネス書のリストだけではなく、
「愚直に実行する力」の重要さだろう。
自分も教科書を見つけてみようと思います。
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競争の戦略
真実の瞬間 SAS
島根県松江市玉造温泉 華仙亭有楽
長野県浅間温泉貴祥庵
星のや京都 軽井沢
アルファリゾート・トマム
アルツ磐梯 猫魔
ウトコディープシーテラピーセンター&ホテル
軽井沢ヤッホブルーイング
タラサ志摩
山梨 リゾナーレ 青森 青森屋
石川県加賀市 白銀屋
青森県三沢市 古牧温泉 青森屋
内村鑑三 成功の秘訣
職員が自ら考え動く
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何でまたこの手の本を読んでしまうのかと言うと、
ダンナが買う
⇒
読んだ形跡もなく、机の上におきっぱなし
⇒
なんとなく読む
という訳です。
しょっちゅうビジネス書を読んでますが、この本は経営を考える上では、良書だと思います。
奇抜なことをせず、原点に戻れ、です。
私が読んでも、なんにも役に立たないのですがね。
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右肩下がりの日本の観光業界の中で、日本各地で旅館、リゾート施設の運営を引き受け、再生させている星野リゾート。
以前から同社に興味を持っていたのですが、数か月前、カンブリア宮殿でも取り上げられ、そこで語られていた社長の考え方に感銘を受け、一度泊まりに行ってみたいな、と思っていたところ、たまたま書店で本書を見つけました。
本書は、直面する課題を解決するために経営学の「教科書」をどう活用しているかをまとめた本です。
全体的に分かりやすく、実践的で参考になることが沢山書かれていました。これはお勧めの本です。繰り返し読み、この本で紹介されている「教科書」もいくつか読んでみようと思います。
第1部「教科書の生かし方」
ステップ1:本を探す
書店に1冊しかないような古典的な本ほど役に立つ
ステップ2:読む
1行ずつ理解し、分からない部分を残さず、何度でも読む
ステップ3:実践する
理論をつまみ食いしないで、100%教科書通りにやってみる
速読・多読派と読み方が分かれると思いますが、この本で紹介されているような名著は、確かに、上記のような読み方がよいのではないかと思います。
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実際のプロジェクト事例と合わせて紹介されているので、とても分かりやすいし説得力がある。紹介されている本も今まで読んだことがなかったものも多く、参考になった。
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教科書通り忠実に、そして社員に任せる。
再生、拡大を続ける星野リゾートの経営方針がよく分かりました。
参考書籍の紹介が兼ねられていて良い。
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ビジネス書初心者にもわかりやすい本。
ビジネス本として有名な本や、少し古典的で一見難しそうな本の要点が簡潔にまとまっていて、そしてそれがいかに実践されたかが星野リゾートの事例で紹介されている。
ビジネス本に抵抗がある自分でも「ちょっと読んでみようかな」と思える一冊。
こういう場合にこの本を読むと良いといった参考文献の紹介も多くされているので、ビジネス本指南書としても参考になる。
星野リゾート自体に関心が無くても、サービス業・経営者にとってためになる一冊。
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本日ご紹介する本は
最近、ちょこちょこテレビで
みかけるようになりました、
星野リゾートの星野社長の、
学び方と実践の仕方
についてまとめられた本です。
星野社長は、社長に就任して依頼、
「教科書通りの経営」ということで
経営学の専門家が書いた「教科書」に
学び、その通りに実践してこられています。
その結果、社員のモチベーションアップ、
サービスの改善、コンセプト作り等を
通じて、大きく事業を展開されています。
学ぶ対象を「ビジネス書」ではなく
「教科書」と言っているところが
ポイントかなと思います。
単なる一過性のノウハウや成功例を参考にするのではなく
専門家が長年かけて研究してきた
実績のある「定石」を学んで、
その通りに実践するということです。
本の13ページの写真には
膨大な本の前の星野社長が写っています。
結構、洋書もあるようですので、
和洋問わず、本当に役にたつ本を、
厳選されているんだろうなと思います。
星野リゾートは、宿泊施設やスキー場など
基本はサービス業なので、
参考にされている「教科書」もサービス業向け
に役にたつものが多いのですが、
戦略、マーケティング、マネジメント
など、ビジネスの基本はかわりありません。
なので、我々のような製造業でも
多いに参考にしたい「教科書」が
たくさん紹介されています。
この本のいいところは、
「教科書」の紹介だけではなく
その「教科書」の内容を実際にどのように
実践したか、まで書かれているところです。
我々も少しでも真似て、
実践してみたい内容です。
ぜひぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
教科書の定石を知って経営するのと、知らずに経営するのとでは、正しい判断の確立に差がでる
製品には保証がある。サービスには保証がない=機械より不確かな人間が提供するサービスこそ「保証」が大事
ミスを憎んで、人を憎まず=同じミスを起こさないようシステムを見直ことが大事
お客はスタッフと接する短い時間=「真実の瞬間」で企業を評価する
料理メニューを作るように、お客の好みに合わせサービスを作る
ブランドには資産としての価値がある
「知覚品質」(お客がどのように感じるか)を高めるのは社員の力
ブランド価値=貯金:取り崩していたら、いつか失われる/将来を見て、積み上げていくことが大事
1%ずつでいいので、目指す目標に向かって、一貫性を持って進み続ける
エンパワーメント=人が持つ本来のパワーを引き出すこと
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆目次◆
第1部 教科書の生かし方
第2部 教科書通りの戦略
第3部 教科書通りのマーケティング
第4部 教科書通りのリーダーシップ
第5部 教科書通りに人を鍛える
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/a4c8a788448b13eb.png
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教科書通りにはいかないと思ってたので、驚きました。
教科書通りにいかないのは、理解不足だったのですね。
紹介された本も、読んで見たいです。
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古典的教科書は、全て模倣することで効果を発揮する。
中途半端な適用が失敗を招く。
読み込むって大事だよなぁ。
ロジックによって引っ張って行くことが大事。
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教科書の理論をどのように実務にいかすか。
そういった視点で、ビジネスマンとしては色々と学べることが多い本。教科書から導き出された理論を、星野リゾートが行きつ戻りつつどのように実践にいかしているかが良く分かる。まさに、生きたケーススタデイ集。
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星野リゾートのケースはMBA通学時代に散々いろいろなところで拝見して、その“おもしろさ”を知っているので、この本も店頭で手に取ってみた。その時には本書の姉妹書である『星野リゾートの事件簿』とともにだ。
経営はよく「アート」&「サイエンス」と語られる。星野社長は自身に「アート」の資質はないと自己分析しているがため、徹底的に経営理論を勉強して実行されているそうだ。
MBAホルダーで「経営に理論なんか役立つわけない」なんて周りから言われてちょっと悔しい思いをされている方や、経営やマネジメントにおいて拠りどころを見つけられずに自信を持てない方たちに読んでいただきたい本である。
僕自身も経営学を学んできたことが間違いではなかったと、さらに背中を押してもらうことができた本である。
偶然にも本書内で紹介されている本の大半を読んでいるのでなおさらである。
この本は星野社長の教科書を紹介する本であるが、僕にはこの本自体が教科書になる。
このような構成にした日経BPの編集さんはさすがだな。
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立ち読みだったけれど、かなりの収穫あり。
ビジネスを、アートではなく、サイエンスとして捉える。
定番の「教科書」を丁寧に読んで実践すること。
理論のつまみ食いはしない。
「マーケティング・マネジメント」や、「競争の戦略」、「いかにサービスを収益化するか」「真実の瞬間」など、良書とその実践例が紹介されている。
勢いを感じる本だった。でも、一番感銘を受けたのは、星野リゾート社長の読書量。やっぱり、優れた経営者は、実践の裏で、人の何倍も勉強している。
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ビジネススクールで参考図書になったものもネタ本にあった。テキストを読み込み、それを実践していくというスタイルは新鮮であった。お勧めである。